不老長寿

　梅雨のはしりのように気まぐれな空が続いておりますが，みなさまいかがお過ごしでしょうか。
　結衣と申します。よろしくお願い申し上げます。

　さて，桜の季節が終わりを迎えたころ，自宅の松のミドリ摘みを行いました。昨年までは庭師がしていたのですが永眠されましたので，今年に限ってはよく一緒に作業していた私がすることになりました。
　松の木は，五葉松と黒松が数本ずつあります。庭師は「手で折れるけれど」と言いながら剪定鋏を使っていたので，私も剪定鋏を使っています。基本的には，元の形を維持しながら全体のバランスを整えるだけですが，1本は南側が枯れかけていたのでそこは新芽の成長に期待して少し多めに残しました。どうするのが正しいのかはよくわかりませんが，庭師が好きなかたちにすればいいと常々言っていたので今回はそのようにしました。

　他の樹木はおそらく新しい庭師がすると思いますが，良い折ですし，秋の終わりのもみあげもしてみようと思います。