続・鮭物語2020
（扉）鮭、川をのぼる。
海から道路の下を通って(おそらく魚道がある)川へ。下流から10m付近。
オレンジ色のくぼみ。深くていいや、と思うと・・・。
あ！川の左側（写真奥）は浅い！身体が出ている！
「疲れちゃったよ～ちょっと休もう？」「なぁに、まだまだ～」
体を思い切りくねらせ、勢いをつける。
角度を少し海方面へ。次々鮭がのぼってくる。
橋の上から下流に向かって撮影。手前側が上流。よく見ると、鮭たちは「右側通行」。一匹はねた！
鮭から見て右が通り道、真ん中が一部くぼんで深い(罠？)、左が浅瀬になってる(さらに罠)
右の影は橋です。浅すぎて身体が出てしまっている！護岸工事された川だからお腹が削れて痛い！影もないから肌が焼ける！
思わず力が入る応援(？) 右だー！ 右ッ 右ィィィ！
助けて・・・僕、動けないよぉ・・・
最初の地点に戻ってアップ。身体が出て動きにくそう。ちょっと行っては休み。
うようよ泳ぐ。広い川ではないです。3人並んで手を軽く伸ばせば、川の両端に届くくらい。
少し海の近くへ。川に入ってすぐの河口付近。砂地かな？身体が出ない深さだし、海水から淡水に慣らすのにちょうどいい。のんびり。
中央の子、身体に赤い縦じまが入ってる。「婚姻色」と言います。川に入って縦縞がある子は「ブナ」と名を変えます。
アップ。手前がお腹赤い子。すでにつがいなのか、2匹で行動している。
疲れちゃっただけだけさ・・・
しばらくお待ちください。
1kmほど上流に来てみた。一匹もいない。遡上はまだはじまったばかり。
再び河口付近へ。50mほど上流から鮭を探す。
橋から下流を見てみると・・・バシャンと水音。何か・・・いる！
ドン！
ドドン！ いたぁ～～～!!体半分水から出ちゃってる！でも元気だ！
近くに行ってみると、身体の縞模様がはっきりしてる。(扉に使用)
川を上る一匹の鮭。もう「ブナ」か。一番の感想は？「ジブンヲ・ホメタイ」「ツレニ・クルヨウ・イッテクレ」ひとりでは子孫を残せませんものね。
橋の手前に段差あったけど、ジャンプするのかな？今日そこまで行ける子はいなそう。明日は雨で増水するから、少しは泳ぎやすくなるかな。生まれた川によく戻って来たね。ありがとう鮭！頑張れ鮭！あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ！