休校時のオンライン授業、混乱しているからこそ大事なのは気軽な場

元々、オンライン講座を毎週やりつつ、毎月どこかでリアルワークショップか登壇、という生活を送っていました。ここに来て、全てがオンラインに。どれもリラックスした雰囲気の中、学びたい仲間が飲み物片手に集います。

管理職のいう研修とは違う何か

学校では、一斉に会議室に呼びつけられて研修を受けさせられることが多いですね。結果、その場にはいたけどあまり理解できていなかったり、結局二度と使うことのないスキルになったり。

強制的に受けさせられるのはある意味ボトムアップになるのかもしれませんが、やる気の全くない人も、やる気スキル両方ある人も一斉に呼びつけられて聞かされるのはあまり気持ちのいいものではありません。

本当に必要な場はソファーから

いわゆる安心安全の場。リラックスタイムに、フワッとした精神状態で、なんでも安心して話せる、そんな場が一番です。初心者でも心置きなく質問ができ、熟達者も構えることなく話すことができる。

時には脱線しながらちょっと愚痴も言う。お酒が入っていても家だから安全。全てを可能にするのがオンラインの学びの場です。最近は全ての登壇がオンラインになったので、ゆるゆると自宅スタジオのソファーから話ができて快適です。参加者も緊張感がいい意味でほぐれて表情柔らか。このソファー、全国区になっちゃいました。

非常勤講師のお茶会に呼ばれて

本校の自慢の一つは英語科講師の結束です。校長から動画配信だ！と突然突きつけられ、右往左往しながらも助け合ってなんとか乗り越えてきました。遅くまで学校で仕事をしている専任教員と違って非常勤講師は自宅にPCがみんなあると言うのも追い風に。

早い段階からGoogle Meetでのミートアップを行ってきました。土曜日朝にはオンラインお茶会をされていて、私も時には顔を出します。最初こそ戸惑っておられましたが、今では「このクオリティでは長続きしない、無理しすぎないで！」と思うほどの動画を配信しておられます。また、みなさんライブ状態も少し慣れてこられました。

私立も公立も民間も一緒に学ぶ、みん職

先週水曜日には通称みん職、みんなのオンライン職員室というのに登壇してきました。これ、めちゃくちゃお得。月々たったの2980円でイエナプランから江藤の講座まで（笑）受け放題なんです。2020年4月30日からあと3回Google Classroom系の講座をやるので、よかったら来てください。

みんなのオンライン職員室

前回は、オンラインってどうなったら誰にとって成功だろう？と言う話になり、Jamboardでまとめました。ぐちゃぐちゃ。でもこう言うところが、いいんです。

ちょっと整理してみた。まあカオスだけど、気軽に意見しているのがわかります。

今後の内容的には、オンライン授業をする前の設計や、実際の授業運営、ここに来て困っているところや工夫など盛り沢山でお話しする予定です。

さいごに

一つ心残りなことがあるとすれば、職場で提案したオンライン新人歓迎会がポシャってしまったこと。この時期にオンラインであれ飲み会をすることは不謹慎だと捉えられたようです。

分からないでもないのですがこう言う時こそ息抜きの場が必要でしょうし、それはオンラインしかありえないのが現状です。結局慣れの問題なので、半年くらい続いたらみんなも慣れて来るかもしれませんね。結局若手、特に新人と個人的にオンライン飲み会をするハメになり、それはそれで楽しかったです。

次は何をしようかな？