良いと思う点は皆違う

最近、初心者を対象にギターを教えている

ちょうど今日がギターレッスンの日

内容は自分がギターを教えているAさんと、一緒にギターを買いに行くというもの

陳列されているギターの違いやそれぞれの良さ、選ぶポイントなどを話しながら買いたいギターを見定めていく

Aさんが買いたいギターの条件などは、

・初心者で初めてギターを買う

・予算は3万円まで

・弾く用途は一人で気軽に弾く程度(ライブをやる予定はなし)

・種類はアコギ(エレアコ含む)

というものだった

そこで、自分が思う選ぶポイントとしては、

・見た目(色や形)

・握りやすさ(ネックの太さ)

・ギター本体の状態

・サウンド

ということをお伝えして、Aさんは最も好条件なギターを選んで購入した

その後、興味本位で高いギターを弾いてみることにした

そして、ギターを購入した人にもギターを持って試奏した

そうしたら、Aさんが「こっちのギターの方が軽いんですね」と言って、

小さな声でぼそっと「軽いギターの方が良かったかも」と言った

そのとき、軽さも重要視していたんだと気づいた

今まで会話の中でAさんは軽さについて全く言っていなかった

しかも、アコギはエレキと違って、自分はそこまで重さが変わるわけでもないと思っていた

Aさんはギターを買った後だったというものあり、あまり気にしていない様子だった

しかしギターを選ぶポイントとして、自分以上にAさんは軽さを重視していたのかもしれない

自分は重さは重要ではないと思い込んでいた

良いと思う点はみんなそれぞれ違うのだと気づかされた

・自分とAさんの考えは同じ、という思い込みは良くないということ

・Aさんのニーズをしっかり聞き出せていなかったこと

教えている立場として、未熟さを感じた

仕事でもお客さま対応は学んでいたつもりだったけど、全く実践できていないことを痛感した

もっと相手の考えを聞き出して、相手のニーズに合ったものを伝えていけるように努力しようと思う

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?