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和風おうちごはん

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日本が恋しくなる和風ごはんのまとめ
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#note和食部

とにかく猛烈に内臓をいたわりたい日の和定食

おばんです〜、ユイじょりです〜。 突然だけど、なんだかムショーーーーに内臓に優しいものが食べたい日って、30超えたらよくありません?? 私は1ヶ月に2度くらいある。まああれだ、二日酔いの日であることが大半なのだけども。でも意外に二日酔いの日って無性にラーメンが食べたくなるんだよなあ。って全然胃に優しくない。 昨日は違った。もうとにかく猛烈に内臓をいたわりたい。最近外にはあまり出ていないけどうちにこもって色々と集中している時間が長いので、思っているよりも色々と疲れているの

おひさです、酒処ユイじょり〜魚介祭りで友との再会を祝す

おでんせおでんせ、お久しぶりの酒処ユイじょり、女将のユイじょりと申します。 ちなみに「おでんせ」は三陸の亡き祖母がよく使っていた「いらっしゃい」の方言。なんだかめんこいのでよく私も使っている。 さて、パリの端っこで気まぐれに夜な夜なのれんを掲げる、酒処ユイじょり。 なんのことはない、一口コンロしかないくせに、狂ったように酒の肴(大体和のもの)を作り、主にアスティエのお皿を愛で、例のごとくお酒で流し込む。 いつもと変わらないのでは?という気がしないでもないが、品数は確実に増

サプライズ・鶏ハムカツ!

最近いいお天気続きだけど、相変わらず引きこもり気味なじょり家のイヌとヒトです。週末の反動かな?ってもう木曜だけど。 今日は朝一で天からインスピレーションが降ってきて、なんだか狂ったように色々作って(いつもか?)今日だけで4つくらい記事が書けそうな勢いではあるけれど、昨日作ったものがなかなかにいい感じだったので先にそちらを。 最近、献立どうしようと思うとおのずと揚げ物に走る傾向がある。 なぜか?答えは簡単、ボリューム出る、野菜合わせも白米合わせもよし(=丼化)、そして何よ

春模様のパリ散歩と、春色いなり&卵とトマトとキクラゲの炒めもの

今朝5時起きで北国からパリに戻ってきましたじょり家の面々より、ボンソワー。 6時前。朝ごはんを食べなくては動けないOtto氏がワッフルだのなんだのを食べている間に、朝ごはんなくてもへっちゃらぴーな私はみるぅをショートお散歩に連れ出す。 義母宅前の街路樹通りに鎮座する彫像たちの前でパチリ。道を挟んで街の大きな美術館があるのだけど、辺り一体が青い照明のせいか、みるぅが青くなっちゃった! 白いといいわね光に同化できて。 ここから約3時間かけてパリに帰還。 パリの道路事情でぐ

祝開店、串かつユイじょり

お昼ごろ、雨の降るパリ市内。みるぅとともにお散歩していたところ、Otto氏からやさぐれ系のメッセージが入った。他人の仕事をしてて自分の仕事がなにひとつできなかった、この世は地獄だ的なことを言っている。 最近帰宅後も家で仕事をしていることの多い氏のことだ。相当ストレスも溜まっているのだろう。 よしきた。酔狂系エンターテイナーの出番。 そんな日には、何か元気が出るものを企画することにしよう。 「KUSHIKATSU」といえば日本(東日本限定?)だと、言わずとしれた「串カツ田

節分の日、エビフライ&キンパな巻き!

2月2日。124年ぶりな日本の節分の日に、おばんでーっす! 昨日、フランスのクレープの日の前夜祭を記事にしたら、日ごろから食卓を覗き見しあっているご近所の方々が続々とクレープ・・・じゃなくって蕎麦粉のガレットを作っていらして。しょっぱいものにはガレットのほうがよいです。大正解です。 とにもかくにも、お祭り騒ぎにあいのりしてくださるのがうれしい。 ケイチェルのおいたんにも言われたけれども、こうやってお祭りが波及するのはうれしいので、今後フランスのイベントは前夜祭的に作って

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納豆×大根おろしご飯とそのお供たち

週末の和ごはんたち〜MUJIのぬか漬け(追加)など

コンフィヌモンでうちに閉じこもっていたらあっという間に11月が終わってしまって、今日から師走・年の瀬。 今月こそは、絶対震えない最新鋭のカメラを装備したiphoneをゲットするんだもんね・・・!と心に誓っているユイじょりです。 今夜は、日中にnoteご近所さんの投稿からまたまたインスピレーションをもらって、完全なる思いつきで一皿入魂ごはんを。かなりイケてたのだけど、案の定、うちのムッシュー・Otto氏の予想外の行動のせいで、ちょっと今日の時点では事足らずになってしまいそう

