【イベントマーケ】会場を巻き込むために。「前座スライド」は用意していますか?
ども、スタートアップで働く中島(@nakashimayugo)です。
勉強会やセミナーを含めたイベントマーケは顧客獲得の重要な施策ですよね。
このnoteはそんなイベントマーケにおいて、登壇者側のプレゼン術やスライド作成術ではなく、主催者側(進行役側)の視点から「前座スライド」を用意しようということについて書きたいと思います。
「前座スライド」とは・・・
会場の空気づくりや登壇者に気持ちよく話してもらうために、本座がはじまる前に、会場を巻き込むためのスライド。
僕が登壇者のときに「さあ、はじめてください!」といったストレートなパスだと辛いですし、逆に丁寧な前座だととても嬉しく感じます。自戒を込めて、登壇者に対しても、参加者に対しても、進行役が会場を盛り上げるのは重要な仕事だと思っています。
僕の所属するLAPRASではPRやマーケ・営業メンバーがよくイベントを開催しています。(https://lapras.connpass.com/event/)
そしてイベントの鬼であるPR担当の伊藤(https://twitter.com/tetsuyaito_2)からの教えで、このスライドを用意してから入りがかなりスムーズになりました。作成も5分で済みますので、イベント担当者さんでもし使われてなければぜひ。
ちなみに、今回の内容は登壇者が自ら話すことも多いですが、本題から逸れてプレゼンが長く感じますので、個人的には進行役側(主催者側)が最初に行うべきだと思っています。
5分で作る「前座スライド」のサンプル
登壇者のスライドが「どん」と表示される前に、進行側でこんな資料を用意しておくと会場を巻き込め入りがスムーズです。
受付時、本座が始まる前に、keynoteであれば自動送りでぐるぐる回したり、始まる前に軽く説明するのがおすすめ。自社の宣伝を入れてもいいですが、それよりも重要な要素があると思いますので、いくつかのオススメの要素を紹介していきます。
①イベントイメージを左右するビジュアル
ある程度イケているビジュアルを用意し、「高級な」イベントであることをまずは示しましょう。ビジュアルはイベントの”顔”ですので、ビジュアルがそもそもイケてなければ、登壇者もイケてない印象になってしまいます。こりすぎる必要はないですが、チープになり過ぎないように工夫しましょう。
②会場説明・アジェンダ
これは当たり前かと思いますが、会場説明やアジェンダは進行役の方で説明しましょう。
③SNS拡散の呼びかけ
イベント開催側からすると、TwitterをはじめとしたSNSに投稿してもらえると嬉しいものですよね。
「やってくれたらいいな」ではなく、シェアするメリットをしっかり伝え促進しましょう。僕がよく言い回しや気を付けていることだとこんなものがあります。
●「せっかく勉強会に時間をかけてきている。アウトプットしないとすぐ忘れてこの時間は無駄になる。何か気づきがあったら自分の為にも、あなたのフォロワーの為にもアウトプットしましょう」と言う
●「とりあえず、まず一発目で会場に来たこと、イベントに期待することを投稿されてみてください」とできる限り本座が始まる前に一投稿してもらう
●#タグは必ず用意する。そのうえで「#タグを付けてくれたら僕らが見つけやすいです。見つけたらシェアさせてください」と言う
④空気を柔らかくする
参加される方は知らない人同士が小さな箱に入れるわけですので、やはり他人行儀な固い空気感を醸し出します。そうすると登壇者に対しても同じ態度をとるものです。そのため開始前にこの空気感を壊すことが重要ですよね。
僕がよく行うのはこんなこと。
隣通しで名刺交換をしてもらったりコミュニケーションしてもらう。イベントに来た目的を話し合ってもらう(自分ごと化してもらう効果も)
挙手アクションをしてもらい、能動的に参加したという既成事実を作る
勉強会に望む態度を明確にする。「お客さん気分」を変えてもらう。
まとめ
「こんなの当たり前だよ」という方も多いと思いますが、意外に忘れがちだとも思っています。(自分も慣れてくるほどトークだけでいいやとよく忘れます)
5分ほどで作れますし、一度作ってしまえば使い回しができます。参加される方も「参加する準備」ができますし、登壇者も「気持ちよく話す準備」ができます。
よかったら試してみてくださいー!
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