マガジンのカバー画像

じょり家のおやつ

107
うちの超甘党Otto氏に捧ぐ、甘いもののまとめ。甘い系のパン含む。
運営しているクリエイター

#おやつ

春のなんちゃって健康スイーツキャンペーン

朝のフラフラが二日酔いじゃなく糖分不足によるものになり変わった昨今、私の日常に欠かせなくなった甘いもの。 朝ごはんと昼のデザートと朝昼のおやつ(食べ過ぎかよ)は、極力自作スイーツを食べようとせこせこ作っては消費し続けている。 我が家のおやつマガジンのキャプションにつけているとおり、そのほとんどが強靭なスイーツ耐性胃袋をもつ仏人Otto氏に捧ぐおやつだったのに、自分のためにおやつを作る日がこようとは。人生なにが起こるかわかったもんじゃない。 今日は、そんな自分のためにつく

ボナボナボーナ♪ピーチなナボナ

ドナドナドーナ♪ どうもユイじょりです。 ざわ・・ざわ・・・・・・・と、最近なんだか界隈が桃づいている。しょっぱいもの、甘いもの、問わずだ。 桃祭り、ほんの一例印象に残ったものを挙げると、みっちゃんことみちさんの桃フェスにはじまり、 宝石のような桃コンフィチュール、名古屋港から送ってほしい🙏 mamigeさんの桃ショートなんてもう・・・ 私は甘いものアレだけど、これは垂涎もの🤤 おてだまさんは新宿高野の桃パフェついでに我が愛する新宿三丁目のレポートを詳細にしてくだ

日本の桃を、想う

日本と同様、フランスでも桃の季節が到来。 2週間前くらいにレモンを描いた翌日。 勢い余って描いたのが、こちら。 桃です。 フランスにもこの季節、桃がたくさん並ぶのだけど、日本のような「まあるくて」「とびきりあまあい」ものという感じでは、ない。 小ぶりなものから、平べったいものまで。中身は黄色か白と種類が豊富。 黄色のほうが甘い気がするけど、糖度ラヴァーなOtto氏なんてそれでも砂糖かけて食べてますから。 ちなみにフランス語で桃は「pêche」(ペッシュ)という。

檸檬・レモン・citron

夏といえば。否、夏じゃなくとも、我が最愛の酸っぱいフルーツ。 そなたの名前は、レモン。 昨日、夏休みの自由研究でお絵かきを始めたと書いたらば、お料理を絵で描くというアイデアを頂きまして。 たしかに、俺以外に描きたいものは特にないし、料理とかおやつもお絵かきできたら楽しいかも…と、とりあえず素材から練習してみることに。 俺のお絵かきよりもだいぶ時間がかかってしまったけど、鉛筆以外のペンも徐々に使い勝手がなんとなくわかってきた気がしないでもない。 せっかくレモンをお絵か

極・シンプルなりんごのタルト

今朝は5時起きで活動していて、上半身の筋肉痛も続いているしぐったりなので、さらっと。先々週くらいに作ったけど、アップするタイミングを逃したりんごのタルトについて。 北から帰ってくるときに爆買いする野菜・果物のひとつが、りんご。3kgほど仕入れてくるのだけど、前回買ってきたものもまたもっさりしている感じだったので、食感フェチの私は全く手をつけず氏がちょこちょこ食べていた。 そろそろ黒い部分も出始めてきた、りんごの一部。 出掛けにぼそっとOtto氏がつぶやいて言った。 「

愛するトイレとオレンジタルトの話

ヒトには誰しも、あ〜ここは落ち着く、という空間があると思う。 あるヒトは近所の居心地のいいカフェかもしれないし、またあるヒトは車のなかかもしれない。ちなみにうちの俺(一応イヌ)は、私の足元。で、何が彼をそうさせるのかは不明だが、たまに思い立ったように私の足裏を一心不乱に舐める。 さて、ヒト科の私の場合、それが「トイレ」なのである。 暑くて狂って告白しているわけではないけど、私はトイレが好きだ。 ちゃんと定義するならば、「清潔で居心地のいいトイレ」空間。 外出先では唯一

きまぐれマカロン☆ロード〜塩バターキャラメルの2色マカロン

ボンソワー!週末酔狂スイーツ女こと、ユイじょりである。 ん?酔狂なのは週末に限ったことじゃないな? 今日は久しぶりに・・・といっても、実際には週一ペースで続けているマ活ことマカロン活動について、実績報告をしたいと思う。 ちなみに直近は、初めてのイタリアンメレンゲで作る、トンカ豆を使ったショコラマカロン。 この後、キャラメル沼にハマったキャラメルスイーツを作った。 このときにタルトとサブレに流し込んだ自家製塩バターキャラメルが、ボンヌママンのジャム瓶の半分くらい余った。

