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ボーッとする事の大切さ

疲れているときにはどうやって過ごすべきか、いつも頭を悩ませるテーマの一つですよね。私も以前は、電車での長い通勤時間を有効活用しようと、本を読んだり、勉強しようとしていました。でも、仕事で疲れ切っているときには、本を開く気力さえなくなることもしばしば。そんな時、無理にでも自己啓発をしようとするのは本当に効果的なのでしょうか。

実は、疲れている時にぼんやりと過ごすことの意外な利点に気づいたんです。脳科学の世界では、ぼんやりしている時に活動している「デフォルト・モード・ネットワーク」という部分があると言われています。これは、人が自分の内面に目を向け、過去の出来事を反芻したり、未来を想像したりする時に活発になる脳の領域です。つまり、何もしないでいる時間が、実は私たちの脳にとって非常に有意義なのです。

それに、通勤中にゲームをしたり、SNSをひたすらスクロールしたりするのは、脳にとってあまり良くないとも感じています。こうした活動は脳を刺激しすぎて、必要な休息時間を奪ってしまいます。つまり、ぼんやりと窓の外を眺めることが、実はもっと効率的な休息方法なのかもしれません。

さらに、私が実践しているのは、疲れている時には無理せず休むこと。疲れた脳にさらに負担をかけることは、長期的に見ても自己成長にはつながらないと思います。むしろ、休息を取ることで、脳が情報を整理し、新しいことを学ぶ準備をするのです。

私の経験から言うと、疲れた時には思い切ってリラックスすることが、結果的には生産性の向上や個人的な成長につながると感じています。無理に活動を続けるよりも、自分自身に優しく、そして脳に休息を与えることの大切さを、ぜひ覚えておいてください。

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