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〜何色に見えるかはあなたが決めれば良い〜_rika_01

白と黒と音から色を感じる
ちょっと何言ってるかわからない系の記事でした😆

伝わった人もいると思うんですが、細かく解説しますね。

白と黒はピアノの白と黒の鍵盤をイメージしています。
鍵盤は理論に基づいた順番、タイミング等によりメロディーが生まれます。メロディー:音色とも言うように「色」をつけることができますね。
白と黒から音が生まれる
白と黒から音「色」が生まれる…という記事

【余談】
私はモノクロの写真をよく撮ります。今は新緑の季節なので「カラーで撮影すればいいのに…」と妻にも言われますが、モノクロのほうが色を想像する楽しみが残るじゃん、というかなり自分勝手な理由です。一枚の写真で、見る時、時期によって想像するものが違ったり、人それぞれの色を付けられるので楽しいかなとおもいます。
とはいえ、仕方無しに、同じ構図でモノクロとカラーを両方取ります。加工すれば良いんですけど、面倒なんで。


白と黒をどう見るか!?どう感じるか!?

色について語る前に、「光」と「色」のことを知っておく必要があります。
(透明と鏡については別で記事にしますのでここでは考えない)

いろんな色の「」を重ねると「」くなる!
いろんな色の「絵の具」を混ぜると「」くなる!

…なんで!?

加法混色?減法混色?…ちょっとよくわからない。


まず、「光の色」と「絵の具」として考えよう

光は飛ばせますよね。レーザーポインターなどを思い浮かべて見て下さい。
緑色のレーザーポインター、緑の光を発しています(飛ばしています)。

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しかし、「絵の具」は同じように飛ばせませんよね😆
放っても落下しますね。

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同じ「」という文字を使いますが、「光の色」と「絵の具の色」は全く違う性質を持っています。この言葉の省略が誤解を招いているかもしれませんね。英語だとLightとColorで違うかな。Rayも使ったりしますね。
青い光も青、青い絵の具も青と使ってしまいがちですが、それぞれ違うはずです。

改めて光の説明をするよ

白色光と記載されますが、白い光では無いようにも思いますが一旦ここでは置いときます。

白色光は、いろいろな色の光によって作られています。
光を混ぜると「白い光になる」 → 白い光はいろんな色でできている

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単純に「光を当てる」という行為には、いろいろな色の光を当てることになります。

そして、光以外の目に映る「物体」は、光を通さない性質があります。

通らない、ぶつかった光はどうなるでしょう?


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例1:【植物が「緑」に見える】…なんで?

答え:緑色以外の光を吸収して、緑色の光が取り残されるから

植物に含まれるクロロフィルやカロテンという物質の光の吸収スペクトルを示します。
https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol13.html

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山になっている部分が「吸収率が高い」→ 良く吸収する という意味

もう、こういうのでわからなくなるよね。もうちょっと我慢だ!
さっきのプリズムの図と並べてみよう!

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葉っぱの中にも吸収しづらい光の色があるよね。そこがたまたま緑だったんだよ。
つまり、
緑色に見える葉っぱは、緑色以外の光を吸収することができます。
吸収できない緑色の光だけ、表面に残ってしまいますので、その緑が見えていることになります。


物質にぶつかった光は、どうなるか?

「吸収」と「反射」が起こります。

吸収できなかった光が残って「絵の具の色」になって見えます。

「絵の具の色」は光が当たった結果そう見えるモノ


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例2:暗記用の赤フィルム!!

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https://store.shopping.yahoo.co.jp/y-wakka/cha-b-rs.html

色々と便利な世の中ですねぇ。
透明なフィルムをかざすと奥の文字が見えなくなります。

文字の上にマーカーする → 青のフィルムとは、
青以外の光を吸収することになります。

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そこに、赤いフィルム=赤以外の光りを吸収するわけなので、
「マークされた青い部分」は光を通さない部分になり、黒くなります。

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注)実際には黒くなるわけではなく、文字として認識される黒と白とコントラストがフィルムによって透過光が弱まるため、見えにくくなるわけですね。これも別で書きますね。

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まずは、「色」の基本として光と絵の具として解説してきました。

実は、絵の具を混合してできる色についてはもうちょっと複雑になってきます。

あとは…、白と黒の絵の具の説明をしていませんね。
太陽光って別に白くないですよね。
黒い光って聞いたことあります?
透明と鏡についても説明をしていませんね。

「加法混色」と「減法混色」とあるように、波長による色だけでなく、光の強さも関係してきます。

そして、見る側の人間の「目」についても触れていません😅

実際、この記事は、
色弱の方もいらっしゃいますし、もちろん全盲の方もいらっしゃるので、子の記事を書くことには若干の抵抗がありました。でも、私は知っています。色は心で感じるものだと。実際に見えなくても、通じるはずだと。


だから、写真もモノクロで楽しんでも良いと思うし、赤、Red、人間が決めた「言葉・単語」は同じものを認識するだけ、ただ識別するための音や記号でしか無いとおもうんだよな。



開けて見たら奥が深すぎた(笑)

うーん、過去記事(白と黒)から「光と色」についての扉を開いてみましたが、まずはこれくらいで一旦締めたいと思います。

説明しないといけないことが山程あるな…。


まとめ

✅ 光の色と絵の具の色は全然違うもの
✅ 見える色は、吸収されなかった部分の光
✅ 植物が緑なのは、赤と青の光を吸収して、残ったのが緑だっただけ
✅ 暗記用赤フィルムと緑(青)のペン


ついつい忘れてしまった、大人になるにつれて忘れてしまう、日常にある「なんで?」を理科で紐解きます。

ただ、今回は小学中学理科では習わないことなので、大人だけの楽しみとして、子供に知ったかぶりしましょう😆


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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