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血🩸を取った。

昨日は、何年ぶりかに、血を取った。

実は私、吸血鬼なんです。
もう、我慢できず、
血を取らせて頂きました。

なんてストーリーだったら、
面白いかな?

昨日は、65人分の採血の日で、
私は介助で血を取る必要はなかったんだけど、
なんせ、血を取るために、みんな朝ご飯を食べていないから
「まだなの?」
と、段々殺気立ってきて、
あ〜、分かった! 私も、採血しますよ。
…と言う状況になった。

最後に採血したのはイツダロウ?
記憶にない。
そんなで採血して良いのか?

始めの2人くらいは、軽く手が震えた。
だってさ、人にブサって、針刺すんだよ⁉︎
血管外したら、血は取れないんだし。
外したら、「え〜〜〜!」って、言うよね?

でも、軽く手が震えても、
ふつ〜うに、血は取れた。

自分がどんなに不安でも、相手を不安にさせないために、
自分の不安は隠しきって仕事をしている。

心の中は、
「アレ? 取れちゃうなぁ?」

あとは、ガンガン血を取りまくり、
65人の採決は一時間で終わった。

しかも、
「瑜伽さん、上手いじゃない。すごく早いし。」
なんて、採血の順番待ちしてる人が褒めてくれて、
「恥ずかしいから見ないで〜。」
なんて言う、余裕さえあった。

昔、出来たことって、やれば出来ちゃうんだね…。

そして、最後の最後に、100歳の方の採血をした。
針を刺したら、血管がムチャ硬い。…さすが100歳!
血管を刺したら
「いで〜〜〜。」
と言った割に、刺されながら恐ろしいほどお喋りして、
その度、針の刺さった手を振った。
身振り手振りでおしゃべりするタイプ。
血管が硬いお陰か、針は全然抜けず血は取れた。
はぁ〜。

これを読んで、
「採血、こわっ。」
と、思った方、私のようなのは稀で、
ほぼいないからご安心下さい。

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