ユイじょり
うちの超甘党Otto氏に捧ぐ、甘いもののまとめ。甘い系のパン含む。
愛犬Milou(みるぅ、マルチーズ、オス、9歳)が多めの記事
毎日が糸まみれ🧶 2021年12月から突如どハマりし、独学で追究しているtricot(編みもの)の記録
健康で文化的な最低限度の異国生活を送りたい私の食日記
旅行のエトセトラ、旅先で出会った美味しいものの記録、旅の思い出の味の再現などなど
「フランスの野菜は味が濃い。」 パリにいるとき、知り合いのシェフやパティシエたちがよく言っていた。日本で出しているものをそのままの配合でつくると味が変わるから、…
長きにわたるアウェー生活を終えて、一足遅くやってきたささやかな夏休み。 夏休みといっても、なんの特別なことはない。私の夏休みは、港町の自宅で、Otto氏や義家族を気…
数あるSNSを含むプラットフォームのなかで、もっとも愛着と思い入れのあるnote上で、このお知らせができることをうれしく思います。 私ユイじょり、そして相棒の「俺」こ…
8月のおうちごはんわけあってほぼアウェー生活を強いられ、マイキッチンでの料理ができなかった8月。アウェー生活下、不自由な環境でありものを駆使して何かをつくる技だけ…
毎年夏になると、決まって日本の桃を想っている女がここ北フランスにひとり。 ひとつひとつ、ふかふかのネットを被せてもらって、大切な箱入り娘状態で売られている日本の…
ロゼの夏。カッペリーニの夏。そして夏野菜の夏。 フランスの夏野菜たちは、トマトにしてもナスにしてもズッキーニにしても、もれなくカラフルで巨大で、細長かったり丸っ…
夏だ!ビールだ!Izakayaだ!🍺 Izakayaといえばおうち居酒屋。我が家でいうところの酒処ユイじょりである。 今からかれこれ4年前くらい?コロナで外出制限されていたと…
「L'État, c'est moi」 日本語でいうところの「朕は国家なり」と言ったのは、一人称「朕」が似合う稀有なお方、フランス絶対王政期の太陽王・ルイ14世だ。 犬バカがいき…
2024年7月のおうちごはんグレープフルーツで創作料理をしたり、夏のカッペリーニを始めたり、ひとり丸鶏を楽しんだり、週末はレモンスイーツ三昧。最後のほうはうちの乙…
我が家には、乙女がいる。 中身は永年青年男子、隙を見ては他犬のおしりを追いかけるイッヌ🐶のことでも、年齢が中身に追いついてきて最近はオッサンが背中のチャックを飛…
かたまり肉を調理するのが好きだ。 パリの真ん中でも、大都会トーキョーの真ん中でも、信州の田舎でも、いつの時代も私は塊肉とともにあった。そして現在、北フランスの港…
日本の夏の主食がそうめんなら、フランスの夏の主食、それは極細パスタのカッペリーニだと提唱して久しい。 noteに載せてきたカッペリーニだけでレシピ本が書けそうな勢い…
ビオのスーパーのレモンが、お買い得価格のキロ2,98ユーロになる北フランスの夏。 私の夏の週末は、このレモンとともに在ると言っても過言ではない。パウンド型で焼いたレ…
緊張感が絶えない割に刺激の少ない異国の田舎生活において、アドレナリンがもっとも出る瞬間は?と問われれば、私はすかさずこう答える。 日本の食材または料理に変換でき…
「フランスの野菜は味が濃い。」 パリにいるとき、知り合いのシェフやパティシエたちがよく言っていた。日本で出しているものをそのままの配合でつくると味が変わるから、フランスで出す場合は配合を変えている、とも。 シェフたちがおっしゃるように、常日頃から私もフランスの野菜はとても美味しいと思っている。野生味が強くて、広い大地でのびのび育ったんだねえと撫でて愛でたくなるような。そりゃいいブイヨンが取れるわけだよ。 万歳農業大国。ビバ地産地消。ラブマルシェ。 フランス北部をベース
