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#50本後にキングオブゾンビ映画

#50本後にキングオブゾンビ映画
X(旧Twitter)にて、上記ハッシュタグで紹介した作品リストです。
ご要望をいただきましたのでまとめました。

✅第50位
カミングアウト・オブ・ザ・デッド(2010)

私の個人的趣向によりゾンビーノ(2006)やウォーム・ボディーズ(2013)を撃破してランクイン(?)
タイトルから『何を???』となること必須ですが、主人公が劇中で自身が同性愛者である事をカミングアウトするシーンに由来しています。
アクアスラッシュ(2019)同様に一瞬の輝きを秘めた愛おしいゾンビコメディの小品です。
ジャケットに記載の『ショーンオブザデッド以来の傑作』はもちろん誇大広告という事になります😌

傾向👉コメディ


✅第49位
ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014)

『生きるために、狂え!!』
ゾンビ×マッドマックス×異能力……
ハードに魅せてくれるオーストラリア産ゾンビムービー🧟‍♂️
B級ゾンビ界の前頭筆頭みたいなやつ。
デスロード感はあまり無いですが、オチまでしっかり繋いでくれる優良ゾンビ。
なんと本作ではゾンビがガソリンの代替品となるなど、2014年公開にも関わらずSDGsを先取りしていたというサステナブルな一面あり。
マッドマックスの威を借りたいかにもな邦題にも関わらず、なかなか硬派な仕上がりに驚かされる一本です☺️

傾向👉エンタメ


✅第48位
悪魔の墓場(1974)

害虫駆除用超音波によって死者たちが蘇る🪦
なんとDOTD1978より更に前、ゾンビカルチャー隆盛期以前に存在した貴重な食人ゾンビ映画。
ゾンビに襲われた挙句、殺人の容疑者にされてしまった主人公……彼は自らの無実を、歩く死者の存在を証明できるのか?
ホテルや病院など絵になるロケーションが多く、物語のサスペンスな立ち上がりも楽しい一本。そして警察がとても厄介🤦‍♀️
ゾンビ映画史的にも重要な一本に思います。

傾向👉シリアス


✅第47位
デッド・ドント・ダイ(2019)

みんな大好き『あのジャームッシュがゾンビ映画とな??』と界隈を騒然とさせたゾンビ映画史の一コマ。
アメリカの田舎町でゆっくりと立ち上がったパンデミックを、地元保安官らの視点を中心に描いたオフビートなゾンビムービー。
ジャームッシュの過去作品含むかなりの小ネタとオマージュが詰め込まれており、その辺りの要素を楽しめるか否か、また一般的なゾンビ映画とは異なる作品独特の『ゆるさ』が肌に合うか否かで評価が分かれた印象。

傾向👉コメディ


✅第46位
ゾンビ大陸 アフリカン(2013)

アフリカ大陸を舞台にした大変珍しい作品。
干上がった広大な大地にスローなゾンビが映える、オープンワールド型ゾンビムービー!!
驚くようなストーリー展開は無いものの『ゾンビのみならず大自然も相手にしなければならない』といったサバイブ要素など、他のゾンビ映画とは少し違ったゾンビ映画体験が出来るかもしれません。
アフリカ軍兵士とのバディムービー的な要素もグッド👌
やや全体的にスロウな感じもありますが、それ込みでも楽しめる良品です。

傾向👉シリアス


✅第45位
インド・オブ・ザ・デッド(2013)

『きっと、うまくいかねぇ!』

ヒッピーの聖地として有名なビーチリゾートを訪れた一行。
離島で開催されたロシア人マフィア主催のパーティへ参戦するも、そこでお披露目された新型ドラッグは『使用者がゾンビ化してしまう』というとんでもないヤクだった😎
異色過ぎるインド×ゾンビムービー🇮🇳
曲もアゲアゲなナンバー多めです。
尺に対してダラダラやってる感は多少ありますが、期待を裏切らないテンションと笑いがとっても楽しい珍品です。

