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日本一周 京都・滋賀編

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日本一細かい京都・滋賀旅行の記録。
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#滋賀

【日本一周 京都・滋賀編27】沖島上陸記

※汽水湖(淡水と海水の混ざった湖)の有人島は他にもありますが、淡水湖における有人島は世界に4つ、日本では唯一です。サムネイルは彦根城から見た遠景の沖島。  昨夜は「はる家 梅小路」(京都滞在の拠点としていた激安宿)で過ごす最後の夜であった。しかし、前日でありながら次の日の滋賀をまわる予定を全くといっていいほど立てておらず、ようやく本腰を上げて立て始めたのが22時過ぎ、翌朝が早いにもかかわらず日付を超えてからの就寝となった。  そして今日、なんとか予定通りに起床し、余裕を持

【日本一周 京都・滋賀編28】 のどかな時間が流れる沖島

・沖島上陸  3日目。予定より早めの起床&出発に成功するも、京都駅までの徒歩に想定以上の時間をくわれてしまい、発車十数秒前のギリギリの乗車になった。ちなみ、これから向かう沖島へは、電車に次いで、バスとフェリーを乗り継ぐ必要があるため、1本の乗り遅れが大事につながる可能性が大きいのであった。車内は西日本に多い(気がする)ボックス席が並ぶタイプで、1年前の、青春18きっぷ旅行が思い出される。 2泊3日つかい倒したお部屋  バスの発車地点となる近江八幡駅に到着。構内のセブンイ

【日本一周 京都・滋賀編29】 西洋建築!日本一おしゃれな郵便局

・ヴォーリズラリー  堀切港からバスを乗り継ぎ、近江八幡にゆかりのあるヴォーリズの建築を見に行った。彼は英語教師として滋賀県立商業高校に赴任したのち、建築家として日本全国の1600の建物の設計を手がけた。その第一号となったのが今回訪れるアンドリュース記念館である。 正面  大学時代の親友であったハーバード・アンドリュースが夭折した際に、彼の家から送られた資金をもとにヴォーリズが設計したものである。クリーム色を基調とした外壁に、木枠のガラス窓がアシンメトリカルに配置された

【日本一周 京都・滋賀編30】 近江牛!~ティファニーで昼食を~

 お互いに空腹を感じながらも会話で気をそらし、バスに揺られて近江八幡駅へと戻ってきた。すでに懐かしい。 お昼は、駅中のコンビニで朝ごはんを食べたときに目に入った階段上の広告「近江牛レストラン ティファニー」にしようと二人で決めていた。食べログで下調べをすると、サービスランチが1,260円、「ちょっと奮発してステーキランチ2,625円にしてもいいね」と和気あいあいと、かつ綿密に話し合っていたため、肉欲(純粋)はピークに達していた。  駅から歩いて5分ほどで着いたティファニー

【日本一周 京都・滋賀編31】 徒歩より彦根城の国宝天守に詣でけり

・ひこにゃん一本柱  彦根駅に着くころには2人とも満身創痍だった。わずかに残ったHPを切り崩しながら、重いリュックを背負って遠くに見える城をとぼとぼ目指した。(今考えると駅のロッカーにでも預ければよかったなぁ)  滋賀県護國神社の境内を通ってショートカットし、城壁によって教習所のクランクみたいにうねる道をされるがままに歩いていく。 城壁クランク  受付でチケットを買うと、脇の彦根城博物館の方からなにやら音楽が聞こえてきた。旅の初日だったら様子を見に行ったかもしれないけ

【日本一周 京都・滋賀編32】 国道沿いの寂寥

・TRANZITで時間が溶ける  瀬田駅前の餃子の王将に入る。駅前のゴミゴミした感じが関東っぽくて、旅の終わりを感じた(歓楽街に西も東もないのかもしれないけれど)。炒飯と餃子をシェアして、夕飯とする。炒飯についてきた葱のスープが冬の体に染みることよ。 王道コンビ  あとはバスの時間までを快適に過ごす拠点を確保すべく、大津温泉 おふろcafé びわこ座まで歩くのみ。と思っていたら、これが瀬田駅から結構遠い。夜の国道沿いを棒になった足でひょこひょこ歩き、虚無の鼻先が見え隠れ

【日本一周 京都・滋賀編34】 参考にならない2泊3日 京都・滋賀弾丸旅行

 この記事には、京都府と滋賀県を、2泊5日約4万円で旅行したときの詳細な旅程(訪れた場所、交通手段、宿、食べたものなど)と、一人当たりの旅費を正確に算出したものを掲載しています。この記事をコピーすることで、あなたは、私たちと寸分違わず同じ旅行を経験することができます。なんて素敵。 《旅程》 1日目 23:10 池袋サンシャインシティ文化会館1Fバスターミナル 出発 2日目 6:20 京都駅八条口 到着 6:30 マクドナルド八条口店 〈明石:エッグマックマフィン 尾道: