動機善なりや、私心なかりしか
何事にも大事な哲学
今週もお疲れ様でした、、
夏の週末って感じしますね^-^
ビアガーデンが恋しい
さて今日は、、、ここ最近での大ヒット本をご紹介。
『稲盛氏に最も信頼された男』と評される大田嘉仁氏が著者。
「JALの奇跡」とあるが「財務状況の改善」など数字的な側面を描いているのではなく「どのようにして意識改革をしてきたのか」が描かれている。
※財務的なJALの再建、政治の絡みを読みたければ違う本を読んだ方が良い。(当時のPL,BSなどの情報、政府との関わりなどの記載はない)
【お伝えしたいこと】
どれだけ稲盛さんが本気で社員の方と関わっていたか。
稲盛さんがJALの社員からどう迎えられ、自身がどう向き合ったか。
企業風土が異なるのでなかなか全てを真似することは難しい。
ただただ、生きていく上でどう言う在り方であれば良いか。
稲盛さんの生き方、そして事例と共に書かれている。
会社の経営者、マネージャーは一読の価値あり
マネージャーになりたての人も読んだ方がいいと思う
【人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力】
人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算で決まる。
「能力と熱意は、それぞれ0点から100点まである。」
能力を鼻にかけ努力を怠った人よりは、自分には普通の能力しかないと思って誰よりも努力した人の方が、
すばらしい結果を残すことができる。
考え方とは生きる姿勢でありマイナス100点からプラス100点まである。
考え方次第で人生や仕事の結果は180度変わってくる。
能力や熱意とともに、人としての正しい考え方をもつことが大切に。
稲盛和夫さんがこれまで起こしてきた奇跡の中でも、
JAL再建についてはご年齢もあり何度も、何度も断ったと言われる。
再建についてのハードルが高かったのか、と普通の人なら考える。
ただ私は違う。
「動機善なりや、私心なかりしか」
この精神を生きることがどれだけの熱意が必要かと考える。
人は弱い生き物だと言うことを知り尽くしている稲盛さんだからこそ、
有言実行でありたかった。そのために熱意を注げる状態を保つのにエネルギーが必要であり「依頼があっても受けない」と話されていたのだと思う。
どんな聖人でも力を持つと魔王になる。
その魔王と倒した勇者が次の魔王となる。
そう、それだけに人は弱い。
この状態を受けいれることから始まり、
無給で再建を目指すのは稲盛さんの覚悟の現れだった。
※あくまで個人の感想です。
「動機善なりや、私心なかりしか」
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
など京セラフィロソフィーがふんだんに散りばめられた本書。
実例と共に読むことができるのでフィロソフィー入門編にしては、
最高の一冊になることは間違いない。
Kindle版もないので是非書店、Amazonで購入してください。
※大手の書店であればあるはず
JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)
「謙虚にして驕らず」
しっかり地に足つけて学ぶ、ずっと謙虚であり続けるために学びます。
それでは今日はこの辺で♪
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