傾向👉インド


✅第44位
ゾンビ・サファリパーク(2015)

100%安全に『ゾンビ・ハンティング』が愉しめるという禁断のリゾート島を訪れた一行が(案の定)設備トラブルに見舞われ死の淵を彷徨うという『ジュラシックパーク×ゾンビ』な小品。アイデアが楽しいですね。
いかにもB級仕様なジャケットでありながら、社会派要素をたっぷり含むという硬派な一面も。
たまにこの映画の信奉者がいるのでカルト的人気があるのかもしれない。
セキュリティはガバガバ。

傾向👉シリアス


✅第43位
ゾンビ・リミット(2013)

人類はゾンビパンデミックを乗り越え、既感染者用のワクチンまで開発されているという平和な世界線が舞台の異色作。
ゾンビの登場はほぼ無いものの『ゾンビ化を抑制するためのワクチン供給が間に合わなくなってきている』という変化球なスリルが新感覚の緊張感を生み出す良質なスリラーです。
バイオハザード風のジャケットが印象的ですが、こんなアクションっぽいシーンはありません。

傾向👉シリアス


✅第42位
ロンドンゾンビ紀行(2012)

老人ホーム住みのご老人VSゾンビな死闘が拝める珍しい作品。
ショーンオブザデッドの系譜と言っていいのか、幅広い層が安心して気軽に楽しめるゾンビコメディの良作だと思います。
アサルトライフルを手に取るご老人の頼もしさが笑える。
のろのろと歩くゾンビから、足腰の悪い老人が歩行器使って逃げるシーンなど気の利いた笑いどころが楽しいですね☺️

傾向👉コメディ


✅第41位
人間解剖島/ドクター・ブッチャー(1981)

ゾンビ×食人族×マッドサイエンティストが夢の共演!!!
お祭りみたいなスプラッターホラー👏
ビデオブームという時代を象徴するような悪趣味感の強い作品ですが、お色気シーンは勿論、声帯切断やら脳移植など気の利いたゴアがなかなかキモくて好感が持てます🧏‍♀️
あらすじは概ねサンゲリアっぽい感じで、主人公も同様に髪が薄い系のおじさん。
気の抜けた音楽が気になりますが、テンポ良い展開にラストまでドキドキワクワクさせてくれる良作です✨

傾向👉スプラッター


✅第40位
ゾンビスクール!(2014)

給食に出てきたチキンナゲットを食べたら生徒たちがゾンビになっちゃった!!
🧑‍🏫教師陣VS子供ゾンビ👦の生き残りを賭けた戦いが始まる……!
教師陣のキャラクターがだいぶ個性的ってかイカれてて楽しいし、腸で縄跳びをする子がいるなど気の利いたシーンも好感持てます。
昼下がりや深夜にちょうど良いゆるさのゾンビコメディです。
イライジャ・ウッドが出てるのもウケる🤦‍♀️

傾向👉コメディ


✅第39位
アーミー・オブ・ザ・デッド(2021)

あのザック・スナイダーがドーンぶりにゾンビ映画のメガホンを取ったと話題になったNetflix配信作品✨
ゾンビが蔓延る荒廃したラスベガスへ、パーティを組んで巨大金庫を破りに行くといういかにもぶっ飛んで面白そうな設定ながら、やや素材を活かしきれていない感はあるかしら?🤔
ただ、面白くないかと言われればそうでも無く『エンタメゾンビ』としては余裕の及第点で、チームビルディングをしていく序盤のワクワク感から始まり、徐々にパーティから人数が減ってゆくゲーム感も楽しいタイトルだと思います。

傾向👉エンタメ


✅第38位
傲慢と偏見とゾンビ(2016)

普及の名作を『感染』させてしまうというアイデア勝利な一本。
また、十八世紀イギリスを舞台とした貴重なゾンビ映画という点も好印象ですね🫶
WWZまではいかないまでもそれなりに潤沢な資金力に裏付けされた映像は、低予算作品にありがちなそれとは一線を画しています。
近年活躍の幅を広げているリリー・ジェームズの美貌もひたすら眼福です(ღ*ˇᴗˇ*)。o♡
いずれ罪と罰とゾンビとか……いや無いな。

