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親の呪いを解いて夢を叶えた話

自分の絵や文章が印刷されるのが夢だった。
それはきっと幼稚園の時ぐらいから。
絵を描くのが大好きで自分の絵が大好きで、それをコピー機で何枚も印刷するのが憧れだった。

小学生の時は漫画家さんに憧れた。
ノートに漫画を描いて、色んなクラスの人に読んでもらうのが嬉しかった。
いつか月刊誌でデビューして、
単行本とか出せたら良いなあと思っていた。

その夢はある日突然追わなくなった。

母親に漫画も画材もグッズも全部捨てられたのです。
こういう衝動的に怒りを抑えられなくなるのは母の生まれ持っての性質で薬の服用が必要だったというのはここ数年でわかったことで、当時はただ感情的に物を壊されたり叩かれたりする手から逃げまどうしかできませんでした。

長年かけて集めてきたコレクションをズタズタにされたショックや、お前なんかが本を出せるわけない、お前なんか誰も必要としてない、仕事になるわけないという言葉に傷つき、それ以降漫画も読まず絵も描かなくなっていました。
親はなんて酷いことを言うんだろう信じないぞと思いながらも、心に深く『自分には価値がない』と刻まれてしまいました。

こんな育ちなので、見事に自己肯定感の低い人間になってしまいました。
認められない心の穴を埋めるために、誰かに認められたくて自己顕示欲の強いマウント女になり友達ができなかった。
だけど異性は自分の性的な部分を認めてくれるもんだからすっかり恋愛依存になっていった。
この苦しみが自己肯定感の低さゆえというのは当時わかってなかった。
だから終わりが見えなくて、原因がわからなくて辛かった。

正直VTuberをはじめた当初もそんなに自己肯定感は高くありませんでした。
それゆえに上手くいかないことも多々ありました。

▼こういう活動してます


そんなわっちは、この活動を通して変わりました。

きっかけは『正解がないことを知った』『心で繋がれる仲間ができた』からかなと思っています。
性の発信をしていくなかで
『〇〇だから』
『〇〇はダメだから』
と断定の発信をした時に
『自分は違う』
『こういう人もいる』
というコメントを頂きました。

そこで
自分にも思い込みがあることに気づいた
色んな価値観があることを知った
その価値観によって『正解』は変わることを知った
誰だって間違えることはあると知った

親の言うことも絶対ではなかったことを
実感できた。

そこから『自分には価値がない』という呪いが解けはじめた。

改めて『自分の価値はどうやって測ったらいいのか』を考える事ができた。

チャンネル登録数?フォロワー数?
それは、仕事における価値にはなるかもしれないけれど自分自身の価値、幸せとは少し違うものだと思った。
チャンネルがBANされた瞬間に価値がないことになってしまう。(ありそうだからこわい)
他人に左右されない自分の軸で価値や幸せを決めたい。
それは応援してくれる一人一人でした。
『数字』に込められた一人一人には命がある。
世界的なYouTuberに比べたら数字は少ないのかもしれないけれど、数字を比べる事で幸せをはかりたくない。
わっちは、今由宇霧を知ってくれている一人一人と信頼関係を築いて性について語り合える事が幸せなんです。
たとえ、今のリスナーと引き換えに登録100万人のチャンネルのリスナーを送り込むよと言われてもわっちはお断りします。
大切な仲間は引き換えられるものや数字じゃなくて人間です。お互いに。

こうやって、自分の幸せを自分の軸で決められるようになってから自己肯定感はとても満たされています。
親の呪いから完全に解き放たれた事で、
自分や仲間を心から信じられるようになった。
そして今日、本が出版されました。

『信じれば願いは叶う』

だけど、信じるまでがとっても大変だったんだ。
今回の本では性知識はもちろんのこと、こういう思い込みを取り外すためのトークが沢山収録されています。
だけど、読むだけではこの本は完成しません。
これはほんのきっかけ。
読んで感じたことや、そこから見えたあなた自身の価値観を大切にしてね。

感想は #ゆうぎり完売大作戦  でツイートしてくれると嬉しいです!!


これからも、みんなで色んな価値観を語り合う居場所を一緒に作りましょう!!

最後に、出版にご尽力いただきました
笠倉出版社様、CIRCUS様、岩室紳也様、あかさあい様、鈴木リズ様、スタジオエクレア様、中村ユキトシ様、ありまなつぼん様、ここまで連れて来てくれた全ての方に感謝いたします。

※すいません、良い事っぽいこと言ったあとにアレなんですけど、わっちの記事にスキを押すと、わっちの性癖に刺さるものがランダムで表示されますw笑って帰ってwww

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