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α7CRのカスタマイズ設定〜「Fnメニュー設定」編(#1181)

α7CRのカスタマイズ設定、第2弾です。

前回はカスタムキー/ダイヤルの設定を紹介しました。

今回は「Fnメニュー設定」編です。

α7CRで設定していますが、α7CIIでも参考になるのではないかと思います。

FnメニューとはFnキーを押したときに、画面下部に表示される12個のメニューのことです。アクセス頻度が高いメニュー項目をここに設定しておくと便利です。

私は次のようにカスタマイズの方針を立てています。

優先1)瞬間的に操作したい機能をキー(ボタン)やダイヤルに割り当てる。
優先2)キーやダイヤルに割り当てられなかった機能をFnメニューに割り当てる。
優先3)それ以外の使用頻度が高い機能はマイメニューに割り当てる。

優先1については上にリンクを貼った「カスタムキー/ダイヤル設定」編をご覧ください。

まず、メニュー項目をどこに割り当てるのか、全メニューを確認します。
下の図は、α7CRのヘルプガイドからキャプチャした画像に私が青、黄、赤の色分けをしたものです。

キー(ボタン)、ダイヤル、Fnメニューに設定したくても設定できない項目もあります。その辺は説明書にも書いてないので、画面で確認しながらどれが設定できるか見極めないとなりません。その点を加味して色分けしてあります。

青は、優先1のものです。キー(ボタン)やダイヤルに割り当てしました。
赤は、優先2のものです。Fnメニューに割り当てました。
黄は、優先3のものです、マイメニューに登録しました。

Fnメニューはこのようなメニュー構成になりました。

解説します。上段左から右にみていきます。

ISO感度:ISO感度は後ろダイヤル(R)で変更できるようにしていますが、ここにも登録しています。ここではISO AUTOの時の上限〜下限を変更するために使います。

ファイル形式:RAWで記録するのですが、全画素超解像ズームを使うときはJPEGに、クリエイティブルックを使うときはRAW+JPEGに変更します。

RAW記録形式:RAWはロスレス圧縮RAWで記録するのですが、連写速度をMAXの8コマ/秒にしたいとき、ロスレス圧縮RAWでは速度が下がるので、圧縮RAWに切り替えます。カワセミのダイブや飛んでいる鳥を撮るときに切り替えます。

アスペクト比:主に1:1にしたい時に切り替えます。

インターバル撮影:インターバル撮影するときに使用します。

フリッカーレス撮影:室内で撮影するとき、フリッカーが発生する場合はここで切り替えます。通常は「切」にしています。「入」にすると連写速度が落ちますので通常は「切」にしておきます。

下段の左から右へみていきます。

手ブレ補正:手ぶれ補正の「入」「切」をします。レンズ側にスイッチがない場合、ここで切り替えます。

手ぶれ補正焦点距離:オールドレンズを使うときにレンズの焦点距離をここで合わせます。

測光モード:測光モードを切り替えるときに使います。

ホワイトバランス:ホワイトバランスを切り替えるときに使います。

クリエイティブルック:クリエイティブルックをここで設定します。

AF被写体追従速度:野鳥撮影で被写体の追従具合をここで調整します。

以上の12項目を設定しました。

自分なりに使用頻度が高そうなものから左に置いてあります。

キー(ボタン)、ダイヤル、Fnメニューに設定したくてもできない項目はマイメニューに登録しました。その辺はもうお好みの世界ですが、「フォーマット」を一番上に登録しています。そしてMENUボタンを押したらマイメニューが優先で表示されるようにしています。

以上、ご参考になれば幸いです。


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