星の見えない場所

疲れた、そろそろ限界だ。

連日の情報過多にさすがに参ってしまった。なにせのんびりとした沖縄人で、その中でもマイペースな方と言われるので(自分ではきっちりしている方だと思うのだが)、一週間ほど予定がつめつめで、色んな人に会ってたくさんの情報が入ってきてしまうと本当に疲れてしまう。

自分が気になるものに検索をかけて情報を得たり Twitterやインスタの鍵アカとかで、私的な投稿をするのと見たいアカウントだけフォローするのはいいのだが、実名のFacebookとかは本当に疲れる。仕事柄たくさんの人と繋がるし、その中でも正直どうでもいい人とかどうでもいい投稿とか。いるし、あるじゃないですか。それをスルーできずにキャッチしてしまうんですね。もうやめましたけど、そんなわけで一方的に降ってくる情報が本当に苦手。

毎日忙しいんだけど、特に先月から今月まで本当に忙しかった。先週なんか本当に忙しかった。何故か東京に行かないといけなくなって、別に東京に移住したいとも思っていないのに、周りから、絶対に東京に移住した方がいいよ!と声が上がり、何故か私の東京移住計画が立ち上がり 住むなら東京のココと ココと ココ!あとこの辺は不便だからやめとけ、家賃は大体どれくらい、車は住むのに普段いらないから必要な時はレンタカーで。それじゃあ移住の下見も兼ねて行ってこい、あと東京で見るならこれとこれとこのライブとココとココの楽器店!私は何も言うことができず 流れてくる情報に圧倒されながら何故か東京へ行き色んな人に会いこれまたたくさんの情報をキャッチしてしまった。

そういうわけで、普段の仕事の忙しさも相まって、情報過多による疲労がピークにきている。同じ人種の人はきっと共感してもらえると思うんだけど…。まあ、生きやすさ=スルースキルの高さ という側面があることを実感した。

そうなった時にまあ大体家出をして1人になったり、酒を浴びるように飲んだりするのだけど、最近は星を見に行くようにしている。

沖縄だと、思い立った時におにぎりでも作って、適当に海沿いまでピクニック気分でドライブすれば、星座もハッキリみえるし流れ星もたくさん見える。人間はだれもいないし 星も月も何も喋らない。自然というのは、ただそこに存在している美しさというのを言葉なく語る。何もないけど全てがある(気がする…多分)。

普段俗世で生活に追われている時に、 あなたはそのままで素晴らしいんだよ、あなたは愛されていますよ、と言葉で言われてもイマイチ腑に落ちないのだが、自然の中に身を置くと、体感としてそれを実感することができる。なんだか普段モヤモヤしていたり 会社などで人間的な評価にさらされて疲れている人は是非、星を見たり海へ行ったりしてみてほしい。

東京へ行ったとき、都心は全然星が見えなかった。当たり前すぎて普段、星のことなんて考えもしないけど、ふと空を見上げた時に星が見えないのはちょっとというかかなり寂しい。電車移動ですら、人も広告も多くて精神的に疲れるのに、星が見えないなんて私には耐えられない

それぞれの土地で、文化や自然の形も違うから、星が見えなくてもきっといろんな拠り所があるんだと思うけど、私は精神的にすぐ疲れてしまうので、沖縄じゃないところに住まないと行けなくなったら海とか星とか綺麗なところがいいなあと思う。沖縄だと 朝早くてダルいなあと思いながら仕事へ行っても道中綺麗な海が見えるので早起きっていいなあ〜と思えて本当にお手軽。仕事で深夜に帰宅しても星が見えてほっとするしね。

情報過多を洗い流すには、個人的には海でボケっとするか星を見てボケっとするみたいな自然に触れる以外ないと思っている。根深いところの汚れみたいなものも綺麗に掃除してくれる。沖縄よりもずっと情報が多くて星が見えない場所の人達はどうやってリセットするんだろう?だから最近キャンプが流行っているのかな。とりあえず今日も、夜は星を見に行くことにしました。

#自然  #星 #考えていること











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