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朝の挨拶2001010 読むRadio

Good morning, everyone. おはようございます。

10月10日土曜日。落葉も近い。
本日は、目の愛護デー。

目の愛護デー(10月10日 記念日)
中央盲人福祉協会が1931年(昭和6年)に「視力保存デー」として制定。戦後、厚生省(現:厚生労働省)が「目の愛護デー」と改称した。
日付は「10」「10」を横に倒した形が目と眉に見えることから。また、1963年(昭和38年)のこの日、アイバンクが開設した。「目の愛護デー」には公益社団法人・日本眼科医会も参加して目の伝染性疾患予防などに対する知識の普及活動の拡大、失明者に対する福祉運動などのイベントを実施している。

高齢になると失明の可能性が高くなる。原因は第1位が「緑内障」、第2位が「糖尿病網膜症」で初期症状がない。多くないけど「網膜剥離」や「白内障」など視力を低下させる病気もある。
私はドライアイとアレルギーっぽいので、処方された保湿目薬が欠かせません。

朝ルーティンの時間

本日のお茶はアッサム。ミルクティーもよく合います。
天気は。5時の気温は室内20℃。湿度55。
外気温8℃。
一気に気温が下がりました。

台風14号は関東を抜けているようですね。被害が少ないといいなぁ。

気になるニュース。「干ばつへの耐性を上げるために」とあります。遺伝子を組み替えて将来的にどうなるのか。

ナショナルジオグラフィックにオオヤマネコがアップされてました。
猫好きさん必見です。顔の模様はトラ、身体はヒョウにも似てますね。
オオヤマネコは哺乳綱食肉目ネコ科オオヤマネコ属、トラとヒョウは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属。遠くて近い親戚みたい。

リメイクされないパニック映画の名作

超高層ビルが数多くそびえるようになって幾数年。そのたび思い出す映画があります。何度見ても飽きない名作を紹介。

『タワーリング・インフェルノ』

監督:ジョン・ギラーミン
原作:リチャード・マーティン・スターン、トーマス・N.スコーティア、フランク・M.ロビンスン
脚本:スターリング・シリファント
撮影:フレッド・J.コーネカンプ、ジョゼフ・バイロック
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、スティーヴ・マックィーン、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ウィリアム・ホールデン、ロバート・ヴォーン

『タワーリング・インフェルノ』(原題:The Towering Inferno)は、1974年ワーナー・ブラザースと20世紀フォックスの共同製作。アメリカのパニック映画。日本では1975年に公開。
超高層ビルの火災を描いており、1970年代半ばに起こった「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている。
スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンの2人が主演。他にも有名俳優が出演しており、公開前から話題となっていた。以前から『ポセイドン・アドベンチャー』(1969)、『大地震』(1974)といったパニック映画がヒットしており、それに続く形となる。
1975年に東京・丸の内ピカデリー・パンテオンなど6館、その他全国72館で公開。その後全国117館に拡大され、おそらく当時初の全国拡大興行を展開。最終的に全国の配給収入は37億2,500万円を記録し、『ゴッドファーザー』『エクソシスト』を超えたヒット作品となった。
1974年度のアカデミー撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。

2時間45分の上映時間、当時は途中休憩があったと聞いた。

物語

アメリカ・サンフランシスコ。
138階建、高さは地上550メートルにもなる超高層タワービル「グラス・タワー」は落成式の日を迎えた。市長夫妻・上院議員・街の名士たちが着飾り、135階のパーティー会場に集まった。

タワーの設計者・ダグ・ロバーツも来ていた。

その頃地下では発電機が故障し、煙を上げていた。
異常を感知した警備室、ひとりが様子を見に行く・・・。

パーティーは盛況。
地下の様子を知らされたオーナーのダンカンは「今日はビルの落成式だ、騒ぎにしたくない」と取り合ってくれない。この判断があだとなる。

そもそもこうなった原因はどこにあるのか。理由はおいおいわかる。

81階から真っ赤な悪魔が広がってゆく。

スプリンクラーは作動しない。

消防隊が駆け付けた!
車中での会話が「超高層ビル」という途方のなさを物語る。
隊長のオハラハンが指揮し、隊員たちと81階より下に拠点をつくり消火活動に向かう。ビルの構造について知るダグが加わった。
当たり前かもしれないが、オハラハンはあきれたような口調で言葉をぶつける。
「何でこんなビルを…」
ダグは面目なさそうな表情をする。

現状は最悪だった。

パーティ会場の人々も気づきだした。
エレベーターは使えず非常階段への扉も開かない。なんてビルだ!非情だ!