傾向👉コメディ


✅第37位
アイアムヒーロー(2015)

国産ゾンビのフルスイング!!🧟‍♂️
ZQNパニック!!🧟‍♀️
コミック版では一巻の末だったかな?ゾンビ化した彼女が主人公へ襲い掛かるシーンの出来など大変秀逸✨
欲を言うと幕引き周辺がもう少し丁寧だったら順位を上げてたかもしれない。
とは言え概ね満足な重量級の国産ゾンビ映画です。
陸上部ゾンビまじムリ🤦‍♀️

傾向👉エンタメ


✅第36位
アイ・アム・レジェンド(2007)

ダークシーカーと呼ばれる化物が闊歩する荒廃したニューヨークが舞台のSF映画。厳密にいうとゾンビジャンルに該当しない可能性がありますが、大抵はゾンビ映画と認識されているので入れた🙂
一般にも広く知られるハリウッド産のパワフルなタイトル。
アクション、スリル、感動と三拍子揃った抜け目のない構成で、邦題の意味が明らかになる終盤までたっぷり見応えがあります。
また、別エンディングが用意されているという珍しい特徴もあり、考察が捗る作品でもありますね。
今年に入って続編の話題も出ているので楽しみですね☺️

傾向👉エンタメ


✅第35位
ゾンビの中心で、愛を叫ぶ(2018)

離婚寸前レベルの夫婦がゾンビパンデミック下で共に生きていこうとする様を描いた新機軸の終末ラブストーリー。
ほとんどゾンビが出てこないワンシチュエーション系の室内劇ながら、生存者同士の駆け引きや、コメディ要素、夫婦の感情の変化など見どころが多いです。
描くテーマによって変幻自在であるというゾンビカテゴリの強さと柔軟さを改めて証明した一作に思います。

傾向👉ドラマ


✅第34位
地獄の門(2010)

田舎町ダンウィッチにて、神父が首吊り自殺をした事により地獄の門が開き死者たちが蘇る……
内臓ゲロや蛆虫タイフーン、頭蓋骨ドリルに焼け爛れた顔面などゴア描写に飢えたホラーファンが涙を流して喜ぶ一方、『グロ耐性がついた』と勘違いしてしまった入門者を派手に叩き潰すゴアゾンビ界の番人🧟‍♂️
並外れた残虐描写で殴ってくるパワータイプのゴアスプラッターで、ホラー初心者には迂闊にお勧め出来ない強烈な一本。

傾向👉スプラッター


✅第33位
処刑山 -デッド・スノウ-(2007)

医学生グループが雪山で『ナチスゾンビ』軍団と死闘する様を描いた巷で人気のゾンビコメディ🧟
統率の取れたゾンビ軍相手に戦う戦闘シーンは大変面白く見応えがありました。ゾンビの連携技に注目。
クスッとくる小粋なゴア描写も多く、特に中盤以降は笑いの濃度が濃くなってゆきます。
大変出来の良いゾンビコメディの秀作。
そしてなんとこれ続編があるのです🙆‍♀️

傾向👉コメディ


✅第32位
ランド・オブ・ザ・デッド(2005)

死者たちが世界を覆い尽くす中、富裕層は超高層ビルへと逃れ安泰な生活を、貧困層は下層のスラム街で厳しい生活を送っていた。
当然ながら人間同士の争いが勃発、火種に誘われるようにしてゾンビの大群が要塞都市へと押し寄せる!!🧟‍♂️🧟‍♀️
ロメロの後期三部作からLOTDがランクイン。
色々書きたい事はあるんだけど、とにかくこの映画の主役はゾンビです!!(多分)
自我に目覚めゾンビ達を率いるビッグ・ダディをはじめユニークなゾンビがたくさん登場🫶
正統派ながらゾンビを応援したくなる不思議で楽しい一本です。