旬のルバーブで、幾何学模様タルト

マルシェにも八百屋さんにも、パリの街中に色とりどりの野菜や果物たちがあふれ出す、この季節。 この時期になると、私には必ず作るお菓子がある。 それが、「Tarte à la rhubarbe(ルバーブのタルト)」だ。 正確に名付けるならば「Tarte géométrique à la rhubarbe」。 géométrique=幾何学模様の意味。 去年のコンフィヌモン中、ルバーブを幾何学模様に並べる作業にハマりすぎて(そこか)何度も何度も作った、マイ酔狂スイーツのひとつ

キャラメル沼に、はまる〜塩バターキャラメルのタルト・オ・ショコラとお花サブレ

今日はまず、毎月恒例のお知らせを。 6月10日の「ミルクキャラメルの日」(知ってました?)を前に、今月はこんな記事をNIKKEI STYLEに書いてみました。よかったらお手すきの際にご覧くださいまし。 NIKKEIの記事もいよいよ数が増えてきたので、マガジン化を試みる。 キャラメルのテーマ、今回も沼った、沼った。 うずらの卵の記事のときもかなり沼ったけど、負けず劣らず、沼入り。 前職の会社もそうだったけど、歴史のある会社は知れば知るほど沼る。 さらっと書いてるけど、膨

初☆イタリアンメレンゲで、杏仁風味のショコラマカロン

初めてにして成功したのがうれしくて、つい柄にもなくタイトルに☆なんて入れてしまったユイじょりです、どーもー! 「つのだ☆ひろ」かよってツッコミは全面的に受け入れつつ置いといて、さて先週のこと。 ベルメールの味を求めてマドレーヌを作ったのに続き、例のごとくマカロンも作っていた。これぞ、ダブル・マ活だ。 マカロン沼、深しマカロン沼は深志・・・じゃなかった、深し。 まあそれなりに並々ならぬ深い志を持ってやってるので、あながち全部間違いってわけでもないんですけども(PATAさん

フランスの”おふくろの味”って?〜ベルメール風・マドレーヌ

「おふくろの味」といえば、日本でいうと「味噌汁」とか「卵焼き」とか、「肉じゃが」とか、はたまたは「自家製の漬物」とか、おそらくそんな感じだろう。 パートナーと食生活を共にするようになると、味噌汁の味が違うだの卵焼きは甘い・甘くないだのと慣れ親しんだ味の違いによるちょっとした論争が起こるというのはよくあるエピソード。それはそれで大変そうだなあと思いつつ、共通の食文化があるからこその議論、育ってきた食文化が異なる我が家ではあまり起こらないので、面白いなあと羨ましくもある。 以

春のグリーン・ガトー・ダミエ

春風吹き荒れるフランスの北国より、ボンソワー! 明日5月9日(日)、日本は母の日。 日本の母の日は基本、5月の第2週の日曜日、でしたな? フランスにも母の日はあるけれど、日本と違い、基本は5月の最終日曜日。 Pentecôte(聖霊降臨祭)の休暇と重なる場合は6月の第1週にずれ込むこともあるけれど、今年は基本どおりに5月最終日曜ってことで5月31日。まだまだだ。 今週頭にコンフィヌモンが明けて速攻、PCRを受けて北国へ向かうことになった我が家。フランスの母の日はまだ遠い

アースデーと、みつばちスイーツと

先週の木曜日、4月22日が何の日だったか皆さんはご存知だろうか? 答えは、「アースデー(Earth Day)」🌍 アース・デーなのかアース・デイなのかよくわからないけど、別名「地球の日」と呼ばれるらしい。 フランスでは、「Journée de la Terre」と呼ばれ、全世界的に地球環境について考える記念日である。 国連主導のSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))とか、サステナビリティとかエシカル消費とか、日本で

ボケりんごで、よつ編みローズパイ

ごきげんよう。先ほどりんごの発泡酒・シードルをがぶ飲みして、すこぶるゴキゲンなユイじょりだ。 これは昨日のこと。家のインターネット用のボックスを新しくするにあたり、一日中wifiが使えなかった我が家。wifiがないということは、普段電波にまみれまくっている私の日常生活、ちょうどいいデジタルデトックスになるのではと。 これを契機にあらゆるりんご製品(フォン・パッド・ブック)に触るのはやめにして、そのへんに転がっていたリアルりんご5個と向き合うことにした。 🍎 私が育った