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8割の仕事を手放して人生を変える、20代ラスト

私は今年の8月で30歳を迎えるのだけど、20代ではなくなることに、ものすごく不安を感じてしまう。

心の底から「歳をとるのが楽しい」とは言えないし、これから言える日が来るのかもわからない。これまでは正直、「20代だからなんとか誤魔化せたこと」もあったと思う。

そんなあるとき、同級生の友達から言われた言葉が心臓をぶち抜いた。

お金を稼ぐことはいつでもできる。でも、時間は戻ってこない。だから、やりたいことは「今」やるんだよ。

私はこのありがたい言葉を聞いて、思った。


せめて30歳になる前に、やり残したことをぜーんぶやり遂げればいいじゃん!って!

「じゃあ、私がやり残したことってなんだろう・・・」と考えたときに思い浮かんだのが、「天職を見つける」ということ。

私は会社員時代に営業をしていて、友達から「天職だね!」と言われたことがある。その言葉が今でも忘れられないし、実際に会社員として働いていた日々を忘れることはできない。(戻りたくもないが)

フリーランスになってからも営業をしたことはあるけど、会社員の頃の感覚とはなんとなく違った。営業、できるんだけど、天職じゃない……。

というか、そもそも天職ってなに?とGoogle先生に聞いてみると、意味は以下の通りでした。

天から授かったつとめ。
神聖な職務。
自分の生まれつきの性質に合った職業。
天子が国を治める、その職務。

https://languages.oup.com/google-dictionary-ja

「天から授かったつとめ」って、なんかすごい大それたことに感じるけど、天職っにはそれほどのエネルギーがあるんだなあ……。

そこで私は、2022年に出会った「コーチング」が天職なのではないか!?と目を付けた。なぜなら、自分自身がコーチングを受けた瞬間に「やりたかったのはこれだ!!!」と火がつき、そのまま認定コーチの資格を取得したからだ。そこにはものすごいエネルギーがみなぎっており、コーチになると確信していたのかもしれない。

ちなみに、認定コーチの資格には多額のお金を注ぎ込んだ(20代にしては痛い)。まあそんなことはどうでもよく、コーチングが天職なのかどうかを、20代のうちに確かめたかったのだ。

コーチングを仕事にするためには、スキルアップや経験、商品づくり、マーケティングなど色んなことをしなければならないので、とにかく多くの時間を要する。ということで、フリーランスになってから、これまでお世話になった企業さんを離れることに

仕事を辞めることを伝えたときは、ありえないくらい泣いていた。できることなら継続したかった。だけど、中途半端な気持ちでは携われないくらい、品質の高い会社だ。だから私も、そんな会社のみなさんと肩を並べらるくらい、品質の高いコーチングを提供すると決意した。

そうして、5社ほどご契約いただいていた企業様が、現在1社にまで激減。収入もその分減り、より一層リスクと隣合わせの毎日に。だけど、今となにも変わらない人生を想像したときに、今リスクを背負わない人生のほうが怖くてしかたなかった

コーチングは5月から収益化していきたいので、現在は集客にかなり力を入れている。まだまだできることはあるかもしれないけれど、目の前のことから順番に全部やっていくつもり。

それで面白いのが、今までやってきた経験が、今になって繋がっていること

新卒でなんとなく入社した会社での「営業」、副業で始めた「ライター」や「ブログ」。そして趣味で始めた「Instagram」。今やっとすべてが繋がり、私が心から売りたいサービスを販売できる動線づくりができた。(まだまだなのは置いといて)

一つひとつが関係ないことに思えても、ぜんぶ繋がってることに感動した。

もちろん収入は減ってしまったから、銀行口座を見るのはちょっと嫌だし、それでも税金を払わなきゃいけないから知らないふりして払ってる。

でも、お金よりも、もっと大切なことがある。肩書きや地位の先にあるものだけでなく、「自分の軸」の先に見えるものが本当の幸せなんだと思う

もし、「人生を変えたい」「前向きな方向に転換したい」と思っている人は、何かを始めたり、辞めたりすることで、人生が動き出すかもしれない。

フリーランスは特に上司がいないから、心海の底で先が見えない道を彷徨っている気がするんだよね。でも、誰かと触れ合ったり、視野を広げたりすれば、必ず自分だけの灯を見つけられるはず。

人と比べずに、自分だけの軸を見つけることで、迷わず判断できるようになる。

「まだ若い」と思っているうちに、どんどん色んなことに挑戦していこう。人生は、実験みたいなものだから。

さて、明日もたくさんの人に会える。楽しみだ!おやすみなさい!

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