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批判する人の多い世のなか。

昨今、ニュースは批判する人で溢れている。
差別、不倫、政治。
世の中には批判が好きな人がたくさんいるらしい。

もちろん批判することは大事なことで、必要なこと。
しかし、問題の解決に近づく行動を伴わない、生産性のない批判はただの自己満足だ。

世の中には難しい問題があふれている。
地球温暖化、人種差別、戦争、詐欺や自殺。
解決できていない問題がたくさんあって、色んな人が解決するために努力している。

例えばある人が解決案を考えたとする。
するとそれに対してもっともらしく批判をする人が出てくる。
しかし難しい問題なのだから解決案に批判されるような問題点があるのは当たり前だ。

本来なら、もっといい別の解決案を用意して比較するのが生産性のある議論である。代わりのプランを持ってこずに批判する人間は、実際は何も生産性のあることはしていない。

もちろん批判は大事だし有意義だと思う。
しかし批判だけしている人は、それが問題解決に一歩近づく生産性のあることは何もしていないことを自覚するべきだと思う。

実は目標に近づくことを何もしていない行動。
一方で目標に近づく生産性のある行動。

この二つを的確に表す日本語表現があって一般に浸透したら、世の中の議論はもっと有意義で稚拙さのないものになると思う。


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