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響木アオというアイドルについて、結果発表

次世代のアイドル、響木アオ。彼女に課せられた『響木アオを応援するラジオ』の打ち切り課題『スタートの合図の MV の 100 万再生は当たり前のように達成されなかった。

いやーホントしょうがないですよね、こればっかりは。

今回の企画は応援企画だったワケ。ノータッチで結果発表は出来ないワケ。募集記事に " 彼女の魅力を世界中に知らしめ、MV の再生数が 1 億を超えてしまうような文章 " とか書いてるからね。ウケる......

でも後悔はしていない。やって良かったなと思う。周りから見たら泥舟かもしれないが、乗ってしまえば楽しいものだった。この企画を響木アオさんの布教に使ったり、期間終了後も記事を書いたりしてくれた人が居ることは一番の喜びだ。期間中、色々なことがあった。興味がある人は他の記事を読んで欲しい。

むしろ問題なのはこの結果発表、誰も求めてないんじゃないかってことだ。大根と大根おろしが誰に手に渡るのか、知りたいやつおる?

しかし、誰かに大根を渡さなければこの企画は完結しないのだ。困った……誰が犠牲になるのか、盛大に発表せねばならない。というわけでこの記事はクリスマスイブに公開されるなんならイブに書いている。良い子に大根をプレゼントするサンタみたいなものだ。助けてくれ。

受賞者発表

さて、結果発表だ。

大根(10kg)と栄誉(本当に?)を獲得したのは……

……

ひかげ つきみさんです!

おめでとう!!

さて、選考理由だが……実は記事の出来の良さの優劣で選んだのではない。選考基準も公表していた訳なので、それに準ずるのが誠実だろうと考えた。応募期間が終わってから 2 週間以上、結構唸って考えていた。

しかし、なんというか……そういう観点で選ぶようなものでは無いと考えるようになった。文章に巧拙はある。しかし、誰もが響木アオについて真剣に考えていた。そこに優劣はない。で、だ。

この企画には色々な人が関わっている。記事を書いてくれた人はもちろん、書こうとした人、記事を読んで感想を呟いてくれた人、告知や宣伝を RT してくれた人、いいねしただけの人、見ただけの人、関わり方はそれぞれだが沢山だ本当にありがとうございました

しかし、この企画を実行に移そうと考えた時、最初に声を掛けたのはひかげさんだった。何故と言われても困る。出来レースと言われるともっと困る。彼は熱心にこの企画を宣伝してくれた。居るわけがないだろう「賞品の大根目当て」でも良いなんてなりふり構わない宣伝文句も飛び出した。

宣伝や告知はめちゃくちゃ心が折れる行為だ。あまりファンの皆さんともフォロワー・フォロイーの関係にもなっていない。だから一人ひとりの RT はこの企画の命綱だった。彼が居なければこの企画は頓挫していたに違いないそれは記事の巧拙よりも優先すべき事柄に思えた。そういう訳で受賞者は彼だ。

以下に寸評を載せておく。総勢 17 件の投稿があった。本当にありがとう。

結構長くなってしまったので、先に書いておこう。これを見ている全ての皆さん、見ていないがこの企画を知っている方々、知らなかった人、これから知る人、ありがとうございました。皆さんが響木アオというアイドルについて、知る・理解を深めるキッカケになれば幸いです。

では寸評だ。時間がある時に読んで欲しい。BGM も載せておく。では。

寸評

一つ目。愛が重い系バーチャルYouTuberのまつりぴさんによる記事である。募集の投稿開始日時を間違えて数日前には書き上げて準備していた強者だ。ありがとう、感謝してもしきれないものがある。

二つ目。チロリィーノさんの記事だ。応募要項や note での記法について何度もこちらに確認しながら記事を書いてくれた。企画を言い出すだけでなく、ちゃんと運営する責任があると気づかせてくれたのが彼だった。

三つ目。だいすけさんによる入門書だ。分かりやすく、そして特にどこを推したいのか上手くまとまっている。そう、" ラジオには動画や生放送と違った良さがある " のだ。備えよう、最終回に。