傾向👉シリアス


✅第31位
ゾンゲリア(1981)

海沿いの小さな港町を舞台に、生き返った死人たちによる奇怪な殺人事件を描いたミステリー風のゾンビホラー。
ミステリアスなストーリー展開に古風なロケーションがめっちゃ合ってる🫶
だいぶしっとりした内容ですが『注射針が眼球を貫く』などショッキングなシーンも多数あり。
ゾンビが表立って堂々と活躍する作品ではないものの、ラストの結末まで大満足のサスペンスです。

傾向👉シリアス


✅第30位
プラネット・テラーinグラインドハウス(2007)

生物兵器DC2のガス漏れによって、テキサス州の田舎町がゾンビパンデミックに見舞われる!!
デス・プルーフとコンビなロドリゲス産ゾンビムービー🧟‍♂️
解体屋の元カレやバーベキューレストランの店主など個性的なキャラクターのオンパレード。
片足を失ったゴーゴーダンサーが主人公ってのも最高です🙆‍♀️
B級映画の真髄を心得た笑えて楽しい一本です。

傾向👉エンタメ


✅第29位
ペットセメタリー(1989)

ある小さな町のペット霊園にまつわる伝説を描いたスティーヴンキング原作のホラームービー。
亡くなった息子への愛が、決して超えてはいけない一線を超える……
言わずと知れた名作ホラーですが、ゾンビカテゴリに該当するかどうかは人によって分かれる可能性あり。
今回は線引き緩めです🧏‍♀️
怖い、悲しい、後味悪いと三拍子揃ったすごいやつ。
リメイク版よりもまずはオリジナル版をお勧め🫶

傾向👉シリアス


✅第28位
ゾンビコップ(1988)

ここのところ町では致命傷を与えられても死なない者たちによる犯罪が立て続けに起きていた……
そんな怪事件に二人の刑事が挑む👮‍♂️
刑事ドラマとゾンビが融合した奇跡のバディムービー🚨
テンポ🙆‍♀️アクション🙆‍♀️友情🙆‍♀️特殊メイク🙆‍♀️
80年代らしさがたくさん詰まった、ほんの少し胸の熱くなる素敵なゾンビ映画です。

傾向👉エンタメ


✅第27位
アナと世界の終わり(2017)

クリスマスの日に死者たちが蘇り、町や学校を覆い尽くす!!🧟‍♀️
ゾンビ映画を歌って踊るミュージカル仕立てにしちゃった異色作🎄
アポカリプスを描きつつも、そこへしっかり青春や成長のエッセンスを混ぜ込んだ大変バランスの良い一本。
劇中歌も良曲が多くてお勧め🫶
gleeとか好きな人は絶対見た方が良い。

傾向👉エンタメ


✅第26位
ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)

ロメロがPOVゾンビを撮ったら??
映画学科の学生らの視点から、カメラを通じてゾンビパンデミックを描いた作品🧟‍♂️
POVゾンビと言えばまず『レック』を思い浮かべる人が圧倒的に多いですが、こちらもなかなか面白いと思います。
真面目でフラットと言いますか、やや盛り上がりに欠ける展開ですが、B級C級に疲れてる時はこの地味さがめっちゃちょうど良い🫶

傾向👉シリアス


✅第25位
レック(2007)

閉鎖されたマンションでの惨劇を、手持ちカメラ視点で描いたPOVゾンビのエース✨
めっちゃ流行ってた印象。
低予算の誤魔化しに使用されがちなPOVですが、これは完全に作品の強みになってるのが凄い。
正直見づらい部分も多いですが、臨場感は抜群です🙆‍♀️
クローズドな環境下で、徐々に異常事態が明らかとなってゆく過程が楽しい一本🫶

傾向👉シリアス


✅第24位
バイオハザード(2002)

