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9ヶ月後に家を出ていく工業高校卒の次男に贈るレシピ【③簡単すぎるタラコパスタ】

note3回目、いつも読んで下さりありがとうございます🙇‍♂️

今回も次男の反抗期エピソードの続きから始めます。レシピを見たい方はレシピへ進んで下さいね😊


【工業高校1年、反抗期終盤】
毎朝、苦労して作っていた弁当、完食していると喜んだのも束の間、捨てられているかも?と疑いをもった私。
心、ザワザワ、血圧も一気に下がって力が抜けるかんじ。


まず、ナゼ?次男が弁当を捨てているという疑いをもったかというと……


持ち帰った弁当箱が、あまりにも綺麗すぎたことだ。
次男は、いつも保温弁当の白米を少しだけ残す。容器の底の白米を食べるのが面倒なのかハシの使い方が下手なのか。

しかし、完食と思っていたときは米粒が1粒も残っていない。そして、おかずの仕切りに使っていたバランやアルミカップも無いのだ。

あきらかに、おかしい。 それらを食べたとは思えない。 そうなると弁当箱の中味を捨てられているとしか考えられない。

そんなピカピカ空弁当が何日か続き、日に日に気持ちが重くなる。 『残した弁当はどこに捨てているんだろうか』『一口も食べずに捨てられているんだろうか』『捨てている場所の人に迷惑をかけていないだろうか…』

『このまま見過ごして食べていると思った方がいいのか』 『次男に問いただして逆ギレされないか』 『人に迷惑をかけているんだったら次男に聞くべきだ』

いろんな葛藤があったが

黙って見過ごすことはできないので意を決して学校から帰ってきた次男が弁当箱を出すときに「この弁当、捨てているよね」と聞いた。


すると、あっさり 「そうだよ。」

「なんで、捨ててくるの❗」

「どうせ家で捨てるとき、自分で捨てなきゃいけないので外で捨てるのも一緒だろ。」


そんなことを言われた。


頭がガーンとなってショックと怒りで言葉が出なかったが


「外で捨てるのはやめなさい。生ゴミで迷惑をかけるし、家まで持ち帰りなさい」としか言えなかった。



心の中では『二度と弁当なんてつくってやらない!』『ご飯もつくりたくない』『捨てられるために弁当をつくっているわけじゃない!』『朝からの大変さなんて、全くわかってない』
そんな声が怒涛のように湧いてきた。


この感情は私、目線だか 次男に言わせたら
『不味い弁当、毎日食わせるんじゃねーし』『弁当なんて作らなくっていいし金よこせ』『自分の好きな物を好きな量、好きなタイミグで食わせろ』『あ〜早く、こんな家出ていきたい』
口には言わなくても、こんな声が聞こえてきそうだった。


次男は次男なりの理由があると思うが、そのときは、そんなことを慮る余裕はなかった。

私は自分の救いとして弁当を捨てている次男がきっと心の中で『お母さんごめん』と言っていると思おうとしていた。


しばらく無虚力感と惰性で弁当をつくっていたが気持ちが落ち着いた頃に「なんで弁当を残すの?」と聞くと「まず量が多い、詰め込み過ぎ」「課題に追われて本当に食べる時間が無いときがある。」と言われた。


『ふうん、ただそんな理由なんだ。』
『くそババアの飯が食いたくない』とか、そんな理由じゃないんだ。と肩の力が抜けた気がした。


気を取り直して弁当をつめる量を調整したり詰め方を少し変えたりした。食べる時間が無い日は買い弁にしたりした。
今までは食べ盛りだと思って少しでも多く、1品でも多く食べさせたい!という気持ちだったが、それもやめた。


そうしていると少しずつ食べてくる日が増え完食になることもあった。


そして高校2年生になり、かなり弁当が綺麗に食べてくることが増え、捨てていたときとは違う綺麗さ✨だった。

「なんで最近、こんな綺麗に食べれるようになったの?」と聞くと

「友達がオレの弁当を食べるから」


「えっ!あんたの弁当、食べているの?」と 驚いた😮
その頃は、食べやすいように牛丼風にしたり焼きそばを入れたり味付けも弁当向きにしていたと思う。



それを友達が食べてくれているそうだ。 1人ではなく、4人くらいに😮

友達に人気の弁当メニューは唐揚げ、炊き込みご飯、油淋鶏、焼きそば、赤飯、牛丼なんかは人気が高くて、結構食べられていたそうだ!

あとから、その友達に聞いた話では次男が「これ美味しいから食べてみ!」 と言われて…という話も聞けて、すごく嬉しかった。

次男が美味しいと思ってくれていたことも嬉しかったし、私の弁当を男子高校生4~5人がわちゃわちゃ言いながら食べてくれているのも嬉しかった!


そして単純な私は俄然、張り切って残りのお弁当つくりも頑張って美味しく食べてくれる工夫をした。次男に「今日のお弁当、どうだった?」と会話も増えた。


あっという間の高校3年生。工業高校生はほとんどが就職する。働き始めると、お母さんのお弁当が食べることが少なくなると思われる。高校生活、最後のお弁当の日! いつも一緒に弁当を食べてくれていた友達も家の最後の弁当はどんなのかな?と……

な・の・に

私は寝坊をしてしまって弁当がつくれなかった😂
こんな日に寝坊なんて💦💦

なので反抗期最後の弁当はお母さん弁当ではなく他のお母さん弁当だった。 まぁ、これも一生忘れられない思い出だ。

以上が反抗期終盤、次男エピソードでした!


あゆみ母さんレシピ
【③簡単すぎるタラコパスタ】

次男はパスタの中で1番好きなのが、このタラコパスタ。外食でも、家でもタラコパスタ。
タラコパスタが食べたくなるときは塩分の物とプチプチした食感を欲しているときかもしれませんね!お酒を飲みすぎたとき、飲んだ次の日の昼食に食べたくなるレシピです😊

①揃えるもの(2人前)

パスタ2人分を和えれるボウル、鍋、パスタ1.7mm、2束、タラコ60g、バター30g(バター風の安いやつでもOK)、大葉10枚、焼き海苔、少々、牛乳大さじ4杯、醤油大さじ1杯

②作り方
1.⭐まず、最初にやること!
鍋にパスタを茹でるためにお湯を入れ、火にかける(タラコパスタで1番時間がかかる)

2.ボウルにタラコ60g、バター30g、牛乳4杯、醤油大さじ1杯を混ぜる。

3.大葉を細切りにし、焼きのりも細切りにする。

4.茹であがったパスタは、湯をしっかり切って調味料を和えたボウルに入れて、よく混ぜる。
細切りの大葉を入れてさらに混ぜる。

5,皿に盛り細切りの焼き海苔をかける

6,出来上がり

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ポイントは最初に、お湯をわかすこと、パスタは1.7mmを使用、タラコは辛くないタラコ(明太子でもOKですが辛くないもの)使用すること!この3つです。


✱大葉は家にないことが多いです。週末に食べたい!と思ったら買っておくこと。保存方法は大葉の茎がつかるくらいの水をコップに入れてラップをして冷蔵庫の扉に近いところに保存。1週間くらい保存できます。

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⭐最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しでもいいなと思われたら❤スキ❤をしてもらえると励みになります。
また、次回もお読みいただけることを楽しみにしています。

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