長きにわたるアウェー生活を終えて、一足遅くやってきたささやかな夏休み。 夏休みといっても、なんの特別なことはない。私の夏休みは、港町の自宅で、Otto氏や義家族を気にすることなく、俺🐶とともに悠々自適ライフを送ることだ。俺のお世話をし、思う存分編み、好きなだけ料理をし、気が向いたらnoteを書いたり本を読んだり。心がけるのは、ストレスをためない健康的な生活。 牛乳を12リットル消費しなくてはならないという、ただひとつの義務、責任、オブリゲーションを除いて。 ・・・大事な
数あるSNSを含むプラットフォームのなかで、もっとも愛着と思い入れのあるnote上で、このお知らせができることをうれしく思います。 私ユイじょり、そして相棒の「俺」ことみるぅ🐶は、共同で犬のニットブランドを立ち上げました。 ブランド名は「Mocot(モコ)」、ハッシュタグ使いで#mocotknitです。 まずは、グローバルなオンラインマーケットプレイス、Etsy内にショップをオープンしました。よかったら立ち寄ってお気に入りにでも加えてくださると飛んで喜びます。わんわん🐶
8月のおうちごはんわけあってほぼアウェー生活を強いられ、マイキッチンでの料理ができなかった8月。アウェー生活下、不自由な環境でありものを駆使して何かをつくる技だけはどんどん身についている気がする。気分はまるで修行僧。 数えてみたら、1週間ちょいしか港町の自宅にいなかった。勝手にのびのびと咲いてくれていた花たちは果たして元気にしているだろうか。 ふたり丸鶏 限られた1週間も夏休みのOtto氏ががっつりいたので、丸鶏アンコール。前回とてもよかった一晩放置からの低温じっくり火
毎年夏になると、決まって日本の桃を想っている女がここ北フランスにひとり。 ひとつひとつ、ふかふかのネットを被せてもらって、大切な箱入り娘状態で売られている日本の桃(今でもそうですよね?)と比べれば、いかなる場でも常に叩き売り状態な野生味あふれるフランスの桃たち。 そんなフランスの桃のなかでも私が推す、あの子。平たい顔族的に親近感を覚えてならない、pêche plate(=平たい桃)である。これ、日本では蟠桃と呼ばれているのですよね? 普通のまるっこい桃は、ときに砂糖がほ
ロゼの夏。カッペリーニの夏。そして夏野菜の夏。 フランスの夏野菜たちは、トマトにしてもナスにしてもズッキーニにしても、もれなくカラフルで巨大で、細長かったり丸っこかったりで色々な形をしている。野菜界もザ・多様性。 いくら農業大国フランスの夏野菜たちに毎年心を躍らせているといっても、実家の父がつくる新鮮な朝採れ野菜にかなうものはないのだけれども。 夏も終わりに近づきつつある8月最後の日曜日は、諸事情によりアウェー(義母宅)でひとりごはん。夏野菜をたっぷり使って、終わりが近
週末、久しぶりに鬼焼きしたはちみつレモンマドレーヌがとても好みで、ユイじょり史上最高のマドレーヌと位置付けたく候。焼きたてから1日置いたらさらによくて、朝ごはんに5つも食べてしまった…。
夏だ!ビールだ!Izakayaだ!🍺 Izakayaといえばおうち居酒屋。我が家でいうところの酒処ユイじょりである。 今からかれこれ4年前くらい?コロナで外出制限されていたときは、週末、パリのすみっこでよなよな酒処ユイじょりを開店していた。まあ、お客は大抵、好きと嫌いの境界がいまいちつかめないうちの仏人Otto氏のみなのだけれども。 私が食べたいものがあるとき(ほぼ和食)、今ではもれなく別食にしてしまうけど、当時はなんとかして一緒のものを食べたくて気を遣っていたな、この
パリオリンピック、あっという間に終わりましたね。なんか色々言われているけど、まあどの国にだって一長一短ありますから。かくいう俺は、柔道小型犬5kg以下級🥋にて、見事金メダル🥇をゲッツ!🐶
