先生ってありがたい。

私は中学から英語を学んだ。
紆余曲折ありながらも、
アメリカの大学院で学べる英語力を日本で身につけ
現地でも当然学び続けた。
さらに第二言語習得のプロセスについても専門的に勉強し
自分が英語を教える仕事をしているので、
「外国語を学ぶ」ということについては
少し、いや、けっこう自信を持っていたのだけど
2年ほど前に韓国語の勉強を始めて、
「先生」の役割を改めて考えることになった。

私が英語を勉強していた時代は主に90年代。
今とだいぶ違う 笑
最近は音声を聴けるアプリがとてもたくさんあって
Youtubeをはじめとするオンラインの教材の充実ぶりが
昔とは比べ物にならない。

だから、私は韓国語も独学でいけると思っていた。
まずはハングル文字を学び、音読を繰り返し、
YouTube の教材を見ながらたくさん真似すればいいだろう、
コツコツやっていけばいいと思っていた。
実際にそれでも別にいいのかもしれない。
勉強していて、特に不便を感じた訳ではなかったのだけど
(疑問点を調べるのには時間がかかるけど)
少しわかるようになってきたかな、という好奇心から
軽い気持ちで
1レッスン500円のオンライングループレッスンを受けてみたところ
私にとってその意義は大きかった。

正しい発音や自然な韓国語のフレーズに触れ
レッスンをうける楽しさはもちろん
自分の拙い韓国語が人の耳に入る緊張感
何より「例外」を取り出して説明してもらえるありがたさ。
思えば、言語は例外だらけなのである。
モヤモヤしている点も、しっかり解決できる。

自分でコツコツ勉強するのは1番大切。
でも、
「披露」「質問」の場を持つと
学習効果はさらに高まりそうだと
今更ながら実感。
Youtubeやアプリなども活用しつつ
双方向型の学びの場も大切にしていきたいなと
思った出来事でした。





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