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ホテルのレストランから学んだ事

今回は少し真面目なお話。私のお仕事のお話でーす😊


私達夫婦は2人きりで喫茶店を経営しております。いつも旅行などで泊まった際に色々な学びを得て帰って来るのですが、先日の旅行で行ったレストランでも沢山の学びがありました。普段は滅多に外食をしないので、こういった機会には店内の内装や接客、オペレーション全てにおいて同業者目線でついつい見てしまう癖があります😅


ビッフェスタイル


私達の店は普段は5時までの営業なのですが、パーティーなどのご予約を頂く時も多々あります。
大人数でのご予約が入った場合主にビュッフェスタイルでのご提供とさせていただいております。
ですから、今回のホテルでのディナーはとても参考になりました。


コ〇ナ禍においてとても変化を感じたのはビニール手袋の存在です。
料理を取りに行く時に使用する物で、きちんと大小揃えられており大勢で行ってもすぐに使えるよう各所に設けられています。(しかもすぐに取り出せる様に工夫をされてました)
料理と少し離れた場所に用意されているのもスムーズに人の流れが動く事を計算されての配置かと思われます。


最近大手外食チェーン店でバイキングを利用した時は手袋のサイズはワンサイズのみで子供が使いにくい、すぐに取り出せる工夫はなかったです。
しかも料理と手袋の場所が近い為、料理を取る時の邪魔になりがちです💦


こういう所でホテルに差をつけられてしまうんですよね(ホテルと比べられても困りますが💦)


とても便利だなぁと思ったのは、各テーブルに使い終わった手袋を入れるボックスが置いてありすぐに捨てれる事です。
使用済みの手袋をテーブルに置いたまま食事をするのもなんだか風景がよくないですよね🤔


このボックスによって使用済み手袋でもう一度料理を取りに行かせるのを防ぎつつ、毎回新しいのを使って頂けるように促しているのではないかと思いました。


張り紙で「毎回新しい手袋をつけてください」と書いてあっても見ない人は見ませんが、テーブルにボックスがあれば半数位の人はちゃんと捨てて新しいのを使ってくれるのではないでしょうか。


料理


ビュッフェには色んな料理があり、そこから学びやアイディアが沢山あります。
味付けを覚えて帰るのはもちろんのこと、斬新な盛り付け方や色合いなどとても勉強になります。


大皿料理もすぐに取り分けられる工夫があったり小鉢に分けてあるなど、その場ですぐに料理が取れる対策がされています。


少し余談ですか、大手の業者との取引があると年に1.2回インデックス大阪など大型施設にて試食会がありました。


そこでは50~100社ぐらいの各種食品メーカーが揃い、まだ市場に出ていない食品の試食やそれらの食品を使ったアレンジメニューの提案など飲食でにとっては新メニューを考えるキッカケとなるとても大切なイベントです。


しかしながら、近年ではコ〇ナ渦で全くそのイベントがなくなってしまい私達が学びを得る場所を失いました。
ホテルや他店、取引先の営業さんから新情報の仕入れているのが現状です。



学んだ事をどう生かすのか?


「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、他の店に行って悪かった点は自分達の店でもあり得る事ではないだろうか?と考えてみたり、良い点はすぐに取り入れます。
とりあえずは真似をしてみる(完全にパクリではないよ!)


うちに来られるお客様は「あまり色々な料理に冒険する」方々が少ないように思います。しかしランチならば安価で食べれるし、食べた事のない物でもチャレンジされる傾向があるようです😊


スタンダードメニューのファンの方々も沢山おられるのでここはいじる事はありません(それが食べたくてご来店されるので)


あとはパーティの料理です。
パーティーはお得意様が多いので毎回同じ料理だと飽きますので、定期的に内容の見直しと新しいメニューのチャレンジをしてみて様子を見てみます👀
ビッフェスタイルだと人気のないメニューは一目瞭然です!


まとめ

私達は喫茶店、昔で言う水の仕事(水商売)ですからいつどんな理由で流れてしまうかわかりません。


ですので常連様がいつも来て下さるからとあぐらをかいている様では長続きしません。
いつでも情報に敏感になりチャレンジ精神を忘れたくありませんね😉


最後までお読みいただきありがとうございました😊

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