「L'État, c'est moi」 日本語でいうところの「朕は国家なり」と言ったのは、一人称「朕」が似合う稀有なお方、フランス絶対王政期の太陽王・ルイ14世だ。 犬バカがいきすぎて、私にとって「俺は世界なり」。ラブ&ピース🐶 なんでいきなり太陽王かっていうと、週末のアペロにソレイユ・パイを作ったものでね。太陽はフランス語でソレイユね🌞 数年前のクリスマスで作った、このツリーパイのサマーバージョンと位置付けてもよかろう。 徳島にお住まいのあべみょんさんのご家庭では
2024年7月のおうちごはんグレープフルーツで創作料理をしたり、夏のカッペリーニを始めたり、ひとり丸鶏を楽しんだり、週末はレモンスイーツ三昧。最後のほうはうちの乙女に影響されていろいろサラダ。その間にも色々つくって食べていた。 青空カップヌードル 先月、バスルーム工事中に3日間ほど気温が25度くらいまで上がったけれども、その後また寒くなって最高気温20度に届かない曇りの日が続いていた7月頭。あれもう今年は夏終わったのカナ?でもまあ上着を着ればちょうどいい気候ではあるの
我が家には、乙女がいる。 中身は永年青年男子、隙を見ては他犬のおしりを追いかけるイッヌ🐶のことでも、年齢が中身に追いついてきて最近はオッサンが背中のチャックを飛び出しつつある私のことでもない。見た目はマッチョ、心は乙女なOtto氏(仏人、中年)のことだ。 見た目にそぐわず、カワイイものを持っていたり、甘いものに目がないうちの乙女。 例をあげればキリがないが、例えばこのパイナップルチャーハンにささっている傘とか、この記事の最後の方に出てくる謎のストローとか、もれなくOtto
かたまり肉を調理するのが好きだ。 パリの真ん中でも、大都会トーキョーの真ん中でも、信州の田舎でも、いつの時代も私は塊肉とともにあった。そして現在、北フランスの港町でも塊肉とともにある。 豚肩ロースは500g以上、豚ヒレ肉はまるっと一本で。 今でもよく覚えている。パリのアパルトマンでひとり暮らしをしていた10年くらい前に、骨つき仔羊のかたまりを調理した日のこと。女ふたりでまるっと食べ切った。狂人が強靭な胃袋を持っていた頃の懐かしい思い出。 こういう豪快な料理というものは
日本の夏の主食がそうめんなら、フランスの夏の主食、それは極細パスタのカッペリーニだと提唱して久しい。 noteに載せてきたカッペリーニだけでレシピ本が書けそうな勢いだ。 海辺のキッチン付きのアパートメントで夏休みを過ごしたときは、ほぼ毎日カッペリーニ。 夏の定番・冷やし中華も、こちらだと生の中華麺が手に入らないので、在外邦人の知恵袋・重曹カッペリーニでなんちゃって冷やし中華を愉しむことも多々。 その他、日々ごはん投稿のなかにも隠れているので、全部数えてくれたひとには俺
ビオのスーパーのレモンが、お買い得価格のキロ2,98ユーロになる北フランスの夏。 私の夏の週末は、このレモンとともに在ると言っても過言ではない。パウンド型で焼いたレモンケーキをウィークエンド・シトロンと呼ぶが、まさに私こそこのウィークエンド・シトロン=週末レモンの権化である。 noteでもレモン愛を幾度となく語ってきたけれども、もうレモンでマガジンつくろうかな?ってくらいに私は甘いのもしょっぱいのもレモンものが好き。作っちゃったし。 パウンドケーキもタルト・オ・シトロン
緊張感が絶えない割に刺激の少ない異国の田舎生活において、アドレナリンがもっとも出る瞬間は?と問われれば、私はすかさずこう答える。 日本の食材または料理に変換できるものに出会えたとき。しかも破格で。 この瞬間が訪れると決まって、肉より魚派のマリー=アントワネットが「なければつくればいいじゃない」と脳内でささやく。お決まりのコース。 長きにわたってnoteに残してきたこの「なければつくればいいじゃない」キャリアは、私の奇人性を説明するのに十分すぎるくらいだ。AB型でINFJ