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いつでも迎えてくれるミリオンライブ

ミリオン9thを終えて

 2023年1月14日~15日、「アイドルマスターミリオンライブ! 9thLIVE ChoruSp@rkle!!」に参加してきました。1日目は現地、2日目は配信で。今回は日本武道館での公演でして、「ミリオンライブ」にとって、ここでの公演はとても特別な意味を持つものだそうです。そんな公演に参加することができて、とても嬉しかったです。そして、およそ3年半ぶりに感じるミリオンライブの生の空気。全てが心身に沁みた二日間で、自分はこのコンテンツが大好きなんだなと、改めて感じることができました。おそらく、この公演を見た全てのPが、ミリマスに対してそれぞれの想いを抱いて帰ってきたかと思います。この記事も、そのうちの一つだと、最後まで読んでくださると嬉しく思います。


・あるミリシタPの5年間

 少し昔を振り返りながら話をしていこうと思う。
 初めてミリオンライブに触れたのは2017年6月のこと。「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」(通称ミリシタ)がリリースした日だ。アイマス自体はニコ動・モバ・デレを経由していたため、ミリマスへの参入は容易だった。千早をAS担当に早々に決め、ミリ担当なかなか決まらなかったが、「FairyTaleじゃいられない」のイベントを機に、静香を担当に決めた。また、当時所属していた部活にグリマスPの先輩がいらっしゃったので、沢山のCDを借りたり、ミリシタ以前のミリオンライブについて沢山教えて頂いた。ライブビューイングの"5th LIVE"に誘って頂いたこともあり、大変お世話になった。それを機に無事にライブ沼へとハマっていき、感謝祭、6th LIVE 、コロナ禍でひと騒動あったものの、無事に"7th LIVE Rebarn"を最高の気持ちで楽しんできた。大学二回生初夏から始まったミリオンライブへの熱は衰えることがなかった。

 しかし、ミリシタが4周年を迎え、新たにTHE@TER SEASONが始まり、界隈が5年目を楽しんでいる最中、自分とミリマスへの間に溝ができ始めていのを感じていた。4年も追いかけていたのだから、少し熱が冷めたのだろう。それに、大学院修了がかかっていた時期でもあったし、自分の中の”ミリマス”というコンテンツに割くリソースが無かったことも大きい。5周年を迎えるまでの一年間、"ミリオンライブ"の歩幅と合わせることができなかった。面倒くさい奴だな、と感じるかもしれないが、ラジオやシーズンライブでファンの方々が楽しんでいる姿を見て、嫉妬したりもした。「みんなはこんなに楽しんでいるのに、自分はどうして楽しめないんだろう。」と感じたこともあった。更には、8th LIVEの事をあまり覚えていないこともその気持ちを後押ししている。修論を必死に終わらせた後、満を持してアーカイブで視聴したのだが、あれだけ好きだったミリマスの"ライブ"に乗り切れなかった。

 そんな感情が少しずつ回復し始めたタイミングがあった。先述した、ミリシタが5周年を迎えたときだ。5月から続いていた長期出張から、数日自宅に戻れるタイミングが丁度ミリシタ5周年と重なったのだ。自宅を関東圏に構えていたこともあり、折角だから行ってみようと、e+を開いてベルサール秋葉原に向かった。久しぶりに感じるミリオンライブに緊張しながら展示会を巡った。特に、新SSRシリーズのキャライラストが52人分並んでいる展示は壮観で、初めて見る素敵なイラストが沢山あり、宝箱を開けたような気分だった。色々複雑な感情を持っていたものの、やっぱり好きなコンテンツなんだなと再認識することができた機会であった。ミリマスとの間には溝なんてものは無く、自分の好きだったミリオンライブは変わらずそこにあったことが嬉しかった。
 (余談ですが、この時他のPの方と交流した際に、担当である静香の名前を忘れてしまっていたことが発覚し、本当にヤバい……と感じた……。)


・9thLIVEを迎えて(一部感想)

 5周年イベントを超えてからはとんとん拍子にミリマスへの熱が再燃していった。溜まっていたCDを沢山買ったし、9thのチケット申し込みが始まった際は秒速で申し込んだ。結局最後まで二日目が握れなかったことに落ち込みもした。事前物販も忘れず色々買って、万全の状態で挑んだ(7月の765ライブでは、アイマス熱が低迷していたこともあって事前物販を完全無視していたことを後悔していたためである。千早の法被めちゃくちゃ欲しかった…。)。ミリオン単独ライブの現地に足を運ぶのは6thSSA以来3年半ぶり。その時ほどの熱量はないにしても、5周年を機に気づかせてくれた事も沢山あったし、最大限楽しもうと臨んだ。

 迎えた9th LIVEは本当に最高のものだった。
 公演前は、大人しめの曲が多いMS02の楽曲がメインで進行するだろうと予想されていたので、イントロドンが大好きな自分にとって合うライブなのか少し不安に思っていたが、全くそんなことはなかった。
 遂に始まった9thDay1…まず、美咲ちゃんの注意事項が終わってから始まったオープニングで全身に電流が走った。シンプルながらもサイバー感溢れる映像に、一瞬で虜になった。おそらくこのOP映像は円盤を買って一生眺めることになるだろう。久しぶりに見るミリオンライブの声優陣のパフォーマンスは素晴らしく、激しさの少ないMS02楽曲のおかげで、よく見ることができた。既存曲のライブREMIX ver.を混ぜることで緩急も付いていて、イントロドンが大好きな自分のニーズにも十分に応えてくれた。曲の感想も色々書きたいが、余力があればまた別の機会に書こうと思う。


 少々尻切れトンボのような感じではありますが、この辺りで筆をおこうと思います。長くなりすぎても冗長なので…。
 最後に、今回の9th LIVEで一番深く刺さったMCに触れて終わろうと思います。おそらく、多くのミリシタPに刺さったであろう、南早紀さんの終演間際の挨拶についてです。ミリマスにとって特別な武道館での公演、白石紬としてミリシタから参入した南さんは4th以前のミリマスのメンバーではないため色々と不安に思っていたようで、今回の公演を経て、この場所でミリオンライブの仲間になれたことを嬉しく思いますと涙ながらに語っていました。勝手ながら、ミリシタから参加した自分と重ねてしまい、立っている場所は違うけれど、抱いていた感情は同じなんだなと、嬉しく思いました。そんな彼女を温かく迎えるメンバーを見て、ミリオンライブという箱の温かさも感じることができましたし、このライブに参加できてよかった…と心から思います。
 ミリマスPになってから5年半が経ち、様々な事がありました。気づけば学生から社会人になっていて……。少し離れていた時期もあったけれど、どんな時でも温かく迎えてくれるミリオンライブを、これからも応援していこうと心に決めた公演でした。もう以前のように、追いかけられないからといって落ち込むこともないと思います。
 今年はミリオンライブ10周年イヤー、全力で楽しんでいきましょう。


 色々ととっちらかっているオタクの駄文だったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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