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【わたしのすきな絵本】まめまめくん

こんにちは、mameko**です。
わたし、絵本が大好きでして。
伝えたいことが短い言葉にぎゅっと詰まっているからこそ、絵本からのメッセージは強く受け取れる感覚があります。

この場でも【わたしののすきな絵本】と題して、ちょこちょこレビューしていけたらとおもいます。

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『まめまめくん』

デヴィット・カリ 文
セバスチャン・ムーラン 絵
ふしみ みさを 訳
あすなろ書房


短くて、ちいさな絵本。
物語の主人公も、絵本のサイズと同じくちいさなちいさな男の子。
周りと比べて随分とちいさい、この男の子まめまめくんの人生を短く綴ったお話です。

昔の言葉を借りれば、
「みんな違って、みんないい。」
そんなメッセージが、人生の可能性を広げるエネルギーと共に伝わってくる絵本。

この絵本を読んで思うのは、
【人それぞれコンプレックスや弱みはあるけれど、自分らしい人生をデザインする力をみんな持っているんだ】ということ。

このお話に出てくる”まめまめくん”は、小さい頃は自分が周りよりも小さいことなんて気づかないんだけど、学校に行くことで初めてその違いに気づく。

そんなまめまめくんを、この春から小学生になる長男と重ねてみる。

きっと、彼の世界は一気に広がり、その広い世界の中にいる小さな自分を見て「人と自分の違い」を知ることもあるかもしれない。

まずは、その「違い(時にコンプレックスや弱み)」を自分ごととして受け止めること。

そして、自分の弱みも強みも全部ひっくるめて、「自分らしい人生をデザインすること」。

いつか、息子が「自分と人との違い」を知り、落ち込むことがあったら、この絵本のメッセージを伝えたいなと思っています。

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余談ですが、わたしのnoteでのネームもここが由来のひとつ。

「どんなにちっちゃくたって、偉大なアーティストになれるのさ!」

文中に出てくるこの言葉が、大好きなんです。
なので、絵本紹介の第一弾はこの絵本にしてみました。

また、ふとしたタイミングで絵本の紹介できたらなと思っています(^^)

mameko**

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