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サッカーが出来ることは幸せ「ヨガ哲学から学ぶ」

「サント―シャ(知足)からは幸福が訪れる」ヨガ・スートラ2章42節

人の苦しみなどは、執着から生まれることがほとんど。その執着にしがみつくのではなく、解放、そして現状に意識を向けることが幸せを感じるために必要だと思います。

〇〇が足りない…

人は欲は絶えず生まれてくる生き物、何かを得てもすぐに求めてしまいます。足りないものばかりに意識を向けてしまうと、既に与えられているものに気づくことはできません。

恋愛においても付き合っているときは一緒にいて当たり前に思ってしまい、感謝を忘れがちになることがあります。結局別れてから初めてその本当の有難さに気づくことがあると思います。

付き合っているときには

・喧嘩が多い
・すれちがい
・考え方のずれ

このような状況では(毎日感謝しよう…)と思ってもなかなかできません。どうしても人は、目の前のことに意識を向けがちになるので、相手の感情や表情、行動などに合わせた対応、反応をしてしまいます。

■チームがありサッカーができることは幸せ

僕は「海外でプロサッカー選手」として活動してます。

20年間サッカーをしていて、あれだけ夢描いていた。それでも(自分なんてなれない…)そう思っていたけど、努力をし続け、小さなころに描いていた「プロサッカー選手」になれました。

1年目は毎日幸せを感じれました。給料も生活ギリギリでしたが、サッカーでお金を貰い生活する。皆に応援され、カンボジアの人々を僕のプレーで何らかの影響を与えている感触。全てが新鮮で日々充実感がありました。

ですが、慣れ、経験から、足りないものに目を向けるようになり感謝することが難しくなっていたと感じています。

僕は結果2年目にはプレーするチームがなかなか決まらなく初めて気づかされました。

「チームがあり、サッカーが出来ることは本当に有難い」

当たり前のことを、人は忘れていってしまう生き物です。その意識、サント―シャ(知足)あるものに意識を向け、感謝する。これを養うためのトレーニングがヨガではできます。

ヨガで大切なことは、客観的な観察力やマインドフルな状態を作ることです。ポーズ(アーサナ)をとるときも、呼吸や身体の位置、使い方に意識を向けます。

このマットの上で行ったことを、日常に活かすことが大切です。より意識を向け、日々に感謝をもっていきましょう。

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