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新人看護師さん必見!先輩から怒りを買いやすい発言とは?

今回の記事では先輩方から向けられる怒りを緩和する方法をお伝えしたいと思います。

できることならば、怖い先輩方からの叱責は避けたいですよね。毎日少しでも気持ちよく働けることで患者様に提供する看護の質も変わってくるのではないでしょうか。

今回は私の新人時代の経験を元に、どのような発言をすると先輩方から怒りを買いやすいのかをお伝えしていきますね!

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①このような言葉をよく使っていませんか?

新人看護師さんはわからないことやできないと感じることがたくさんありますよね。最初から知識豊富で仕事がバリバリできる新人さんなんていません。新人さんが”わからない””できない”のは当たり前のことです。

上記のことはもちろん大前提ですが、先輩から仕事上で何かを聞かれたときにこのように答えていませんか?

「知りません。」「わかりません。」これらのワード、実は禁句です。

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②何故「知りません」「わかりません」が禁句なの

「新人だからわからないのは当然だし、わからないことをわからないと言って何が悪いんですか!」と思われるのは当然のことです。しかしながら、多くの先輩方は無責任なことや、努力しない姿勢に不快感を示します。何度も言いますが、もちろん新人さんがわからないことだらけなのは当然のことです。ただし、知らないことを知ろうとする、できないことをできるようにしようと努力する姿勢を見せることは必要です。そのような姿勢を見せずにただ「知りません。」「わかりません。」と返事を繰り返すことで無責任に映ってしまうことがあります。


③私が新人時代に「知りません。」と発言してしまった経験から学んだこと

私が新人時代に「知りません。」と発言してしまった時にどうなったのかを以下で具体的に紹介したいと思います。

2連休明けに出勤したある日、患者様の前日の状態を先輩に質問されました。しばらくお休みだったことに加え、情報収集を行う前の段階で質問された為、「しばらく休みやったんで知りません。」と何も考えずに返事をしてしまいました。そのように返事をすると、「知らないってどういうこと?知らないって無責任じゃない?」とムッとした表情で先輩は私に言いました。このようなやりとりから、看護の世界では「知りません」というワードは禁句であるということを学びました。そしてある時、私の「知りません」を聞いた優しい先輩から以下のアドバイスを頂きました。

「知りませんってなんか無責任に聞こえるねんな。知らんときは言葉遣いを変えた方がいいわ。何かを聞かれて、どうしてもわからんこともあるやろうから、そういう時は把握できていませんって言うといたらいいわ。」

この先輩のアドバイスはとても有効でした。以降、何かを聞かれてどうしてもわからない時には「申し訳ございません、把握できていません。今から調べます。」などのように答えるようにした結果、先輩から叱責を受けることは少なくなりました。

当時を振り返れば、先輩に前日の患者様の状態を質問された際に「申し訳ございません、昨日はお休みを頂いていたので患者様の昨日の状態がまだ把握できていません。これから情報収集します。」と返事することが正解だったのではないかと思います。


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④まとめ

仕事において、無責任に映る発言や努力の見られないような発言をすることはNGです。この話は看護の世界においてだけではありませんよ。そのような発言をすることで先輩方から叱責を受ける確率が高くなります。最後に上記の私の新人時代の経験以外に、新人看護師さんがよく叱責を受けるケースを一つ挙げておきます。

(主にペアナーシングなどの状況下で)業務が立て込んでいる際、仕事を先輩と分担していて、先輩が主に看ていた患者様について他の先輩に何かを聞かれたとします。「その患者様は先輩が看ていたので知りません。」などの発言を新人さんはよくしてしまいがちです。もちろんこのような発言はNGです。ペアナーシングなどチームでの看護であるはずであるのに、その患者様のことはまるで先輩だけの責任になっているように映ります。きっと先輩は上記のような発言をしたらこのように答えるでしょう。「忙しいのはわかるけど、どうして情報共有してないの?その患者様のことは先輩だけの責任?自分も患者様のこと気にならない?」と。このようなケースにおいては、必ず分担していた業務を終えてペアの看護師と合流した際に情報共有をしておくことが重要です。

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