言わずと知れたエンタメゾンビ界のスター選手。
ゾンビのみならず、ホラージャンルにおいてもシリーズ興行収入はトップクラスの実力を誇るらしい🧟‍♀️
シリーズ後半は個人的に惜しいなと思う部分もありましたが、第1作目はアクションもスリラーも大変良く完成度高いなと🙆‍♀️
過激なゴアは無いですし、主演がミラ様という特級の御守り要素もあるため、これからゾンビやらホラーやらを入門される方にお勧め🫶

傾向👉エンタメ


✅第23位
ビヨンド(1980)

地獄の門が開く時、死者たちが蘇る……
リンチ、蜘蛛、硫酸、頭部破壊など何でもありなオカルトゾンビ🧟‍♀️
クトゥルフ神話のエッセンス強め。
音楽も相まってある種の神聖さすら感じさせる壮絶なラストシーンのインパクトは唯一無二✨
無駄にオシャなBGMが流れる中、ねっとりと執拗にゴアシーンを魅せてくれる変態な所も特徴的ですね。
同監督の『地獄の門』同様にパワフルなゴアシーンを堪能したい方には俄然お勧めです🫶

傾向👉スプラッター


✅第22位
ナイトメア・シティ(1980)

バカ強いゾンビ軍団のせいで絶望感が半端ないゾンビムービー🧟
業界初の『走るゾンビ』らしい。
『ゾンビ3』に登場するゾンビたちも武器を扱い多少の知恵がありますが、彼らの戦闘力がカスに思えるくらい強い。
銃は乱射するし体力も多いし知恵もある😇
放射線を浴びた人間たちがゾンビ化?するって設定ですが、それ故か特殊メイクも特徴的です。
(厳密にはゾンビか否か議論が分かれるところかと思いますがw)
いま最も是空かニューラインさんにBlu-rayを出してもらいたいタイトルの一つ。

傾向👉シリアス


✅第21位
ワールド・ウォーZ(2013)

ハリウッドが全力でゾンビ映画を撮ったら?の超模範解答✨
ブラピを主演に据え莫大な製作費によって醸し出されるスケール感は、他のゾンビムービーの追随を許しません🧟‍♂️
ゾンビ映画にありがちな中途半端感や締まりの悪さは一切無く、エンタメとして堅実な脚本になっています。
往年のゾンビファンからはあまり評価されていないイメージですが、エンタメゾンビとしてはゾンビランドと並んで誰にでもお勧めし易い貴重な一本に思います。

傾向👉エンタメ


✅第20位
ゾンビランド(2007)

『ゾンビの世界で生き残るための32のルール🫶』
一世を風靡した2000年代エンタメゾンビの金字塔の一つ。
もう公開から10年以上経ってるのね……😇
ホラー映画に馴染みの無い人でも多くの映画好きが通過してるイメージ。
ジェシーアイゼンバーグ、ウディハレルソン、エマストーンなどスター級のキャストを集めた上にビルマーレイまでカメオ出演してるというジャンルでは稀に見る豪華さ✨
サバイブ要素とコメディのバランスが良く、ゾンビムービー入門編としては大変お勧め🧟‍♂️

傾向👉エンタメ


✅第19位
28日後(2002)

新種のウイルスが発生してから28日後、世界は荒廃し静寂に包まれていた……🧟
全力疾走ゾンビの金字塔と言えばこれとリメイク版DOTDかなと!
トイレンスポッティングをはじめ数々の名作を世に放ってきたダニーボイルによるゾンビムービー。
主演キリアンマーフィーなのも高ポイント🫶
監督のセンスが光るシーンも多く、『本当に恐ろしいのは何か?』が不明瞭になってゆく展開もグッド👌
公開から20年以上が経過した現在も存在感を放ち続ける重要な一本です。

傾向👉シリアス


✅第18位
ゾンビ3(1979)

