【エンジニア採用】 エンジニア採用サービスの集客モデルを比較してみる。特徴を考察。
ども!HRスタートアップで働くなかしま(@nakashimayugo)です!
この記事では、約20個の採用サービスについてアクセス元の比率(以下流入チャネル)を可視化してみました。
いくつかの集客モデルに分類すると、特徴が見えてきて面白いです。
数値の取得方法はカンタン便利な・・・
数値は全てはSimilarWebのアドオンを利用して取得しています。(写真はnote.mu)
今回はEstimated Visits数と各流入チャネルの比率数値を取得。(言わずもがな、SimilarWebは比較にフォーカスして使うことをおすすめします)
集計を眺めると・・・
noteがiframeを埋め込めないため、リンクから数値とグラフを確認してください。(集計値は誰でも10分ほどで取得できます)
※Estimated Visitsはアクセス数が少ないと推定ができず表示されません。(クローズドなサービスなど)
※ここの平均とは重み付けを行わず各割合を平均した数値です。
▼積み上げグラフ
▼積み上げが見にくい場合はこっちの方が分かりやすいかも
各チャネル(Sources)についてはこちらをご参考。
・Direct:URL入力やお気に入り(ブックマーク)での直接流入
・Links:他サイトからのリンク流入
・Search:検索エンジンからの流入
・Mail:メルマガからの流入
・Display:ディスプレイ広告からの流入
引用:https://www.unionnet.jp/knowledge/similarweb/
で、どんな特徴がある?
これを踏まえて各サービスの特徴はこちら。
・Search比率が大きいのは・・・Find Job! / エン転職 / CREATIVE JOB
・Mail比率が大きいのは・・・キャリトレ / BIZREACH / doda
・Social比率が大きいのは・・・joins-job / AtCoderJobs / moffers
・Display比率が大きいのは・・・テックキャリア / BIZREACH / Green
新陳代謝ならこのサービス
ここからの考察はお任せしますが、Display比率とSearch比率の合算値が高いことを、仮に新陳代謝が良く会員の流動性が高いとするとこれらのサイトは継続的に利用した際の耐久性が高いかもしれません。
- テックキャリア
- CREATIVE JOB
- Find Job!
Estimated Visitsの数値から比較的規模の小さいサイトと判断できますので、もちろん成長フェーズという要因が強い事も考慮すべきですが。
求人競争ではなく、1to1アプローチなら
基本的に各サービスが求人掲載とスカウトどちらのアプローチ方法も取れるようになっていますが、Mail比率/Search比率の比率を仮にスカウトに特化したサービスとするとこちらのサービスは高い数値になります。
- BIZREACH
- キャリトレ
- paiza転職
「〇〇 転職」といった外部からの検索流入よりも会員が企業からのリクエストにアクションしている、と捉えられるかもしれません。
ここらへんはあくまでどう捉えるか仮説の置き方の問題になりますのであくまで個人的な考察として捉えてください。
・・・なんだかテックキャリアさんかBIZREACHさんのセールスみたいですね笑(違います笑)
と、ざっと簡単に取れる数値をいろいろ見てみましたが、比較してみると面白いですね。日曜夜の頭の切り替えにちょうどよい。明日からもお仕事がんばりましょうー!
※余談ですが、各サイトのコンテンツ数を取得してEstimated VisitsとSearch比率を換算すれば、求人サービスのSEOの強さが分かりコンテンツ制作のヒントになりそうですね。(まあツール使ったり、ドメインの強さがかなり大きいかもしれませんが)
※以前、求人の掲載情報を検索する簡単なツールを作ったので、よければこっちも遊んでみてください。HRsearch
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