夢がいつの間にか叶っていた話
学校の先生って「学校が好きだった」とか、「尊敬できる先生がいた」とかってよく言うじゃないですか?ついでに、大学を卒業する時も普通に第一志望は学校の先生っていう人が圧倒的に多いんです。
実はわたしはそうじゃなかった。
学校に対する複雑な思い
少なくとも小学校に入ってから6年間はほとんど記憶がありません。いじめにあったことはないのですが(正確に言うと、ハブられても気づかない。笑)学校の制度やしきたり、子どもらしさが求められること、全部苦手だったからです。
みんな同じ方向を向いて同じペースで進むのが気持ち悪い。特にわたしはセンター試験の受験者数が史上最高の年の人間ですから、社会的に追いまくられ、プレハブに閉じ込められ、塾に入るにも時間があった世代です。前世代が校内暴力で荒れたこともあり、部活動の推進など締め付けが厳しくなった時でもあります。
ついでに、精神年齢がちょっとおかしかったのか同世代とほとんど気が合わず、16歳の時には一番中の良い人が46歳だったと言う始末。
なので、なんとなくやり過ごしていましたが、学校を出るまで楽しかったことはほとんどありません。
大学卒業時に本当はやりたかったこと
わたしがやりたかった仕事は、生涯学習に関することでした。しかし、当時はあまりそうした職がなかったのです。大人が学び続ける場を作りたい、でもなんのノウハウもつてもなく諦めました。
学校の先生になったのは、昔から祖母の父方の家系がちょっとした寺子屋のようなことをしていたりしていてなんとなくなじみがあったから。もう一つは、女性が生きていく上で、3年で卒業する高校は計算がしやすいと考えたからです。
結果的に、生涯学習者を育てる場づくりという自分の考え方に学習指導要領が近づいてきているように思えて嬉しいです。
朋遠方より来たる有りまた楽しからずや
昨日、青森、兵庫、そして新潟の友人が訪ねてきてくれました。彼女たちは、オーガニックラーニングの講座によく参加してくれているメンバーでもあります。
もうすぐ始まる、破壊力-道-Doですが、その一期目の受講者二人とはその成り立ちから、その後の学びについてまで話が弾みました。もうお一方は新潟の全英連で出会った方。スマイルプロジェクトといって、現役の先生同士で学び合う会のことを話されていて、刺激を受けたのを覚えています。
これってまさに、
「学びて時に之を習う、また説ばしからずや。」だなあとしみじみと思いました。共に学び続ける仲間がいるってなんて幸せなことなんでしょう。
オーガニックラーニング は8期目です。たくさんの方が講座を受講され、中にはもはやファミリーと呼べるほどの方々も。
かくして、いつの間にか夢が叶っていました。しかも幸せなことに、可愛い高校生を昼間教え、夜は生涯学習者が学ぶ場を持つことができるだなんて。
ありがとう。ありがとう。ありがとう💖
さいごに
オーガニックラーニングの講座にまだ来られたことのない方はサイトで今どんな講座があるか、見てみてくださいね。「ハイソかと思って敬遠してたけど、思い切って来てみたら楽しすぎて!」なんてお声を聞くと嬉しくなっちゃいますね。
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