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インターンとのやり取りで感じた、過去の過ち

プロスポーツ現場でトレーナーをしたり、鍼灸整骨院でアドバイザーをしたり、若手トレーナー向けに交流会を主宰したりしている、竹田祐平です。
 
本日の現場からは【インターンとのやり取りで感じた、過去の過ち】と題してお話します。

近年、様々なスポーツ現場でインターンや見学などが積極的に行われるようになってきました。

スポーツ現場で働くことを目指して活動されている方にとっては、チャンスが広がったり、学びの機会になるので、とても良い事だと思います。

しかし、ただただ行くだけでは価値を十分に得られないし、下手したら自分自身の評価を下げてしまう事もあるかもしれません。

インターンや見学に行く際に気をつけておいた方が良い事については、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

さて、ここからが本日の本題です。

私はこれまでスポーツ現場を主戦場として活動してきました。

その中で、インターンを受け入れているチームがいくつかあり、数名のインターンの方と関わってきました。

そんな中、インターンに来てくれていたある方との会話で気づいた事がありました。
本日はその気づきについてお話しします。

仕事は見つけるのか?与えられるのか?


これまで受け入れてきたインターンの方には学生さんもいましたが、有資格者としてそれらを生業としている方もいました。
 
有資格者の方々は、仕事の休日を使ってインターンに来てくれていました。
 
そんな有資格者でインターンに来てくれていたある方との会話で気付いた事がありました。
 
一連のやりとりは下記の通りです↓

「どうしても◯◯(当時のチーム)のトレーナーになりたいです!」
「どんな事をしたら良いですか?」
「どんな事をしたらそれ(採用)に近付きますか?」

と、聞かれました。
 

(皆さんならどう答えますか??)
 



私は、

「せっかく休みを利用して来てくれているし、資格もあり既にトレーナーとして活動しているので、基本的には出来る事はどんどんやって欲しいと思っているよ」

と答えました。
 

すると、

「今までの動きをみていて、もっとこうした方が良いと思う事や、他にやって欲しい事はありますか?」
「何をすればこのチームのトレーナーになれますか?」

と、聞かれました。
 

私は、

「それは人に聞くものじゃないよ」
「言われなくても、自分がやるべき仕事やできる事を見つけて動けるか。も大切な要素なので、そのあたりを見ているよ」

と、伝えました。
 

彼は、
「・・・」と言った様子でした。
 


ここで、過去の自分の出来事を思い出しました。
 
当時、チームに関わり始めて数年が経ち、慣れてきて自分なりに色々と見えてきた頃でした。

 有難い事に来シーズンも契約のお話しを頂きました。

その際に、

「来シーズンもチームにとって私が必要と判断していただけたと認識しています。本当にありがとうございます。」
「では、来シーズン私に何を期待していますか?」
「何をすれば良いでしょうか?」

このような質問をした記憶があります。
 

 
まさにこれは、
自分がインターンに言ったような事を自分自身がしていたんだなーと思い返しました。


当然、関係性(契約/インターン)は違うにしろ、
答えを求める仕事を与えて貰おうとする受け身のスタイル評価されないんだろうなと客観的に振り返る事が出来ました。

やっぱり自主創造型で率先して何事にも取り組める人財が優秀だし、仕事は任せやすいし、その先も勝手に伸びていくんだろうなと思いました。


起きた事をただただ一つの出来事として流すのではなく、自分自身の中で置き換えることで、自身の過去の過ちを客観的に振り返ることが出来ました。

やっぱり、気づきと置き換えを絶えず繰り返す事は大切だなと思ったと同時に、視座を広げてやるべき事を見つけられるようにしないとな。と改めて感じる良い機会となりました。


ねだるな、勝ち取れ

交響詩篇エウレカセブンより


というわけで、
【インターンとのやり取りで感じた、過去の過ち】と題して、お話させて頂きました。
本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。

気づきのキッカケになった方は、いいねやフォロー、シェアなどを宜しくお願いします。
 
それでは、この後も心身ともに充実した時間をお過ごしください。
 
以上、現場の竹田祐平からでした。

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