小沢健二 歌詞論 執筆開始
こんにちは!ユウガタセンチメンタルと申します。
もともと「はてなブログ」に執筆していましたが、この度から「note」でも並行して活動していくことに決めました!
よろしくお願いします。
(なお、「君もまた、青春」という連続小説も「note」にて執筆しているので、もし興味があればご覧ください!)
「君もまた、青春」→https://note.com/yugata_sentiment/n/n145ea6684ee8
では、さっそく…
なにはともあれ、僕にとってシンガーソングライターの小沢健二さんは
大ファンです、人生で最も尊敬する人です、神様です!
僕が小沢健二さんを知ったきっかけは10歳くらいの時にシングルの「強い気持ち・強い愛」と「それはちょっと」でした。
その時はまだ聞き心地がいいなあと感じる程度でそこまで関心はありましたが、親のウォークマンや車内から流れる小沢さんの楽曲の数々に触れて、やがて魅了されるようになりました。
特にその当時、衝撃的だった曲が「ローラースケートパーク」で、初めて聴いた時の鳥肌と感動は、20歳を迎えた今でも脳裏に焼き付いています。
やがて中学生になって尾崎豊さんの楽曲に触れるようになると、歌詞を意識して音楽を聴くようになり、そこで小沢さんの歌詞のインパクトに気づくことになりました。
すると2014年3月20日、突如として小沢さんが「笑っていいとも」に生出演! 僕はこの時、生まれて初めて現在進行形で小沢さんの姿を目撃することとなりました!
それから「魔法的」と「春空虹」の二つのライブを経験し、また一人小沢の歌詞の理解、解釈を深めていきました。
(自慢ですが、今では小沢さんの楽曲の80%の楽曲は細かいフレーズまで詳細に記憶しています!)
そして、これから僕自身が育んできた「小沢健二の歌詞の世界」をnoteを通じて世の中に発信したい!と思い切った次第です。
前提として、小沢健二さんの歌詞を考える上で重要なことがいくつかあると思うので紹介すると、
・あくまで歌詞は解釈の域をでない。
➡小沢さん本人も発言していますが、歌詞の読み取り方は人それぞれであることは抑えておく必要があります。しかしこのブログでは、小沢さん自身の意図を模索するやり方で論じていきたいと考えています。
・年代によって歌詞(音楽性にもあてはまるけど)のメッセージ、世界観、描き方、軸が異なる。
➡アルバムごと、時期ごとに歌詞を分析する必要があります。特に小沢さんの場合は90年代の終わりから渡米をしているため、本人の考え方にも大きな変化が起こっていることは明らかです。その時間軸も気を付けてみていきます。
・歌詞の中には必ず隠されたテーマが存在する。
➡小沢さんの歌詞にはほとんどの確率で隠されたメッセージが隠されています。全体的な歌詞のノリやテンポとは外れたもう一つの世界が描かれていることも稀ではありません。
・歌詞の抽象的、情景的世界観は何かの感情の延長線上にある。
➡これは僕独自の捉え方かもしれませんが、例えば「自然」や「宇宙」と歌詞が展開された過程には「失恋」、「出会い」といった原点となる感情が存在するって感じのことです。つまり広い世界観が描かれたときは必ず想起された表現であることを見落とせません。
・フレーズや言い回しの頻度と変化に着目する。
➡ある意味当たり前かもしれませんね。ただ小沢さんの歌詞を見る上で最も重要な視点の一つであることは間違いありません!
思いつくだけ挙げてみましたが、おそらくそのほかにも存在します!
また思いついたら紹介しますね!
このようにして小沢健二さんの楽曲の一つ一つの歌詞を読み解いていきたいと思います。これは一般的な原点購読に近い活動になりそうです。
課題過多な大学生なので、更新頻度は不定期ですが、できる限り頑張ります!
最後に好きなフレーズを一言
「神は細部に宿る」って 君は遠くにいる僕に言う 僕は泣く
(アルペジオ・きっと魔法のトンネルの先)
改めてよろしくお願いします。
ユウガタセンチメンタル
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