インスピレーションTEDxKyoto2023(1)cojicoseさん、ウスビ・サコさん、越直美さん、ジョン・アイナーセンさん
異次元のインスピレーション
世の中素晴らしい人がたくさんいるけれど、そして動画はたくさんあるけれど、やはり実際に話を聞くのが一番。TEDxKyoto2023はindependently organized のTedだそうで、支えているのはボランティア。ほんと、これだけのことをオーガナイズできるのは多くの方々の汗と汗と汗!感謝です。
ちょっと得たものが大きすぎるので、取ったメモを見ながら、振り返ります。まずは最初の4人の方。
cojicoseさん(音楽家)
ハンドパンの音色、倍音なんだそう。音も完璧な音階があるわけでもないところ、温かみを感じます。これをおりんとコラボ♪(仏壇でちーんする、あれです。)
ウスビ・サコさん(教育者)
京都精華大学でかつて学長をされていたこともある、サコさん。実は昨年本校の夏期講習中のワークショップでお呼びした経緯があります。足元の文化、理解して見定めた上で、軸を持つ。自分を受け入れられれ人は他人も受け入れられるというところ、生徒と共にさらに考えていきたい。
If you want to go fast, go alone
If you want to go far, go together.
実現できれば、夢を見る社会が実現する。
越 直美さん(弁護士 / 元大津市長)
まさに同世代の女性の方。司法試験に落ち、M&Aをしている事務所にインターン。司法試験合格、東京へ。アメリカのロースクール、そしてニューヨークの法律事務所へ。そこで、男性弁護士の育児休暇を知ったそうです。日本でも女性が自由に選択できる社会を作りたい!保育園を作る権限は市にある。大津に戻ってやろう!選挙に出よう!ということで市長をされた敬意だけでもう、すごい刺激を受けました。
周りは50代後半の男性ばかり。相手の機嫌が悪くなることがあったそうです。女性で若いからではなく、これまでの市役所とやり方がちがうからです。でも、外の世界は変わっている。やり方を変えなければならない。変わらないのは、意思決定が多様化していないから。意思決定する側の多様化が必要。だからこそ、迷うこと、自分にしかできないことを見つけるという言葉、勇気づけられました。
ジョン・アイナーセンさん(写真家)
デンバーコロラド出身の方。2020は孤独な年だったけれど、コロナではなく癌を診断され、死と向き合うことになったからです。しかしそこで絶望するのではなく、病院をリトリートと捉えることにしたそう。6回のキモセラピーへ。病室は四人。カーテンで区切られ、コロナのせいで誰も面会できなかった。やることはがん細胞を殺すことと休むことだけ。
カーテン一枚の写真が映し出されます。カーテンの色って何色でしょうか?
ここで、世界をあるがままに見る、Direct perceptionでの世界観のお話がスーッと落ちました。私たちはものを見る時、頭の中の声に邪魔され続けて、大事なことを見落とし続けます。一方で、考えるのではなく、ただ見るということを繰り返すと、まるで印象派の画家が見たような世界観で一枚のカーテンが見えてくるというのです。
カーテンの色は一般的にはサーモンピンクのような色。でも、時間帯、光によって違って見える。オレンジだったり、サビの茶色だったり。スクリーンに映し出されたカーテンは全て違って見えました。彼が言うように「印象派が外に出てスケッチし始めたのが分かった。」瞬間です。
ちょっとこの辺でメモが追いつかなくなりました。なので、素敵だと思ったフレーズを羅列して終わりとします。
さいごに
自分で学ぶ対象を決めるのは、楽しい。ただ、それだけだとなかなか広がらないのも事実です。人が集うから違いに気づき、自分の立ち位置に気づく。共感したり、疑問に思ったりしながら、また新たな学びへとつながる。そんな貴重な時間を過ごすことができました。
次回はこの続き、あと4人の方について書いてみようと思います。メモを頼りに書いているので、おかしいところがたくさんあるかもしれませんがお許しください。
オーガニックラーニングでは年間を通して様々な講座やワークショップをしています。いつかお会いできるのを楽しみにしています。
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