死とエロスの香り漂う洋館を舞台に、古代の死人たちが蘇る🧟‍♀️
サンゲリア並みに汚い腐食ゾンビが、美しい庭園を闊歩するコントラストが楽しい洋館ゾンビ🫶
バカンスで洋館を訪れた一行がゾンビに包囲されるというほぼNOTLDなシンプルシナリオながら、イタリアならではのエロスをはじめ、乳首を噛みちぎるマザコン少年や洋館のシチュエーションなど諸々ハイスコア✨
また、映画の導入部がコンパクトにまとめられており、作品としての密度も良い感じです。
廃盤ですが思い切って手に取っていただきたい一本。

傾向👉シリアス


✅第17位
死霊のはらわた(1981)

ホラースプラッターの老舗シリーズ✨
ランキングに入れずに刺されるよりは、入れて叱られるリスクを取りました笑
内容の面白さは言わずもがな、ゾンビジャンルとしては入れるか入れまいか今回最も悩んだ作品🧟‍♀️
ブルース・キャンベル演じるアッシュはDBDにも登場するなど、その変わらぬ人気ぶりが伺えます。
チープなゴアやコメディ要素が楽しい一本です🫶
とりあえずみんな見ようはらわた🤝

傾向👉スプラッター


✅第16位
ゾンビーワールドへようこそ(2015)

クソダサボーイスカウト三人組とストリッパーがゾンビパンデミックを駆け抜ける👯‍♀️
ゾンビランドと肩を並べる出来の良い一本✨
既存のゾンビコメディの定石を踏まえつつも、童貞要素や下ネタ、ラブロマンス要素などが盛り込まれ大変バランス良く仕上がっています。
視聴者の評価も軒並み高いゾンビコメディの秀作です。

傾向👉エンタメ


✅第15位
オーヴァーロード(2018)

第二次大戦下、ナチス占領下のフランスにおいて、禁断の研究が行われていた……!!
JJエイブラムスによる超高火力な戦争×ゾンビムービー🧟‍♂️
いかにもB級な脚本にも関わらず、約42億円という資金力を以てハイクオリティに撮り上げられた異様な作品。
戦争要素、ホラー要素、緊迫感のある撮影などどれも素晴らしく、視聴者の舌が肥えてしまう一本です。

傾向👉エンタメ


✅第14位
デモンズ’95(1994)

現実と幻想が入り混じる退廃的な世界で、墓守りは今日も一人、死人を葬る……
死の香りが充満する中、生死と愛を描いたカテゴリ屈指の名作。
知名度を加味してやや控えめに順位付けしましたが、鑑賞済みの方でこれをベスト5あたりに据えたい方も少なくないはず。
『生き地獄』と化した世界をダークファンタジーで魅せる異色のゾンビムービーです🧟‍♀️

傾向👉シリアス


✅第13位
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990)

ゾンビカテゴリの起こりと言っても過言で無い元祖NOTLDのリメイク✨
一般的に『リメイク』と聞くとげんなりする人も多いかと思いますが、本作は原作に忠実で、ファン納得の最高仕様になってます!🧟‍♂️
また、忠実なだけでなく結末の大胆な変更や、DOTD1978などに見られる社会派要素も取り入れ、作品としての強みとなっています。
心許ない民家で籠城するという古典的シナリオがワクワク楽しい一本です🫶

傾向👉シリアス


✅第12位
死霊のえじき(1985)

ここに来てようやくみんな大好きロメロの前期三部作から登場✨
ゾンビに覆い尽くされた世界で、人間たちは生き延びることが出来るのか……??
絶望感漂う、閉鎖された地下空間からの脱出劇🧟‍♀️
冒頭のスコアからもう痺れますよね💓
ロメロは社会派要素を好んで取り入れていますが、本作もゾンビを利用して人間の醜さを炙り出すような内容になっています。
面白さはファンの折り紙付き、大変お勧めな一本です🫶

傾向👉シリアス


✅第11位
新感染/ファイナル・エクスプレス(2016)

