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家の鍵を忘れたから九州行って来るわ

昨日、メールを見ていたら、こちらの素敵なサイトに追加していただいたとのお知らせがありました。家訓って家によって違うけど、それぞれが本当に面白い。

ちなみに我が家はこれでした。

いやー、親父は本当にクレイジー。そしてまさに昨日、それを裏付ける出来事がありました。ぼんやりとしていると、ピンポーン!ドアベルが鳴ります。次男と母は旅行だよね。ハハーン、父が何か忘れ物でもしたか。

「家の鍵がない」

まあそんなところだと思いましたよ。父は研究者で、今でもプロジェクトを動かしたり、論文を書いたりしています。ただ、カフェで仕事をすることが多いので、パソコンだけ持ってフラッと出ていくのが日課です。しかし、母が旅行に行ってしまったため、締め出されてしまったようです。

さあどうする?

わたしならどこかホテル取ってのんびりするかなあ。。。。でも、ちょうど長男が高校生で札幌に行ってしまった関係で、部屋が1つ空いています。そこに泊まったら?と提案したのですが、案の定却下。マンションは5000円出せば鍵を開けてくれる手続きができますが、「面倒」。

「九州行って来るわ」

でも、現金もない、カードもない、スマホもない、パソコンの電源もない。次男くんの名前が書かれたトートバッグに入っていたのはノートと論文だけ。笑

ここで、母に電話。母と、一緒にいたわたしの弟は絶句してアホちゃうかという声が聞こえてきました。これも織り込み済み。

父とわたしは母から双子と言われるほど似ているらしく、こういう時の思考回路はそっくりです。

「行かない選択肢がない」

父の主張はこうです。
・そもそも九州の空き家(実家)の草むしりに毎月行かないといけないが、最近エイヤッと行ける気力がなかった。
・今日は鍵を忘れてマンションに入れない。
・今行かずしていつ行く?

それでどうした?

銀行で10万円下ろして渡し、時刻表を見ると3分前の電車を逃したため陸路だと到着は夜中だということが判明しました。何せ津久見は遠いのです。

結局、神戸港から別府港への船をわたしが予約し、電車の乗り換えやらなんやらをノートに書いてあげて、下着は梅田で買うよう指示して送り出しました。高齢で、連絡もできないのは心配ですが、言い出したら聴かないので仕方ありません。

江藤家の家訓は先のブログで書いたとおりですが、そこで培われた力のひとつが「なんとかなる力」。寮もないのに単身高校生で札幌に行った長男といい、思い立ったが吉日で動くわたしといい、血は水よりも濃いのかはたまた環境なのか。先ほど受けたWell-Beingの検査でも、江藤の強みの1つはは「なんとかなる力」でした。

そろそろ父は草むしりに勤しんでいることでしょう。電話もメールもないけれど、4、5日したら帰って来るかな?

さいごに

みなさんなら家の鍵を忘れたらどうしますか?わたしも旅に出て、普段できないことをしてみるかな。

オーガニックラーニングでは様々な講座を展開しています。次の講座はWell Being。2024年9月20日からです。楽しみ!


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