「できない」よりも「できた」を、一つずつ数えていった2020年

2020年。

今まで当たり前だったことが、なんにもできなくなってしまった。

同じような毎日なんてつまんない。そう感じてしまう飽きっぽい私だけど、「当たり前」の幸せとかけがえのなさを思い知った1年だった。

外出や移動時間がなくなり、毎日が1LDKの中で完結していく。家にこもりきりになると、1日がぬるりと始まりぬるりと終わっていく。なにもできていないような虚無感に襲われるから、「できたこと」を意識的に記録するようになった。

具体的にやってみたのは、
・Googleカレンダーにやったことのログを残す
・自分ひとりのSlackグループに、そのときの心情やできたこと（DONELIST）を残す
というごくごくシンプルかつありふれた方法。

これが意外とよくって、色がついたスケジューラーを見返すと、意外とあれもできたな、これもできたな、と加点式で自分を褒めてあげられる。やりたいことができなかったとき、気分がどうしても乗らなかったときは、堂々と「ぐだぐたする」と上書きしたこともある。できなかったことも「やったこと」に塗り替えていくスタイル。

まだまだやり足りないことも、うまくできなかったこともたくさんあるのだけど。

まだしばらくは落ち着きそうにない世の中でも、一歩一歩自分の足で進んだという実感を持ちたいから。「できない」よりも「できた」を大切に、来年も地道に着実にやっていけたらいいな。

去年お世話になった皆さんも、久しぶりに会いたい皆さんも、今年こそ会いたいそこのあなたも。今年は、生きてるだけで100点満点でした。2021年、いい年にしましょうね。