ジャンルにとどまらず、シネコン界隈にまで弩級の衝撃を与えた近年最も注目されたゾンビ映画🧟‍♀️
スリル、エンタメ、感動と三拍子揃った全く隙の無いエンタメゾンビのニュー金字塔✨
こちらもWWZなどと同様に往年のゾンビファンからの評価はやや伸び悩んだ印象ですが、映画界隈全体に衝撃を走らせ、ゾンビ映画史を語るのに不可欠な一本となりました。
ゾンビランドなどと比較するとスリルのある内容ですが、ゾンビ映画入門編として大変お勧めです。
ドンソク兄貴めっちゃ良いぞ🥹🫶

傾向👉エンタメ


✅第10位
クリープス(1986)

人間の脳に寄生し繁殖する宇宙ヒル『クリープス』の侵略による学園大パニックを描いた青春ドラマ×寄生繁殖型ゾンビホラー🧟‍♀️
一般的な感染系ゾンビと比べるとSF的要素が濃いめですが、手抜きのないゴア&ホラー描写に加えて青春ドラマが上手くマッチしており最高の仕上がりになっている一本です💓

👨‍🦳『いい知らせと悪い知らせがある』
👌 彼氏たちが来た。
👎 皆死んでる。

ホラー映画へのオマージュが詰まった知る人ぞ知る傑作ホラームービー🫶

傾向👉エンタメ


✅第9位
バタリアン(1985)

ゾンビが保管されている容器から吹き出したガスは、死体蘇生効果のある『トライオキシン245』だった!!
薬品に触れた死者たちが墓場から蘇る🧟‍♂️🧟‍♀️
タールマンやオバンバなど、現在も根強いファンを持つ『ネームドゾンビ』たちが登場する由緒あるゾンビコメディ。
とりわけタールマンは『ゾンビ映画史上最強』との呼び声も高く魅力的なキャラクターです🫶
全体としてはコメディですが、ちょっぴり悲しい展開もありますね🥺
ハイテンションかつ気持ちの良い作風のゾンビムービーです🫶

傾向👉コメディ


✅第8位
処刑山/ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014)

毒を以て、否。
ゾンビを以て、ゾンビを制す。
蘇ったゾンビ軍団による大惨事世界大戦!!🧟‍♂️🧟‍♀️
遅咲きのニューカマー(個人の感想)であり、ゾンビコメディ界の超新星✨
フィルマークス平均評価はゾンビ映画にあるまじき驚異の4.0を記録(n=917)する異常事態となっています。
レックはじめナンバリング系のタイトルは出来るだけ除外しながら組んだこのランキングですがこれは外せないなと🧏‍♀️
前作にあたる『処刑山/デッドスノウ(2007)』から入るのが勿論お勧めですが、面倒な人はとりあえずこれ単品で見て欲しい大変な逸品です。

傾向👉コメディ


✅第7位
ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)

文明社会の崩壊、コミュニティの形成、バカンス、籠城、脱出劇、そして別れ……ゾンビ映画に期待するほぼ全ての要素を網羅した傑作リメイク🧟‍♀️
オリジナルであるDOTD1978のショッピングモールというロケーションを継承しつつ、ゾンビは走るタイプへとシフト。
エンドロールまで駆け抜けるテンポ感がとても気持ちが良いです。
そして大人気CJのキャラクターとしての魅力は、全ゾンビ映画史の中でも上位なものかと思います。
個人的にゾンビ映画の入門編として最もお勧めしたい一本です。
primeとU-NEXTで見放題です🫶

傾向👉シリアス


✅第6位
ブレインデッド(1992)

異様なテンションで進行する言わずと知れたスプラッターホラーのド名作🧟
血肉と臓物と死人が彩る狂気のコメディで、その狂乱っぷりは筆舌に尽くし難いレベル。
高騰廃盤ホラー御三家のブレインダメージやフランケンフッカーらが続々とBD化し大枚はたいてDVDを購入したマニアを泣かせている中、頑なにBD化されない手強い一本。
故に作品へのアクセス手段として手軽なものが無いため人に勧めづらいという一面も。
監督は後にロード・オブ・ザ・リングやホビットシリーズを手がけるピーター・ジャクソン。
一度は見ておきたい奇跡の傑作スプラッターです🫶

