9: 『自分を受け入れる』ことの勘違い。
真ん中双子4人の子育て奮闘中ママ。
(9歳息子ヨウ、6歳双子の息子カイ、リク、4歳娘ツキ)
自分の心と向き合い始めた今の私の日々の気づき、想いを綴ります。
初めましての方はこちらから→https://note.com/yui_watashiiro/n/n4a41ab67c354
以前の我が家、
夕飯前によく起きていたこと。
夕飯準備が終わりそう。
キッチンにいる私は
「ご飯になるからお皿運んで〜」子供達に呼びかける。
「はーい」と声が聞こえたので
私はそのまま準備を続ける。
…来ない子供達。
「ほらー、ご飯だよー。運んで〜」
また「はーい」と聞こえた。
…のに、来ない。
遊んでいる手を止めない。
何度か繰り返しているうちに
「もぉ、ママが運ぶからいい!早く席に座って!」
っと怒りモードに。
なのにまだ席に座らない子供達。
あぁー
イライラするー
イライラするー
イライラするーーーーー!!!!
「そんなに遊びたいならご飯食べないでいい!!」
というセリフを吐き捨て、プンプンしながら
ご飯を食べ始めようとする私。
子供達はしまった!という感じで
サササッと席に座り始める。
私の様子を伺うように話しかけてくる娘。
私は”怒ってますオーラ”を全開。
娘は半ベソ。
息子たちはだんまり。
…
…
子供達食べ始めたけど嬉しくない。
全然美味しくもない。
ただただ嫌な気持ちになっただけ。
そして自分に言う。
そんなに怒らなくてもいいんじゃない?
いつもそうだよね、
怒って従わせるよね、
あぁ、怒りたくないのにまた怒っちゃった。
怒ったっていいことない。
自己嫌悪になるだけ。
さて、この”怒り”をどうするか?
今までは
そのまま自然に無くなっていくのを
ひたすら待った。
時間が経てば怒りはおさまる。
でも消えたわけではない。
次の日にポッと火が付きやすくなるだけ。
そうだそうだ!
”怒り”を受け入れればいいんだよね。
『怒りを受け入れる』
のがいいらしいと知った私は
『怒りを”否定”しないで自分の怒りを”肯定”』しました。
〈 子供達に怒るを肯定 〉
・肯定1
→怒るのも仕方ないよね。4人も子供がいるんだもん。
・肯定2
→怒るって別に悪いことじゃないよね。
・肯定3
→1日の終わり、疲れてるだけだよね。
・肯定4
→時に子供達を怒ることも必要じゃない?
・肯定5
→怒ってもしょーがないことだよ。
肯定したから、もう怒った私はいません!!!!
でも、なんだか心が晴れない…。
ん?
いやいや。
ちょっと待って。
それは受け入れたわけではなくて、言い訳してない?
子供4人だったら怒っていいの?
疲れてたら人に怒っていいの?
しょうがないって諦めたの?
しかも、
私は悪くないって完全に子供のせいにしてるよね。
正当化することが受け入れるということなの?
そうじゃないーーーー。
だって、
怒ることはダメなことだから、
そんな私は無くしてしまおうってしてる。
あらためて
『受け入れる』ということを知った私がすること。
ただ怒っている私を「私怒ってる」とみる。
私、怒っちゃダメ!と静めることもしない。
「怒っていることを自覚する」
それだけ。
…なのです。
なんじゃそれ。と思われるかも。
「怒っていることをただ自覚する」
これが、案外難しいのです。
(いや、本当に。)
気付いたら言い訳して逃れようとしてたり、
犯人探ししてたり、いろんな思考働いてしまうから。
自分や誰かを悪者にする必要はない。
善悪ないから。
無理に上書きしなくていい。
頭で考えない。
そうすると、
どうしてもお皿を運んで欲しかったわけではないんだよー。
遊んじゃダメと思ってるわけじゃないんだよー。
別にご飯食べたくないって言われてないよね?
…
…
私、何で怒ってるんだっけ???
怒りを自覚すると
隠れていた本当の気持ちが見えてくる。
夕飯の時の怒りに隠れていたのは
【みんなで楽しくご飯食べたい♡】
という私の気持ち。
「子供達にお皿を運んでほしい、
手伝って欲しい、
私の言ったことをしてほしい」
これは表面的な気持ち。
じゃあ、なんで怒りになったのか?
子供達の態度に対して
「遊びの方がいいのー?
私とのご飯より遊びの方がいいのね…
ママは悲しいぞ…。涙」
と勝手に私が傷ついていたから。
(かなり勝手。)
これ以上悲しみたくないから
「遊びの方がいいって言っても、
無理矢理にでも一緒にご飯食べさせてやるー!!
だって、みんなと食べたいんだもん!!」
(みたいな鬼ママ発動♡)
そして、
「なんで手伝ってくれないの⁉︎」
「なんで言うことを聞かないの⁉︎」
「遊んでばかり!!」
ということが怒りの理由なんだと勘違い。
とっさに出てしまう怒りの反応。
一緒に食べてくれない〜って怒ってただけ。
なんだか、私の方が子供みたい。笑
(親として恥ずかしい、とかないよ。)
怒らなくても 大丈夫、大丈夫、
みんな一緒に食べられるから。
ほら、一緒に食べようって言ってみよう。
(本当に、まるで子供。笑)
怒りであっても、
受け入れた先には♡が待ってる。
なんとも不思議な現象。
なんです。
"そもそもなんで怒ってるの?"
怒っているあなたにも
きっとあります。♡が!!
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