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2度目の別れは辛かった


この子はもう13年近く前に亡くなりました。
私が中学生の頃、近所で産まれた子を貰って
初めてで念願の犬の家族

人生に大きな学びをくれた大切な家族
名前は太陽といいます

かなりスピよりの内容ですのでご了承ください

13年前に旅立った君

つい最近まで
思い出しても涙は出なくなっていたんです

この子は病気で死んだけど
死ぬ寸前まで庭で走り回り
走っている途中で心臓発作で虹の橋を渡りました
もともと心臓が悪かったんです

私も虫の知らせ的に
なんとなくそろそろだなと感じていたことと
その日の朝に仕事に行く前に
いつもはしない挨拶に来ていたことから
本人も予感があったんだろうと思います

だから肉体の死はそういう時期が来たんだと
仕方なかったものと
案外すんなり受け入れることができました


2度目の別れ

『太陽(犬)が転生する』
姉が突然そう言ってきました

姉は霊感持ちで
死後は姉の夢に出てきたりして
メッセンジャーの様に働いていた様です

その後私もスピリチュアルを学んで
霊界と繋がれるようになったのに
この子は一切私のもとには来ませんでした

それがこの子なりの
気の使い方だったのかも知れません

ただ、なんとなく近くに居た気はしていたんです
お仕事してるんだろうから
ずっとそばに居るわけじゃないけど
でも家族って感覚で傍に居る感じ
単身赴任行ってる感じが近いかも

姉の発言から数か月
何もなかったのに
ある日突然、あの子の存在をハッキリと感じ
『あ、別れのあいさつに来ている』
そう実感しました。

転生しても魂として、存在が消えるわけではないので
私が死んだらきっと三途の川まで来てくれるはずですが

これまでの様に
家族として傍で仕事しているということは
無くなるという事

他の人の家族になってしまうという事
私の家族でなくなること

生きている間に存在は感じ取れないという事

など実感が押し寄せてしまい

最初の肉体の別れより
本当の別れを感じてしまって
心の底から喪失感で

今でも、思い出すたびに泣いてしまう
今も書きながら大号泣です。

感謝

人は勝手なもので
身近に居ると当たり前になってしまい

感謝が薄くなる
対応が雑になる

居なくなると後悔で
あの時もっと…と思ってしまう

もっともっと
生きている間にたくさん愛を返すべきだった

そう一番最初に教えてくれたのは
この子でした

なのに、その教えをまた忘れてしまっていないか?
と言うときに
この子を思い出すんです。

この子は私にとって
命の重さと感謝を教えてくれる役目だったんだろうなと
今では感じています

この子の2度目の旅立ち後から
この感謝を思い出すたびに
親や友人、大切な人達の顔が浮かぶようになりました

今別れが来ても
後悔しないだろうか?

そう思うと、会いたいな
大切にしたいな

そう思えてくるんです。


でもそばにいるとまた、大切に思うことを忘れてしまう
その繰り返しです。

人は学んだようで
学んでない
そう言うものなんでしょうね

転生

どんなものでも
魂ある存在は転生します

そして、縁の深い関係なら
一緒のタイミングでめぐり合わせることも
たびたびあります。

なので、私は
また来世でこの子や、大切だと感じたすべての魂と
出会えることを楽しみにしています。

大切な人を失った私たちができることは
まずは肉体の死を受け入れて
死後のお仕事を応援すること

引き留められると
魂は身動きがとりにくくなってしまいます

そして次の人生へ向かうことを
応援すること

魂は人生の中でしか
成長できないんです
次の学習の場へ喜んで送り出してあげるべきです

全ての出会い、愛や友情に感謝します
そして今世では悔いのない関わりを
出来るだけ心がける

そう思うと
目の前の存在がより大切に見えてきます

終わりに

心理カウンセラー兼スピリチュアルカウンセラーなので
天国に旅立った存在からのメッセージを代弁する機会も
多々あります

たとえ転生してしまっていても
必要なメッセージは受け取れるので

声が聞けて
少しでも心が整理できるなら
それも良い手段ではないかなと思います

また、大切な存在が生きているなら、
ぜひ悔いのないように
関わっていってください
そう思っても悔いは残るものですが
少しでも減らせるように
愛を渡せるように(^-^)



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