2023/5/17のAIニュース&話題のプロダクトまとめ
こんにちは!株式会社デジタルレシピ CTO室の荻原(@yui_nk222)です。
5/17のAIニュース&話題のプロダクトについて、いくつかピックアップしてご紹介します。
話題のプロダクト
1. OCTANE AI Insights Analyst
D2Cブランドのリサーチを行うAIエージェント
レビューをインポートして、下記のような質問・タスクをAIに依頼できる
より良い、もしくは悪いレビューを受ける製品はあるか
星が低いレビューで挙げられた懸念事項に対処する製品説明文章を作成して
商品の返品や交換を減らす戦略を提案して
肯定的なレビューを残したユーザーから購入者ペルソナを作成して
2. Learnt.ai
教育関係者のコンテンツ生成(執筆)をサポートするAI
レッスンの作成や宿題の作成、評価基準の作成など、教育に関するいろいろなタスクを手伝ってくれる
無料でトライアル可能
3. PLUMY.app
Shopify特化型のAI
商品説明文やSEOコンテンツ、広告文の作成など、14種類以上のAIツールが用意されている
Shopify App Storeから無料で試せる
4. guidde
Chrome拡張機能で画面の動画を撮影すると、AIが自動でドキュメントを生成してくれる
画面の内容を読み取って、スクリーンショット付きのドキュメントを生成してくれる(デモ動画を見るとわかりやすかったです)
プロダクト関連ニュース
1. Zoomが近々Anthropicのチャットボットを同社のプラットフォーム全体に統合する予定
ZoomはAnthropicと提携し、同社のAIアシスタント「Claude」をZoomの生産性プラットフォームに統合する予定
Claudeは、カスタマーサポートを助けるチャットボット
Zoomは既にAIを活用した機能を提供するZoom IQを持っていて、今のところ、要約やメッセージの下書きを生成したり、テキストプロンプトに基づいてホワイトボードを作成したりすることができる。
2. ZapierがノーコードとAIを組み合わせた2つの機能をリリース
実現したいことを伝えると、数秒でZap(サービス同士を組み合わせて作成したアプリ)を作成してくれる
Zapier上でJavaScriptかPythonのコードを実行できる「Code by Zapier」というステップで、実装したいことを伝えるとコードを生成してくれる
その他
1. サイバーエージェントが日本語特化のLLMを公開
サイバーエージェントが、商用利用可能な7B(68億パラメータ)の大規模言語モデルOpenCalm7Bを公開
2. OpenAIのサム・アルトマンがAIの規制を訴えた
OpenAIのCEOのサム・アルトマンが、5/16の米連邦議会の公聴会で、AIを規制するよう訴えた
AI企業を認可する新しい政府機関を設立すべきだと主張
AI技術が一部の仕事に取って代わり、特定の分野で失業者が出る可能性があると説明
3. Sanctuary AI社が新型の人間型汎用ロボット「Phoenix™」を発表
Phoenixは人間のような形状と機能を持ち、独自の触覚技術により人間の手の器用さと微細な操作を可能に
Phoenixは労働力の課題に対処するために、より安全で、効率的で、持続可能に働くのを助ける人間のような知能を持つもの
Phoenixに知能を提供するAI制御システム「Carbon™」は、AIで自然言語を現実世界での行動に変換、Phoenixが人間のように思考しタスクを完了するのを可能にする
4. AIを悪用した音声詐欺が世界で増加中
マカフィー株式会社がAIを悪用した音声詐欺の増加に関するレポートを発表
7カ国の成人の10%がAI音声詐欺に遭遇し、15%が知人が遭遇したと回答
被害者の77%が金銭被害を受けたと回答しており、日本の遭遇率は世界平均の約3分の1
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