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旅日記①-2 北海道編。必ず寄るべき函館限定の超美味いチェーン店と観光地を多数紹介してみた。

今回は前回の北海道旅行の続きを書いていく。
前回の記事はコチラ↓



函館版マクドナルド「ラッキーピエロ」

北海道2日目はレンタカーを借りて洞爺湖へ向かった。北海道全体の地図から見れば函館→洞爺湖は近く見えるが、実際は150kmほど離れている。往復で300kmなのだから、まごうことなき長距離ドライブである。

その道中に、北海道出身の知人から教えてもらったオススメの飲食店「ラッキーピエロ」の森町 赤井川店に立ち寄った。ラッキーピエロこと“ラキピ”は、函館限定のハンバーガーチェーン店だ。

僕らは一番人気と書かれていた「チャイニーズチキンバーガーセット」を注文した。ちなみにセットのドリンクはウーロン茶限定で、お会計は現金オンリーだった。まさにローカルチェーン店という感じだ。

ピエロのロゴマークに派手な内装で、もしもオススメされていなかったら絶対に入らなかったであろう雰囲気のお店だったが、僕も彼女も料理には大満足だった。とてつもなく美味しかった。函館限定なのが本当に残念だ。

最高の温泉「洞爺 湖畔亭」

その後、2時間ほどのドライブを経て洞爺湖に到着した。ここでは予めリサーチしていた洞爺 湖畔亭という4つ星ホテルの日帰り温泉を訪れた。ここが本当に最高だった。

1Fのエントランスは非常に雰囲気が良く、千と千尋の世界観を彷彿とさせるアンティークな家具や装飾が施されていた。そして静かだった。少し奥にあるお土産コーナーは昭和レトロの香りが残る空間だった。

肝心の日帰り温泉はなんと9Fにあるため、エレベーターに乗って向かった。ドアが開くと小さな休憩スペースのあるこじんまりとした空間とガラス越しに見える洞爺湖の風景が現れた。

廊下を進むと温泉の入口に到着した。驚くべきことに人が全く居なかった。本当にここで大丈夫なのかと不安になるほど、静かで人気(ひとけ)が全くなかったのだ。

温泉の中には数人の先客がいたのだが、それでもガラガラだ。横に細長い室内の温泉は、同じく横に細長く続くガラス張りの壁から洞爺湖が広く見渡せるようになっていた。

こういった旅先の古いホテルにはサウナは無いだろうと思っていたが、サウナも水風呂も小さめではあるがバッチリ完備されていた。そして、小さな露天風呂の脇には外気浴用の椅子も2つ設置されていた。

広い室内風呂、サウナ、水風呂、外気浴スペース、露天風呂、開けた景色、全てが最高だった。このクオリティで大人1,200円(税込)だったのだからコスパ最強だ。人が少なかったのはタイミングの問題かもしれないが、それも本当に最高だった。

まるで外国?「セイコーマート ニセコひらふ店」

続いて僕たちは「セイコーマート ニセコひらふ店」へ向かった。ニセコは現在、外国人観光客に人気のエリアとなっていて、コロナ渦で多少落ち着いたとはいえ、その人気ぶりは依然として健在だった。

セイコーマート ニセコひらふ店は、そんな外国人観光客で賑わうニセコエリアのど真ん中にある店舗だ。実際に立ち寄ると、人でごった返していた店内の90%は外国人だった。いや、自分以外は全員外国人だったかもしれない。

更に印象的だったのは、駐車場に停められている車のほとんどが前向き駐車だった点だ。日本人はバック駐車をよくするが、海外では前向き駐車が主流だ。これはよくアメリカ出身の彼女と議論になるテーマだ。

右から2番目は彼女が駐車した僕らのレンタカー。
いつも前向き駐車の彼女だが、なぜかこの時だけはバック駐車をした(笑)

海外に来た気分を味わいたいという方には、セイコーマート ニセコひらふ店を訪れることをオススメしたい。

函館山の例の夜景

この日の最後には、函館といえば絶対に欠かせないスポットである「函館山」に登った。僕らは車で登ろうとしたのだが、冬季のためか通行止めとなっていた。

仕方なくパーキングに車を停めてロープウェイを乗ることにしたのだが、大人往復1,800円という価格に一瞬動揺した。だがここまで来たら後には引けないので、諦めてチケットを購入した。

山の上から見る夜景は、幾度となくネットや写真などで見たあの函館の光景だった。ただやはり、肉眼で直接見る夜景は別格である。1,800円を払う価値は確かにあったと思う。

函館山からの景色

本好きカップル必見の欠かせない良スポット

翌日、北海道滞在の最終日は函館 蔦屋書店に向かった。共に本が大好きな国際カップルである僕らにとって、本当に最高の場所だった。お洒落で心地の良い空間で、何時間でも滞在していたくなるような魅力がそこにはあった。

文章だけでは伝わらないと思うので写真を見てほしい。

激ウマ弁当がある「ハセガワストア」

お昼には、知人から聞いていたもう1つのオススメフードである「ハセガワストアのやきとり弁当」を食べた。ハセガワストアとは函館市を中心に店舗を持つローカルコンビニチェーンだ。

内装はレトロな雰囲気で、安いお弁当や総菜なども売られている、小さいスーパーのようなコンビニだった。ここのやきとり弁当は注文後に焼き上げを開始するので、焼き立て新鮮なお肉を食べることができるのだ。

なるべく出来立てを食べたかったので、購入してすぐに車の中で頬張った。ラッキーピエロ同様こちらも大変美味しく、函館から離れるのが一層名残惜しくなった。

勉強になった五稜郭

ラストは五稜郭だ。厳密に言うと五稜郭の隣に建てられた五稜郭タワーを訪問した。どうやら全日本タワー協議会というものがあるようで、生きているうちにコンプリートしたいと思った。

ちなみに東京スカイツリーはこの協議会には参加していない。他にも参加していないタワーはあるようで、日本全国のタワーが加入しているわけではないようだ。

五稜郭タワーの最も良かったポイントは、五稜郭に関する江戸時代から明治時代に掛けての歴史を分かりやすく漫画付きで学ぶことができる点だ。外国人の彼女も英語で説明があり、バッチリ理解できていたようだ。

3月下旬ではまだ桜が咲いていなかったが、もう少し遅い時期に訪れれば、綺麗な桜に包まれた五稜郭の風景を楽しむこともできただろう。逆にもう少し早めに訪れていたら、綺麗な雪景色に包まれた五稜郭を楽しむことができただろう。

今回みた五稜郭は、枝だけになった寂しい木に囲まれたパッとしない五稜郭さんだった(笑) 次回訪れるときは時期を変えて訪れてみたい。

旅の終わり

最後に市内の赤レンガ倉庫でお土産を買うことにした。どこでも買える白い恋はスルーし、北海道限定商品のスナックを幾つか選び、空港へと向かった。

ちなみに北海道では道路上に「止まれ」の文字が書かれていないことが多い。おそらく冬の時期になると雪で隠れてしまって意味をなさないからだろう。東京民に取っては見慣れない光景だ。

空港近くにあるレンタカー屋で車を返却し、何事もなく東京へと帰郷した。東京の天気はずっと悪かったようだが、幸い函館の天気はずっと良かった。

長年ブログを書いてきたが、やはり旅の記事をまとめるのは楽しい。またどこかへ出掛けた際には、こうして内容をまとめてみようと思う。

There is always light behind the clouds.
雲の上はいつも晴れ。

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