見出し画像

私たちが経験した喫茶店存続の危機とは?


前回の喫茶店経営と子育て記事の続編です。
と言っても今回は子育てとはちょっと
離れたお話です。


なぜ今現在、旦那と2人きりで
お店をやる事になったのか?
今回はそれについて書いております。


この記事も下書きのまま放置して
ましたので投稿して消化させていただきます。


日々の雑多な生活のせいなのか?
歳を取るたびに記憶が曖昧になる今日この頃。
忘れてしまわないうちに
ここに記録させてください。


そしてまた存続の危機が訪れる事が
あるならばこの記事を思い出して
「私たちはあの危機を乗り越える事が
できたじゃないか!!」
と心を奮い立たせるために
残して置きたいです。


前回の記事がコチラ👇




喫茶店の存続危機(1回目の危機)

2019年2月初め、
長年働いていたアルバイトが
実家の飲食店の手伝いを余儀なくされた為
うちの店をやめたいと申し出てきました。


この頃は母たちの手伝いもなく
1人で2人分の業務内容。
旦那、私、アルバイトの3人での
働き方に慣れてきた時であった為
私たちの動揺は隠しきれませんでした。

また母たちにお願いする事は
考えていなかったのでどうやって
二人きりでこの店をやっていくのか?
他にアルバイトを雇うのか?
よほどのベテランじゃないと
(2人分働ける実力のある)勤まらない!
そんな人材をさがせる自信がない!


とてもじゃないが今の接客スタイルでは
この大きな喫茶店を2人で回すのは難しい、、、。
旦那は店を閉める事も口にしましたが
私は反対しました。


今までのスタイルとは?⬇

お客さんが来る
→お冷を出す
→オーダーを取る
→料理を運ぶ
→会計
→お客さんが帰る
→テーブルを片付けるの流れ

今までのスタイル



弱音を言っている旦那に私は言ってやりました。

やる前から弱音を吐くのは絶対違う!!

せっかくここまで築き上げた物を
なくすなんてありえない!

死ぬ気でやってやれんことはない!

泣き言をいうのはまだ早い!

失敗したら別の仕事したらいいやん!



彼女が辞めるのは4月。
後2カ月でどうにかしなければなりません。
散々考えた結果
今までやってきたスタイルをやめて
券売機の導入&セルフスタイルの
喫茶店へリニューアルし
2人きりでお店をやる決意をしました。



何から手をつけるのか?


決まってからのバタバタ劇は
オープン当初を思い出すような忙しさでした。
まずはやる事をリスト化。

・既存のメニューを極力変えずに2人でできる範囲のメニュー構成
・セルフスタイルにあった店内配置
・お客様がトレイを持って運びやすいようなテーブル間隔と配置
・席数を減らす
・セルフにする為値段を少し下げる
・セルフ用のトレイや食器の購入
・HPの変更&告知
・サンプルケースのプライスカード変更
・メニュー表の作り直し
・看板作り直し
・店頭、お客様へのセルフ導入のお知らせ
・券売機の購入&使い方をマスター
・料理の出前の廃止告知
・制服の変更

他にも沢山あります



やる事が終わらない毎日に
刻々と迫るアルバイトの退職の日。


ようやく準備が整ってきた所で
2日間お店を閉めて店内配置を変更。
本来ならば改装をしたい所なのですが
(建物がそれはNGで諦めました)
券売機の設置etcやる事をすべてやり
彼女が居る間にセルフサービスへと
チェンジする事に成功しました。



彼女がやめるまであと2週間


彼女には店頭に立ってお客様に
セルフサービスと券売機の説明をしてもらい
実際に2人きりで店を回す練習をしました。


想像以上に2人でやる事の大変さ。
思っていたようにいかないし
気持ちが落ち込むことも多々あり。


本当にやっていけるのか?
と言うプレッシャーで
何度も心が折れました。


どんなに忙しくても手伝わないように
彼女にお願いをし客観的にお店を見てもらい
ダメな点を改善し必死で2人きりで
お店を回す事に集中しました。





そして2020年4月、
彼女はうちの店を去っていきました。
いよいよ私たち2人きりでの
営業が始まります。




しかし、、、
存続の危機は序章にすぎなかったのです、、、
さらなる試練が私たちを待っていたのです。



続く。



最後までお読み頂きありがとうございました。















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?