必死の消火活動が続く。一方でビルの住人たちを避難させているが、取り残された人もいた。救出すべく向かう。

犠牲者は増えるばかり。

脱出が困難となり、135階を目指すが、そこでとんでもないものを目の当たりにした。

パーティー参加者の救出も難しい。

みんなで協力して、簡素だが脱出の手筈が整った。

高所恐怖症でなくとも、このシーンはとても怖い。

子供と女性の安全を優先。

展望エレベーターにも女性らを乗せて動き出す・・・。

男性たちは不安で仕方がない。
ダンカンの娘婿ロジャーは怒りをぶつけはじめ、感情は伝染していく。

そしてまた悲劇が起こる。

オハラハンとダグは最後の手段に出る。

最後の最後まで、誰が生き残るかわからない。

だれが笑顔で再会するか、涙を流すか。

消防士たちへの勇気ある行動を讃えた作品。

Steve McQueen(1968年)

Paul Newman(1966年映画『動く標的』より)

製作は『ポセイドン・アドベンチャー』をヒットさせたアーウィン・アレン。監督は『レマゲン鉄橋』『ハイジャック』など数多くのアクションアドベンチャー手掛けるジョン・ギラーミン。
出演は、戦闘シーンのない異色の戦争映画『大脱出』で主演を務めたスティーブ・マックイーンと、ゴールデングローブ賞「世界で最も好かれた男優」に3度選出されたポール・ニューマンを中心に物語が進む。
ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア(本作で英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞)、フェイ・ダナウェイ、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、ロバート・ヴォーン、O・J・シンプソンなど豪華な顔ぶれ。
本作の世界的ヒットは、経営難の20世紀フォックスを立て直した。

60近くものセットをつくり、実際に火事を起こしてそのほとんどを燃やしたという。燃え盛る炎が実にリアルで、現場に居合わせた人々の焦りや怒り悲しみといった人間ドラマ、真剣な表情が印象に残る。ビルの住人・パーティー会場・消防隊員・ダグとオハラハン、複数のチームで制作は進められた。

当時、主にワーナーの映画に出演していたスティーブ・マックイーンと、20世紀フォックスの映画に出演していたポール・ニューマンの顔合わせが実現した。マックイーンはニューマンと同じ量のセリフを要求。ギャラも同じにしたとか。高層ビルの設計者ダグ役のニューマンは映画冒頭から登場するが、消防士役のマックイーンは43分経過した頃に登場している。
オープニング・クレジットは、どちらが優位か分かりにくい表示になっている。これは共に主役を務める二大スターに優劣をつけず名前を出すための苦肉の策。日本ではパンフレットのキャスト欄やテレビ欄などでは大半がマックイーンを先頭においている。

題名の「タワーリング・インフェルノ」とは、日本語で「そびえ立つ地獄」という意味。原作は2本。リチャード・マーチン・スターン原作の『ザ・タワー』とトーマス・N・スコーティアとフランク・M・ロビンソンが書いた『ザ・グラス・インフェルノ(ガラスの地獄)』の原作小説2つを、スターリング・シリファントが1本のシナリオにまとめた。

「MainTitle Music」

オープニングで流れる音楽。
音楽を担当したジョン・ウィリアムズは、第29回英国アカデミー賞・作曲賞 に輝いた。

Maureen McGovern「We May Never Love Like This Again」

主題歌はモーリン・マクガヴァン「愛のテーマ」。
第32回ゴールデングローブ賞・主題歌賞に選ばれた。

予告編

『ザ・タワー』

監督 : キム・ジフン
出演 : ソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン、キム・イングォン、ト・ジハン

大火災に見舞われた超高層ビルが舞台。2013年公開作品。
韓国版『タワーリング・インフェルノ』といったところ。
ソル・ギョングは『TSUNAMI-ツナミ-』、ソン・イェジンは『私の頭の中の消しゴム』でヒロインを演じ、映画を観た多くの人が涙を流したという(観たけど泣かなかった)。韓国映画界で人気と実力を兼ね備えた俳優たちが共演し話題となりました。

DS版はやったことありません。映画との関連もないですが、高速ビルという点は同じ。
ビルを建設し発展させていくシミュレーションゲーム。エレベーターなどの移動で待たされる住人にストレスがたまり、限界を超えると出て行ってしまう。火災・泥棒・テロなど突発的な事件も起きる。オフィスや住宅、テナントの家賃収入を基に、ホテルなどを運営。人々の暮らしをのぞくことができる。100階建てを達成した後も営みは続く。

本日はここまで

いかがでしたか。
大火災を描いた作品は、ロン・ハワード監督『バック・ドラフト』(1991)もありますが、初公開から45年もの時が流れても、色あせることはありません。むしろ超高層ビルが増えた今でこそ伝わるものが多いと思います。
ビルを建てるために必要なのは何なのか。忠告・人の話に耳を傾けないとどうなるか、教訓といえる名言が多く、さまざまな視点からみられます。
消防士はアメリカの人にとってヒーローそのもの。命を救い、炎に立ち向かう姿は憧れの存在です。
是非観てください。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。Have a fine day.

201010 YUHUA O.

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!