最近のひとり和ごはんと、最後の秋パリ風景

気付いたらここのところ、フレンチ・イタリアン・スパニッシュとラテン系な料理ばかりが続いている。 5年前は、週7外食・フレンチのコース続きでも全然オッケー♪な鋼の胃袋を誇っていたけれど、もうそれは過去のお話。 今となっては、がっつり洋食が2日も続くと「お願いだから出汁をくれ」と和ごはんを渇望する胃袋になってしまった。歳のせいに違いないのだが、ひとりごはんもしくはOtto氏がダイエットと称して市販の野菜ポタージュを飲むとき(*)は、こつこつと積極的に和ごはんをいただくことにし

酒処ユイじょり、狂い咲きクリエイションはここに極まれり

今週3日間にわたって小分けにしてきた、先々週の日曜午後のクリエイション。 いつになく没頭した調理風景を、簡単に復習してみよう。 巨大なイカ切り身をブレスレットにしたり タコをゴリゴリして茹でたり ハンマー大根を切って面取りして、だるま落としのようにしたり 凶器化したバゲットを葉加瀬太郎気分で情熱大陸したり、 手が真っ黒になりながらこれまた大きな栗をむきむきしたり、 リアル傷口に塩を塗りながら塩釜を作ったり そして塩釜をガンガン破壊したり。 6時間くらい立ちっぱ

秋の定番〜フランスの大きな栗で、ほっくほく栗ごはん

一昨日はイカ・タコのお祭り系おかず、昨日はメインっぽい塩釜豚ときて、今日はごはんもの。 本当は、鮭ときのこで炊き込みご飯にでもしようと思っていたのだけど、あいにくタッチの差でお得な鮭が手に入らなかったこともあり、ここは秋の森の果実、栗を使うこととしよう。 🌰🌰🌰 私にとって栗といえば、学校の帰り道。 田舎育ちゆえ、私の通学路にはいくつもの「栗」スポットがあった。 体があまり強くなくてチャリ通ほぼ帰宅部状態だった高校時代の私は、秋の帰り道にその栗スポットに立ち寄るのが日

「簡単なのにスゴイと言われる」定番の逸品、豚肉の塩釜焼き

昨日のイカ・タコによる軟体動物もとい「海の章」に続いて、本日は「大地の章」といこう。タイトル通り、豚肉の塩釜焼きだ。 ・・・ 私の塩釜焼きとの出会いは、パリ6区かつてのご近所、 Restaurant TOYOさん。TOYOさんについて詳しくはこの記事に。 つい先日お亡くなりになった高田賢三さんとも、TOYOさんで何度かお会いしたことがある。神々しいオーラにあふれているけれど実際はとてもフラットな方で、日本から親戚が来ていた時にはこころよく記念写真も撮っていただいて。本当

軟体動物がすきなんだ〜イカ大根となんちゃってイカリング、そしてタコも

いろいろ回り道をしてしまったが、ようやく一週遅れで9月最終日曜日PMの狂い咲きクリエイションたちに手をつけることにしよう。 狂い咲きというくらい、一口コンロの割には欲張って一度に作り過ぎた。一気に書くと間違いなくとっ散らかりそうなので、3回くらい小分けにしてお届けしたいと思う。 今日は第1弾、海の章。勝手に心の中で結成している「イカを深く愛する会(私含め会員現在3名)」の活動の一環、恒例のイカ祭りに加えて、TOP写真に収まらなかったタコも、あるよ。 ラウンド0 マルシェ

粉活、アゲイン〜肉じゃがリメイクで、カレーうどん

週末恒例の酒処ユイじょり、母の3行レシピで作った例の肉じゃが。 酒処の翌日、半分くらい鍋には余っている。そりゃそうだ、軽く見積もって4人分はあったから。 ということで、Otto氏のお昼のお弁当にもがっつりと詰め込んだ。残りのます寿司と太巻きたちとともに。 それでもまだ結構な量が余っている。2日連続肉じゃが、すなわちOtto氏的には、前日夜、当日昼、当日夜の4食中3食肉じゃがというのはさすがにちょっとありえないわよね、ということで、リメイクを試みることにした。 前にこの