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チーム友達

チーム友達
チーム友達


俺たち何?えっ!?


チーム友達


大バズり中のチーム友達。

チーム友達に出会ったのは、数ヶ月前だった気がする。なんか頭悪そうという第一印象。
悪そうな奴らが集まっているところを上の視点から撮っているMVのサムネイル。

感覚的になんだか新しいhiphopなんだなぁと。でも再生はしなかった。

これまでもHiphopが大好きです。
中学生の頃から聴いている。
Hiphop世代だと思う。

Nitro Microphone Underground
オジロザウルス
Kick the Can Crew
RIP SLYME
キングギドラ
Zeebra

悪そうなやつがイケててモテる時代
みんなモテたくて悪いフリしてた
僕は平成をそういう文化だと思ってる。
ちょい悪オヤジとかもそう。
悪いフリ文化の平成を終わらせたのはSNS
SNSではフリでごまかせなくなった。

ネットで様々なものがリンクしている現代では、見える化が進み、醜さや悪さや不正を暴きやすく可視化しやすくなった。
脱税だって簡単じゃないだろう。

いまどきは小市民に優しい時代。
万引きも、キセル乗車も、生活保障不正受給も、軽犯罪を技術の進歩が駆逐してくれるだろう。ただ真っ当に生きている人達が生きやすくなる令和。

そんな令和に、クリーンに生きるひとがこれまでよりも、得をするようになってきている時代に、Hiphopはチーム友達で盛り上がった。
悪いフリは平成で終わったんじゃないのか。

Hiphopで友達といえばZeebraのこのフレーズ
「俺は東京生まれHiphop育ち、悪そうなやつはだいたい友達」

これはいまでも令和にも根付いている文化

この"悪そう"がポイントなんですね。

悪人と友達とは言っていない。
悪そうなやつ
、なんですね。

だいたい友達なのは、
悪そうに見えるけど実はいいヤツ、です。
対義語はいいヤツに見えるけど実は悪い政治家や詐欺師。


ファッション、音楽、カルチャーが共感出来たら俺たちは友達になれるでしょ、というZeebraイズム。

チーム友達も悪そうですね
派手だし、夜だし、踊っている

でも令和の時代にもなお彼らが表現したいことは、根源的な悪ではなく、悪そうに見えるけど実はいいヤツな文化、です。
これが根底にあると僕は考察しています。

チーム友達を歌っているのは、千葉雄喜
最初は知らない名前だから再生しなかった。

あんまりにもオススメに出てくるので再生して感じたことは、KOHHそっくり。
僕とひと学年だけ下のKOHHはアーティストを引退している。

歌詞のシンプルさや発声、似てるなぁと
こんなモノマネが台頭するなんてやっぱりみんなKOHHが好きなんだ

これがチーム友達の第一印象でした。





似すぎていると思ったら本人が改名していた!
KOHH→千葉雄喜 同一人物

うあやられたーー

改名してここまでバズるなんて
いちいちやることがカッコいい

チーム友達
チーム友達

俺たち何?
えっ!?

チーム友達

関西、関東、にーし、ひがーし
きーた、みなーみ

チーム友達

もはや東京一極集中は終わりということなのか。(たぶんそんな深い意味はない笑)
IoTで物理的な隔たりが薄く軽くなってきているのは確か。この感覚をチーム友達と共有している気分になる。

Zeebraが東京を強くレペゼンして代表したのに対して、KOHHこと千葉雄喜はチーム友達でこう歌ったわけです。

西東北南
俺たちチーム友達

Remixのバズり方も興味深い。
長くなったので今日はここまでにします。


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