こんにちは、有斐閣書籍編集第２部です。

こんにちは、有斐閣書籍編集第２部です（２度目）。

このnoteでは、ふだん私たちが作っている本の紹介であったり、関連する情報やエピソードについて届けていきたいと思っています。

初回ということで、今回は編集部の紹介をしましょう。

まずはじめに少し不自然な名前から。有斐閣という会社はいわゆる学術書を出版する会社で、そこの「書籍編集第２部」というと、じゃあ第１部もあるんだろうな……と、素直に考えるとそうなると思うんですが、じつは第１部はありません。「１部なしの２部」です（笑）。

正確にいうと、すこし前までは「書籍編集第１部」があって、そこは法律書を担当する部署でした（改編して今は書籍編集部という名前）。ご存じの方も多いと思いますが、有斐閣という会社は、法律書や六法、『ジュリスト』のような雑誌を大きな看板にしているんですね。

とはいえ、140年以上続く会社として、一貫して社会科学・人文科学の学術書を作って来た歴史があり（よかったら、ウェブサイトの会社案内も見てみてくださいね）、そのなかで「法律書以外」の本をつくる部門というのが、私たちの編集部なんです。

「法律書以外」「法学以外の学問」といってもものすごく幅があるので、実情を言えばその時点で所属している編集部員の個性や関心に近いラインナップになっています。ざっくりですが、経済学、経営学、商学、政治学、心理学、社会学、社会福祉学、教育学あたりが、いま所属する部員の得意分野だと思います。

というわけで、次回からは、いくつかの分野の担当編集者に、新学期・新入生におすすめの本について聞いていきたいと思います。