自分が思う「いま、ちょうどいい」灯りを探す夏
ずっと、繰り返し、何度でも使えるものをできるだけ選ぼうという考え方は私に深く根付いています。
服も日用品も、安いからという理由で買うことはほとんどありません。
一方で私が作るキャンドル「yuge」は使うたびに溶けて形も変わり、やがて灯りとしての役目を終えます。
yugeは側面の湯気のようなぼんやりとした質感が特徴で、模様を作る際は1つずつバランスを見ながら仕上げていきます。
正直なところかなり根気のいる作業で、1日3つ作ったあたりで集中力が切れてしまいます。
手間はかかりますがその時間がとても楽しくて、デザインや灯りの透け具合にもかなりこだわった思い入れの強い作品です。
過去に参加させていただいたイベントでも一番たくさんの方のもとへ渡ったキャンドルでもあります。
でも、モノの買い替えを減らす(見極める)スタンスと、いわゆる「消耗品」を作っていることのズレみたいなものはずっと私の中で課題でした。
いよいよ蒸し暑くなってきた今日この頃、それに真剣に向き合っています。
candle beigeとして、ちょうどいい灯りのあり方をあれやこれやと手帳に書き出しつつ、納得のいく道を模索しています。
肌寒くなる季節にはなにかしらのお知らせをできますように。
これまで告知や制作風景はInstagram頼みなところがありましたが、これを機にテキストでの記録を増やしたくてnote、Twitter、ピンタレストをもっと活用していく予定です。
しばらくは目立った作品の露出が減るかもしれませんが、ぜひ新作ができるまでの過程もお楽しみいただけるとうれしいです◎
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