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スキルは4W1Hを理解して初めて身に付く

「さっき練習したスキルなのに使ってくれないな」
「5対5になると練習でやったこととは違うプレーを始めちゃう」

こんなことを思うコーチはたくさんいると思います。

「練習は流れになっているから、やったことを思い出しながら練習してみよう」
とか
「さっきやったばかりじゃん。使おうよ!」
とか私もついつい言ってしまいます。

今日はそこを練習から改善する方法を書いてみます。


4W1H

選手の立場からすると
その時にそう判断してプレーする選択肢しかないから、そのプレーを選んでいるんですよね。

では、試合でスキルを発揮するために必要なこととは何か。

それはそのスキルの4W1Hを理解することです。

WHAT / WHY / WHERE / WHEN / HOW

スキルを教える時って、WHAT(何を)HOW(どうやって)の部分を丁寧に教えることが多いです。

例えばこんな感じ。
こうやってドリブルをついて、ここで右足で止まって左足 が地面につくと同時にジャンプしてシュート。

これを繰り返して、シュートが入る確率を上げようとする。

でも、これだと試合で発揮するスキルになりにくいんです。

特に大切なのはWHEREとWHEN

ここにWHERE(どこ)とWHEN(いつ)が入ってくると試合につながってきます。WHEREとWHENが入るとWHYが理解できます。

45度のポジション(WHERE)からミドルに抜いていった時に、ディフェンスの体が回って同じ方向を向いて走る形になった瞬間に(WHEN)、右足で止まって左足が地面に着くと同時にシュート。ディフェンスがその体勢では急には止まれず、一歩多く踏むはず。そのこで生まれたディフェンスとの距離を使って、シュートにもっていく(WHY)。

この流れを頭の中に想定しながら練習すると、ディフェンスの体勢によって選択するプレーを決めることができるようになります。

選手やコーチの数だけ正解がある

このスキルのWHEREとWHENに関しては正解などはありません。
有名なコーチが言っていたからこうやるのが正解とか、NBA選手がやってたからこうやらなきゃダメとかありません。

ボールを取られずに確率の高いシュートにつなげる。
その手段はたくさんあります。

それを自動的に体が動く状態にしていくことがスキルトレーニングだと思っています。

正解が無いからと言って好き勝手にやってもいいいのかというとそうではありません。

スキルトレーナーとして
より効率的にシュートに繋げられる技術を学ぶことも必要だし、
選手一人一人の特徴に合った技術を提案できるように学ぶことも必要です。

コーチ同士で考え方をシェアし合うってことも大切なことだと考えています。

試合で発揮するために

練習したことを試合で発揮するには時間がかかります。
その時間を少しでも短縮するためにも、練習の中にWHEREとWHENを組み込んでWHYを理解させて取り組めるといいですね。

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