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日本一周 京都・滋賀編

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日本一細かい京都・滋賀旅行の記録。
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2022年3月の記事一覧

【日本一周 京都・滋賀編30】 近江牛!~ティファニーで昼食を~

 お互いに空腹を感じながらも会話で気をそらし、バスに揺られて近江八幡駅へと戻ってきた。すでに懐かしい。 お昼は、駅中のコンビニで朝ごはんを食べたときに目に入った階段上の広告「近江牛レストラン ティファニー」にしようと二人で決めていた。食べログで下調べをすると、サービスランチが1,260円、「ちょっと奮発してステーキランチ2,625円にしてもいいね」と和気あいあいと、かつ綿密に話し合っていたため、肉欲(純粋)はピークに達していた。  駅から歩いて5分ほどで着いたティファニー

【日本一周 京都・滋賀編31】 徒歩より彦根城の国宝天守に詣でけり

・ひこにゃん一本柱  彦根駅に着くころには2人とも満身創痍だった。わずかに残ったHPを切り崩しながら、重いリュックを背負って遠くに見える城をとぼとぼ目指した。(今考えると駅のロッカーにでも預ければよかったなぁ)  滋賀県護國神社の境内を通ってショートカットし、城壁によって教習所のクランクみたいにうねる道をされるがままに歩いていく。 城壁クランク  受付でチケットを買うと、脇の彦根城博物館の方からなにやら音楽が聞こえてきた。旅の初日だったら様子を見に行ったかもしれないけ

【日本一周 京都・滋賀編32】 国道沿いの寂寥

・TRANZITで時間が溶ける  瀬田駅前の餃子の王将に入る。駅前のゴミゴミした感じが関東っぽくて、旅の終わりを感じた(歓楽街に西も東もないのかもしれないけれど)。炒飯と餃子をシェアして、夕飯とする。炒飯についてきた葱のスープが冬の体に染みることよ。 王道コンビ  あとはバスの時間までを快適に過ごす拠点を確保すべく、大津温泉 おふろcafé びわこ座まで歩くのみ。と思っていたら、これが瀬田駅から結構遠い。夜の国道沿いを棒になった足でひょこひょこ歩き、虚無の鼻先が見え隠れ

【日本一周 京都・滋賀編33】 帰京

・”””ニトリ”””  バスの出発する南草津駅まで、またもや深夜の国道沿いを歩いていった。KANA-BOON の「さくらのうた」を頭の中に流しながら惰性で歩いていると、突如として巨大なニトリの看板が現れた。すると、尾道が巨大な文字に対しての恐怖感を蕩々と語り出した。  彼の話を聞くと、たしかに、深夜に身一つで対峙する巨大文字には、慄然とさせるなにかがあるように思えてくる。尾道いわく、特にニトリののっぺりとした無機質な字体は、恐怖心を増幅させるのだという。人間がつくったもの

【日本一周 京都・滋賀編34】 参考にならない2泊3日 京都・滋賀弾丸旅行

 この記事には、京都府と滋賀県を、2泊5日約4万円で旅行したときの詳細な旅程(訪れた場所、交通手段、宿、食べたものなど)と、一人当たりの旅費を正確に算出したものを掲載しています。この記事をコピーすることで、あなたは、私たちと寸分違わず同じ旅行を経験することができます。なんて素敵。 《旅程》 1日目 23:10 池袋サンシャインシティ文化会館1Fバスターミナル 出発 2日目 6:20 京都駅八条口 到着 6:30 マクドナルド八条口店 〈明石:エッグマックマフィン 尾道: