M-1グランプリの感想⑦
令和ロマンが出演していた番組でM-1の話とかをしていたので、その番組の感想を書いていきたいと思います。
前回書いた感想はこちらからご覧ください。
Da-ice Lab
年末にレコード大賞を取って急に忙しくなったDa-iceと同じく年末のM-1優勝で急に忙しくなった令和ロマンの共通した悩みを話していたり、ネタ作りと曲作りに通じている所を話していたりして面白かったです。
Da-iceの工藤大輝さんが思いついたフレーズは必ずメモに取るという話をした時に、令和ロマンのくるまさんも『韻』というフォルダなどがあり、そこに思いついたワードを記録しておくと話されていました。
その流れで花村想太さんが「沢山曲を作ると曲に使えそうなフレーズが無くなってくる」という悩みを抱えた時に作詞家の方から頂いたアドバイスを話されていたのですが、それが凄く印象に残りました。
それは「本屋に行ってタイトルだけを沢山見て、家に帰ってから印象に残った言葉を書き出す」という方法です。本のタイトルなどはパンチラインしかないので、かなり参考になるみたいです。
またDa-iceの皆さんはお笑いの畑にいないからこそ基礎的な質問を聞いてくれたのが凄い良かったです。例えばコントと漫才の違いなどは分かっているつもりでも、意外とちゃんと考えたことがありませんでした。
くるまさんが言うには「コントは衣装を着てセットも作っているから、非現実的すぎることはできない。漫才はスーツを着ているだけだから、コントより自由」と説明されていました。
「賞レース用のネタとは?」という質問も凄く良かったです。「いわゆる寄席と言われるようなお年寄りの方が多い場でやるネタに比べて、賞レースはボケ数が多い若い人が聞いていて心地良いネタ」だと話されていました。
ただM-1の審査員って結構高齢な方が多いにも関わらず、お笑いをめちゃくちゃ見ているという世の中にいないジャンルの人達なので、その人達にハマるのはかなり難しいとも仰っていました。
番組で紹介した令和ロマンのメモの内容や、Da-iceさんの質問に対する令和ロマンのお2人の感想などを物凄く分かりやすくまとめている方がいらっしゃいました。ありがとうございます!
霜降りバラエティ
毎年霜降りバラエティではM-1、R-1の王者が出演して、霜降り明星との王者対談を放送しているのですが、今年のM-1王者令和ロマンは霜降りのお2人と年齢が近いので、この対談をかなり楽しみにしていました。
令和ロマンが決勝に向けてネタを4本用意してたのは有名な話ですが、その4本の内訳は ①トップバッター用②準決勝③ABCお笑いグランプリ優勝ネタ④寄席用 という4本だったそうです。
そして1本目はトップバッターだったので当然①を披露して、2本目は観客が重いと感じたので④を披露したみたいです。そのため、まだ②③が披露できずに残っていると話されていました。
ネタ合わせの話になった時に、くるまさんが「漫才コントの入り方など石田さんに教えてもらったことを実践している」と話されていました。そういったフィジカル論的な細かい指示をけむりさんにも出しているみたいです。
その流れでくるまさんが「そういった知識を総動員しているので、俺は吉本の知識の結晶です」みたいなことを言われていて、改めてくるまさんの分析の凄さが垣間見えた気がしました。
カジサック
ここでも決勝でネタを4本用意していたという話をしていたのですが「キングコングさんは漫才の型があるから順位が付くけど、僕たちはないのでジャンルごとの1位が4本ある感じ」と話されていたのがしっくりきました。
あと令和ロマンがどのようにして出会い、どのように結成されたのかという話を詳しくされていたのですが、ここまで細かく聞いたことがなかったので良かったです。
最後に令和ロマンがテレビよりもYouTubeや劇場を優先しているという話をされていたのですが、その仕事の仕方がまさに令和だなと思えて面白かったです。今後の活躍も期待しております。
おわりに
令和ロマンくるまさんに分析というキャラが付きすぎて、どの番組を見ても勉強になる事が凄く多いので、面白くて助かります。本人的には面倒くさいかも知れませんが、もう少しだけ頑張って欲しいです。
本日も読んでくださりありがとうございました!
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