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スターウォーズ新3部作が教えてくれること

ディズニー資本になってからのスターウォーズシリーズ『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』。皇帝の死と帝国軍の敗北により、銀河に平和が戻った『ジェダイの帰還』以降の物語が実写で観られるとあってファンを歓喜させた一方、その反対の声もあったのも事実。

だってどう考えたってエピソード4〜6以上のものにはならないもの。1〜3だってそれなりに叩かれたけど、今回はそれ以上に不安要素が多かった。原作者のジョージ・ルーカスは手を引いてるし、ディズニー資本によってオリジナルのカラーが薄れてしまうんじゃないかといった不安、まぁ書き出すとキリがない。ないし、そういったことは他の記事で読んで欲しい。僕がここで書きたいのはそういうことじゃない。

どうしたって過去の素晴らしい作品と比較されるし、それらを超えるのは超絶難しい。過去作に出演してたレジェンドはみんな年老いていて、一線で頑張るわけにはいかない。だからキャストもスタッフも今の世代が頑張らなきゃいけない。昔のように景気も良くなければ、人の心にある未来への希望も希薄になってる(私見)。奇跡やレジェンド、スターも生まれにくくなってる時代です。そんな過去と比較すると現代は頼りなく、不安に思われるかもしれない。

それでも僕らはやらなきゃいけない。僕らの時代を、責任持って作るのは僕らしかいないんだから。偉大な人たちがいなくて不安にもなるけど、上の世代だってきっとそうだった。今は価値観もだいぶ変わってしまった。いろんなものが通用しないし、比較できないこともある。

ハンもルークもレイアも作中で死んでしまう。レジェンドが退場してもレイもベンも決して諦めなかった。バトンを受け取るんだ。いつだって物語の始まりはピンチから始まる。自分の戦いをするんだ。誰でもない、自分自身に胸を張って、誇りを持って生きていくんだ。

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