中川りゅーえーさんによる最高に魅力的な " 響木アオ " が凄いだ。受験期にも関わらずタイトルから内容に至るまで何度も改稿されているのを確認している。ぜひ志望校に受かって愛の力を証明してほしい。

もんじさんはコラボ相手であるたこ虹ファンの立場から書いてくれた。マクロスのリン・ミンメイについても触れるこの文章は、今と80年代を繋いで響木アオの魅力に迫っている。この企画がなければこの文章は世に出なかったという事実に思い至り、思わずガッツポーズをした。

りんつさんの記事はまずサムネから素敵だ。バーチャルとリアルを飛び越える響木アオを支えるのは彼のような熱いファンだ。ちなみに彼はサークル「そらとも」として、ときのそらの合同同人誌をコミケにて頒布予定だ。(リンク)総勢70名による200p超、凄まじいの一言だ。

即席さんは商用に耐えるレベルの記事を書いてくれた。彼は自身のブログでも響木アオについての記事を 8 件投稿(リンク)している凄腕だ。緻密な筆致から最後のセンテンスへの運び、これは見習いたい技術であり乗っている気持ちも本物だ。

きのこさんの記事は紹介記事であると同時に一つの宣言、そして一つの愛、つまり祈りだ。一人の人間がアイドルに出会い、そして変わる様が克明に描かれている。彼はこれからも変わり続けるだろう、響木アオのためにだ。

対照的にモロミさんは変われなかった側の立場、枯れた情熱を持って記事を書いてくれた。動画やラジオを見逃し、限定 CD を買いそびれ、ライブ開始前に帰宅して、それでも記事は書ける。彼女の歌が、彼女のことが好きなのは本心だからだ。いつか彼がサイリウムを振る日もきっとくる。

ひかげ つきみさんの記事は考察と銘を打ちながら一種の叫びだ。彼については上でも書いたからもう良いだろう。

えらきろさんの記事は着眼点が素晴らしい。男ばかりということは即ち、片手落ちの状態で 100 万再生という課題に挑んでいたことになる。男女合わせて 1 + 1 = 200 なので 100 倍だ。達成も余裕だ、勝ったと言ってもいい。

むつぎはじめさん、メキシコからのエントリーだ。メキシコというのは note のエディタがニューメキシコの荒野のような惨状だったことに由来する方言だ。この企画で騒がしくしていたことで獲得したファンというわけだ。手柄と言ってもいい。

言葉 藍音(ことは らんね)/ことらんさんリンク)は現代詩を学んでいる最中のカスタムキャスト新人Vキャスターだ。Vキャスターとしての活動の一環としてnote にアカウントを開設したところ、私の記事が目に入ったようだ。これも手柄と言っていいだろう。今後の活動にも期待したい。

よねさんの記事は今回の 100 万再生という課題について全面的に肯定するものだ。難しいからこそ良い、これは挑戦だから。なるほどロックである。ところで私はアイドルはパンクだ、アティチュードだという立場にあるため、いつか彼とは響木アオはロック / パンク論争に発展するだろう。

tomsou8 さんの記事は特にライブ・現場の熱を伝えるものだ。文章では伝わりづらい熱気も動画を添えることで良く分かるようになっている。彼女のライブをする先ではスーパーの売場から大根が消えることもある。アイドルの活動は食卓にも影響を及ぼすのだ。

ラストを飾ったのは ezuki さん。響木アオのフロンティア精神と、世界に拡がってゆくバーチャルアイドルについてだ。彼女の立つは世界を変えてゆく最前線。アイドルの前に道はなくアイドルの後ろに道は出来るのだ。

終わりに

改めて、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

もしかしたら似たような形で、そしてより良い形で、もっと規模を大きくして企画をするかもしれない。その時もまた協力をおねがいするだろう。

そして、同じような企画をしたい人がいれば是非協力したいと思う。

最後になるが、響木アオさんの益々のご活躍をお祈り申し上げてこの記事の結びとしたい。メリークリスマス!

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