歌詞の考察

Half time Old「なにもの」の歌詞を自分なりに解釈してみた。

◆Aメロ
誰でも1度はありそうな日常

◆Bメロ(1、2)
『何にも(でき)ないけど僕でいれるのは 「何者になるの?」を聞かずにいること』
『何者』になるのか知ってしまったら、これからの人生のレールを知ることになる
→決められたことのみをする機械と同じ = これから起きる出来事が予想出来てしまってつまらない
→『何者』か知らずに『何も(でき)ない』と思っていた方が『僕でいれる』(自分らしく生きていける)ということ

そう解釈したとき、「自分は何者なのか」ということを、今までずっと自分自身に問いてきた。
「何のために生まれてきたのか」ということを自問自答していた。
この問いのおかげでいろいろなことに興味をもって取り組めていると思う。
だけど、時々その問いのせいで自分自身が追い詰められることもある。

「自分は何者なのか」ということを考えずに生きることが、本当の姿、ありのままの自分でいられることなのかもしれない、と新しい別の考えを知った。

◆サビ1
『その全てが僕にとってとても重要で それでいて些末なものに思える 今答えるよハイデガー そうだな聞こえるよ 借りてきてそのまま冒険と呼んで』

前半『その全てが僕にとってとても重要で それでいて些末なものに思える』
日常の出来事(Aメロの歌詞)は些細なこと(『些末なもの』)。
だけど、その出来事1つ1つが人生のピースで、そのピースが集まって自分(『僕』)を形作っているということ。
という風に解釈した。

『ハイデガー』
自分の知識不足だが、これは架空の人名だと思って聴いていた。
だけど、何回か聴いた後、なんか気になって調べてみたら、実在したドイツの哲学者「マルティン・ハイデッガー(または、ハイデガー)」だった。
『ハイデガー』が唱えていたことに対して、やっと主人公が意味を理解して答えを出したんだと思う。

『借りてきてそのまま冒険と呼んで』
この部分はまだ理解できない。
『ハイデガー』唱えていたことについて知れば理解できるのだろうか。
または、そもそも理解力不足か。
『ハイデガー』について詳しく知りたくなった。

◆Cメロ
『許してやれと想いは離れど 僕を受け入れていこう そして少しでも笑えるように暮らしてみよう 歩こう 汗をかこう』

『許してやれと想いは離れど』
ここも意味を理解できない。
少しも意味が思い浮かばない。
少しでも意味が思い浮かぶことがあればぜひ教えていただきたい。

『僕を受け入れていこう』
どんなことがあっても、どんな選択をしても、すべて『僕』なんだと受け入れよう。
『僕』(自分自身)を愛そう。
そういう意味だと思った。

◆ラストサビ前
『何者になろうとも 僕はとても軽薄な取るに足らないものに思えた でも誓えるよハイデガー そうだな愛故に存在は続いていく』

『何者になろうとも 僕はとても軽薄な取るに足らないものに思えた』
単純に主人公は自分に自信がない人なのかと思う。
自分のことを過小評価している気がする。
そういうネガティブな考えの自分が嫌いだと思っている気がする。

『でも誓えるよハイデガー そうだな愛故に存在は続いていく』
『ハイデガー』とこの曲の歌詞がどう繋がっているのか。
「どういう意味なんだー!!」と叫びたくなるほど非常に気になる。
でも、結局は『愛』につながるのかなと想像する。

逆に言うと、『愛』がなければ存在はしなくなるのか、と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?