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BUMPのライブから生きる力をもらった。

昨日は大阪城ホールで、BUMP OF CHICEN のライブがあった。

BUMPは僕が高校の時からずっと好きなバンドで、もうかれこれ10年以上もファンだ。

自分がこんな気持ちになるのかというくらい、感動したし、素直に心の底から叫べたし、いろんな感情が込み上げてきた。

この気持ちは絶対に残しておきたい!

大阪から帰る電車の中で、昨日のライブについて書きます。

16年前に開催されたライブの再現

今回のライブはBUMPファンの間では、特に特別なライブだった。

というのも今回は、16年前に開催された「ホームシップ衛星」というライブを再現するような内容だったからだ。

今ではなかなか歌われなくなった名曲や、擦り切れるくらいに何度も聞いたメロディーをライブで聞ける。

楽しみで仕方なかった。

4年前に人生初めてのライブに行った

前置きが長いが、自分は4年前にBUMPのライブに初めて行った。

4年前の自分は、新卒で勤めていた会社を辞めフラフラとしていた。
次に何をすれば良いのかも、何がしたいのかもわからない。

周りの友達がどんどん前に進んでいる中で、自分が取り残されているような気がした。

そんな時に、ふと目にしたのがBUMPのライブ「aurora arc」だった。

ライブなんて行ってなんの意味があるのだ。
そんな風に頭が硬い自分は思っていたが、なぜだがこの時は「行ってみよう」と思った。

するとどうだろう。
ずっと画面越しにしか聞いてなかった、BUMPの音楽が五感から伝わってくる。感動としか表現できないような気持ちになった。

しかし一方で、何も頑張れていない自分に気づいてしまった。
目標も見つからず時間を消費している自分が嫌だ。
次にライブに来るときは、絶対に成長した姿で、会いに行こう。

当時25歳だった自分はそんな風に思った。

コロナ禍でもバンプを聞いた

4年前のライブの後、世界はコロナ一色になった。
もちろんライブも開催できなくなった。

それでも僕はBUMPをずっと聞いてたし、
なんならコロナ前よりも聞いたかもしれない。

どうしようもなく不安な時には、「ギルド」を聞いて、
元気になりたい時は「車輪の唄」や「ray」を聞いた。

かじりつくようにして見た朝ドラ、「おかえりモネ」はBUMPが主題歌だったからみた。

一人暮らしのアパートで、何度も何度もライブDVDをみた。

振り返るとずっとBUMPを聞いていた。

熱海に行ったり、福島に行ったり、和歌山に行ったり、大阪に行ったり。北海道に行ったり。

いろんなとこに移り住んだけど、変わらずにBUMPがそばにあった。

第一声を聞いた時の感情の高鳴り

だから今回のライブは本当に楽しみだった。

大阪城ホールに到着した瞬間からびっくりした。

スクリーンに映し出されていたのは、プラネタリウム。

星がキラキラとしてて、流れ星なんかもあった。

会場の雰囲気、16000人の観客の熱気。

その中で、ついにライブが始まった。

一曲目は「メーデー」

何度も何度も聞いた曲だ。

ボーカルの藤くんの声が心に突き刺さる気がした。

ああ、この日のために頑張ってきたんだ。そんな風に思った。

生きるのは最高だ

そしてセトリがもう神。

BUMPの中で特に人気の曲で構成されていた。

「ラフメイカー」
「アルエ」
「ハンマーソングと痛みの塔」
「真っ赤な空を見ただろうか」
「望遠のマーチ」
「カルマ」
etc

中でもやっぱり「ray」
めちゃめちゃに盛り上がった!

特に好きな歌詞がこれ

○×△どれかなんて 
みんなと比べてどうかなんて
考える暇もないほど
生きるのは最高だ

ray

「生きるのは最高だ」の部分は、みんなで叫ぶ。

なんて気持ち良いのだろう。

ヘロヘロの君がどんなに俺たちを元気にさせるか

ヘロヘロでも、自分のことが嫌いでも、なんだって良いからまた俺たちに会いにきてほしい。
ただ生きていてほしい。
生きていたらまた会えるから。
そんで君の目で確かめてほしい。
そんなボロボロの自分でも、どれほど俺たちを元気にするかを。

ボーカルの藤くんのMC
ニュアンスだけど、こんな感じのことを言っていた。

BUMPはいつも、辛い人や苦しんでいる人にスポットライトを当ててくれる。

辛くても良いんだ。そんな君に向けて歌を歌ってるんだ。
ボロボロでもヘロヘロでも、君が存在していることが偉大なんだ。

そんな風に語りかけてくれる。

本当にそう思ってるんだろうな。というのが、叫び方でわかる。

気づいたら自然と叫んでいた

普段はあんまり喋るタイプではない自分

なのにライブ中は自然と叫んでいた。

ありがと〜〜〜〜〜〜!!!

って叫べたのは驚いた。

本当にそんな事叫ぶタイプではないのだ自分は。

でももう感情が昂っていて、叫ばずにはいられなかった。

そして思った。

ああああ、叫ぶの気持ち良い!w

もうこの日のために生きてきたんだって。
そんなふうに思った。

また絶対に成長して会いに行く

また絶対に行きたい!

今よりももっと成長して、やり切った!て言えてる自分になって、
もっかい会いに行きたい。

こんなにも心が動くことがあったんだって、自分に驚いてる。

また会いにいくために。
そのとき全力で楽しむために。

今を精一杯生きるのだ。

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