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質問41.人間関係において理想と現実の差を改善するために何をしますか?

昨日は人間関係における理想と現実の差の要因について考えてみました。
人間関係は「相手」がいる以上、「自分から見た現実」と「相手から見た現実」の2つの側面があります。

「起こった事象」に対して、自分は「自分の信念」というフィルターを通して物事を解釈しますし、
相手は「相手の信念」というフィルターを通して物事を解釈します。
それはまるでひとりひとりがそれぞれ違う「メガネ」をかけているような状態なのです。

ここでどちらかがこの事象を解決するために声を掛け合えばすぐに解決するのですが、「人は自分を違う信念を持っている」と気が付かずにすれ違ったままの場合も多いのです。

そこで、こうした人間関係の理想と現実の差を埋めるためには
まず
①自分の「信念」は何か、ということを知る。
自分はどのような時に心がざわざわするのか、居心地が悪いと感じるのか。
それを自覚することで「これは自分の信念(思い込み)なのかもしれない」と、その信念を客観的に見ることができるようになります。
そして「本当にそうか」と確認するきっかけになります。

このAさんの場合は「忙しそうな人に迷惑をかけてはいけない」という信念を持っていますが、聞いてみると意外と親切に教えてくれたりするものなのです。

②相手の「信念」は何か、ということを想像する
自分の信念を自覚したら、次に相手の信念を想像してみましょう。
知り合ったばかりの人の「信念」まで知ることは難しいですが、その人が今どのような状況や立場にいるのか、という相手の背景を想像してみましょう。
人はそれぞれ自分と同じように、別の「信念」を持っています。
自分の信念がとても大事なものであると同時に、相手の信念も尊重されるべきものです。
相手の状況を想像することで、相手を尊重したコミュニケーションが取れると思います。

必要以上に攻撃的な人や不愛想な人は実は自分に自信がなかったり、不安を抱えていたりします。
「この人にこのような態度を取らせてしまっている背景や信念は何だろう?」と冷静に観察することができれば、相手とのコミュニケーションも少しはスムーズにいくかもしれません。

(少なくとも自分へのダメージは減ると思います。)

以上の方法で、人とコミュニケーションを取ることで「自分にとっての対人ストレスを減らす」ということはできます。
ただし、ビジネス上実害をこうむっている場合は、きちんと証拠を残した上で遠慮せずに周囲の人に相談することをおすすめします。

人間関係の恐れや不安はお化けのように、「いるかいないか分からないけど、なんとなく怖いもの」だったりします。
そのようなことに煩わされずに、楽しく日々を過ごせるようになりたいですね。(という自分もまだまだ修行中です…。)

#ワーママ #毎日note #おうち時間を工夫で楽しく

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