傾向👉スプラッター


✅第5位
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968)

すべての始まりであり、ジャンルの礎。
ゾンビ映画としての王道スタイルを確立した最もリスペクトすべき一本。
ゾンビに包囲された木造建築内で繰り広げられる人間ドラマは見応えがあり、『本当に怖いのは人間だ』と言わんばかりの皮肉なラストの余韻も味わい深く素晴らしいです。
ゾンビとは密室を作るための極めて優秀な道具だと痛感させられます。
まだ未見の方は是非クラシックに立ち返ってみてください🧏‍♀️
primeとU-NEXTで見放題です🫶

傾向👉シリアス


✅第4位
サンゲリア(1979)

行方不明の父親が残した手がかりを基に、マトゥール島を訪れた一行が巻き込まれる戦慄のゾンビ受難劇🧟‍♂️
ゾンビ映画史に輝く鮮血の金字塔✨
ロメロ作品とは異なり社会派要素みたいなのはあまり無いので、見方によってはエンタメ的とも言えるかも。その分冒頭からずっと見どころが続きます。
特筆すべきはクールなサウンドときったない腐食ゾンビでしょうか。
ブードゥーの文化香る島のロケーションも素晴らしいです。
また、史上初ゾンビ🆚サメという迷シーンが混入している作品でもあります笑
そしてなんと言ってもあのゾンビたちが列をなしてブルックリン橋を闊歩するラストシーンの絶望感は……最高です🥹🫶

傾向👉シリアス


✅第3位
ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)

少々間抜けな人々と愉しむゾンビ・アポカリプス🫶
ゾンビコメディ界の代表選手といえば、私的にはまず今作✨
既存のゾンビ映画を逆手に取った小ネタの数々は笑えますし、スピード感のあるテンポ良い編集も気持ちが良い。
イギリス映画だから勿論Queenも流れる(?)
終始コメディに徹するかと思いきや、パブでの籠城など緊迫感のあるシーンも入れてきます。
ゾンビ映画における喜劇・コメディ的価値を牽引し続ける名作です。

傾向👉コメディ


✅第2位
デモンズ(1985)

クローズドサークルと化した映画館を舞台に、デモンズたちが大暴れ🧟
サントラまでバチバチにキマってる最高にクールな娯楽ゾンビムービー。
正確にはクトゥルフ神話がベースにありますが、これはもうゾンビの括りで良いです。
劇中映画の内容が現実とシンクロしてゆくという巧妙な序盤から一転、阿鼻叫喚の地獄絵図へと突入してゆくスピード感がたまりません。
ロックサウンドが鳴り響く中、バイクに跨って日本刀を振り回すシーンの良さみよ🤦‍♀️
ジェットコースター級の興奮を味わえるサービス精神旺盛な一本です。

傾向👉スプラッター


✅第1位
ゾンビ(1978)

伝説の発火点。
NOTLDをゾンビ映画の雛形とするならば本作は黄金の80年代へ向けた巨大な震源地。
感染拡大、逃避行、籠城、人間同士の対立、窮地、別れ……そして文明が崩壊した終末世界の愉しみ方など、シリアス系のゾンビムービーに求める全ての要素が漏れなく詰まった硬派な一本。
説明不要。これを見ずにゾンビは語れない……今までもこれからもゾンビファンに愛され続ける究極の一本です。

傾向👉シリアス

【編集後記】

毎日スローに一本ずつ紹介してようやく一位まで辿り着く事が出来ました。
エルゾンビ(1971)や新ゾンビ(1997)が入っていないなど、真のファンからすると痒いところに手が届いていないランキングにはなりましたが、作品選びの一助になりましたら幸いです😌
企画を拡散して盛り上げて下さった方々に心から感謝申し上げます。

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